ローマ税関、今治タオルに放射性物質の検査要求 通関できず
日本有数のタオルの生産地、愛媛県今治市からイタリアに空輸されたタオルが、
福島第1原発事故の影響でローマ空港で放射性物質付着の有無を調べる検査を求められ、
通関できなくなっていることが30日、四国タオル工業組合(今治市)への取材で分かった。
組合によると、通関が止まっているのは、イタリアの小売店向けに24日に出荷した
ハンドタオルやバスタオルなど約150枚。検査料を負担して現地で検査を実施する予定。
今後は日本の公的機関の「放射性物質の付着はない」との証明書を添付すれば輸出できる見通し。
組合の木村忠司事務局長は「1月にミラノであった展示会に出展し、
欧州への輸出拡大に向けてこれからという時。きちんと対応したい」と話した。
産経新聞 2011.3.30 12:18
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/dst11033012180021-n1.htm