【東日本大震災】ガソリン給油待ちの車内 練炭使い82歳の男性が死亡 福島県棚倉町 3/27

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震災の影響でガソリンなどの燃料不足が続くなか、27日、福島県棚倉町のガソリンスタンドで、
給油のために順番待ちをしていた82歳の男性が車の中で死亡しているのが見つかりました。

警察は、男性が寒さをしのぐために練炭を使い、一酸化炭素中毒で死亡したとみて調べています。
27日午前7時ごろ、福島県棚倉町の国道沿いにあるガソリンスタンドの近くで、給油のために順番待ちをしていた
軽乗用車の運転席で男性が倒れているのをガソリンスタンドの従業員が見つけました。

警察官が確認したところ、倒れていたのは近くに住む82歳の男性で、すでに死亡していました。
警察の調べによりますと当時、車のエンジンは止まっていて、運転席には火鉢があり、
中には燃えたままの練炭が残っていたということです。

福島県内は、震災の影響で、ガソリンや灯油などの燃料不足が深刻で、このスタンドでも
早朝から70台以上の車が給油のため、順番待ちをしていたということです。

死亡した男性の車の窓はほとんど閉まっていたということで、警察は、給油の順番待ちをしていた男性が、
寒さをしのぐために車内で練炭を燃やし、一酸化炭素中毒で死亡したとみて、詳しい状況を調べています。

今回の震災では、岩手県奥州市でも18日、車の後部座席で石油ストーブをたきガソリンスタンドの
給油待ちをしていた男性が死亡していて、消防などが、車の中でストーブなどを使わないよう
注意を呼びかけていました。

NHK 3月27日 15時27分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110327/k10014929571000.html