東京都は24日、都関連の財団が運営する農林総合研究センター江戸川分場(江戸川区)で露地栽培されたコマツナから
食品衛生法の暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える890ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
市場には流通していない。
都内で栽培される農産物から規制値を超えた放射性物質が検出されたのは初めて。21〜22日の降雨が影響したとみられる。
都農林水産部は「今回の値では健康に影響はない」としている。
また、厚生労働省によると、愛知県が23日、
名古屋市の市場で撤去した茨城県鉾田市産のパセリから4400ベクレルの放射性ヨウ素が検出された。
規制値(同2000ベクレル)の2.2倍に当たる。政府は23日に出荷停止を要請していた。【石川隆宣、野倉恵】
<放射性物質>都内のコマツナ暫定規制値超す 市場流通せず
毎日新聞 3月24日(木)23時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000196-mai-soci