香川大は25日、同大学教育開発センターの男性准教授(45)が先月、JRの車内で乗客の女性に暴行し、
けがを負わせていたと発表した。
坂出署は傷害容疑で捜査している。大学は准教授の処分を検討するとしている。
同大学の説明によると、准教授は2月1日夕、岡山県内に帰宅するため、高松発岡山行き快速「マリンライナー」に乗車。
近くに座っていた女性客が坂出駅で下車する際、准教授の足を踏んだかどうかを巡ってトラブルになり、
女性の顔や胸を殴って約10日間のけがを負わせたという。
准教授は昨年4月から、同センターで1、2年生を対象に英語を教えていた。少林寺拳法3段といい、大学の調査に対し、
「かっとなってやってしまった。女性にも大学にもおわびしたい」と話しているという。女性と准教授の間ですでに示談が
成立しているという。
この日記者会見した一井真比古学長は「本学の職員がこのような事件を起こし、深くおわび申し上げる」と謝罪した。
同大学は人事審査委員会で処分を検討する。学生らの相次ぐ不祥事を受けて、大学が再発防止策に取り組んでいる中での
教職員の不祥事に、一井学長は「結果として、足りなかったということだ。別の対策を考えなければならない」と
厳しい表情を見せた。
ソース
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110325-OYT1T01034.htm?from=main4