【原発】被曝の3作業員、28日退院 放医研「健康への影響ない」

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1非常勤φ ★
 東京電力福島第1原発3号機で作業中に両足を被曝(ひばく)し、放射線医学総合研究所(放医研、千葉市)に
入院した関電工の社員2人と同社下請け社員1人について、治療を続けている放医研は27日、「被曝した部分の
皮膚などに変化はなく、健康への影響はないと思われる」との見方を示した。3人は28日午後には退院する予定。

 短い靴で放射性物質に汚染された水に漬かり、くるぶしより下の部分を局所被曝した関電工の社員2人について、
放医研は「やけどの初期症状である紅斑などが皮膚に表れておらず、やけどをしていない可能性が高まってきた」
と分析。当初は局所に2〜6シーベルトの被曝があるとの可能性を示していたが、「症状からすると3シーベルト以下
ではないか」としている。

 また、確認された体内被曝については、「両足の放射線物質の影響で正確な数字が測定できない」としながらも、
「両足の放射性物質を加味したとしても健康への影響はない放射線量」と説明した。

 放医研によると、3人とも食事をしっかりと取っており、体調に異常はないという。今後も体内被曝の測定などを
続けた上で、いずれも28日午後には退院する予定。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110327/dst11032715450040-n1.htm