【原発問題】ブロッコリーやキャベツなど新たに11品目の野菜に放射性物質 [3/23 9:06]

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1道民φ ★

11品目の野菜に放射性物質

  福島県や茨城県で生産されたブロッコリーやキャベツなど、新たに11品目の野菜から
  国の暫定基準値を超える放射性物質が検出されたことが分かりました。中には基準値の160倍を超えているものもあり、
  厚生労働省はこれらの野菜を食べないよう呼びかけています。

  厚生労働省によりますと、新たに検出されたのは、いずれも、21日、福島県と茨城県で採取されたあわせて11品目の野菜です。
  このうち、▽福島県本宮市で生産された茎立菜(くきたちな)という葉物野菜からは国の暫定基準値の164倍に当たる
  8万2000ベクレルの放射性セシウムが検出されました。また、いずれも福島県の▽川俣町で生産された信夫冬菜(しのぶふゆな)
  という葉物野菜からは基準値の56倍に当たる2万8000ベクレル、▽西郷村の山東菜(さんとうな)からは基準値の48倍に当たる2万4000ベクレル、
  さらに、▽飯舘村産のブロッコリーからは基準値の27.8倍に当たる1万3900ベクレルのそれぞれ放射性セシウムが検出されました。
  このほか、福島県産のきゃべつ、小松菜、かぶ、ちじれ菜、アブラナ、紅菜苔(こうさいたい)、
  そして、茨城県産のパセリからも基準値を超える放射性物質が検出されています。
  また、原乳も新たに▽茨城県の水戸市と河内町で21日までに採取されたサンプルからも基準値を超える放射性物質が検出されました。
  このため、これらの野菜や原乳については、23日にも政府から原子力災害対策特別措置法に基づく摂取制限や出荷制限が指示される見通しです。
  厚生労働省によりますと、検出濃度が最も高かった茎立菜は一日100グラムを10日間食べ続けると1年間に受ける
  自然の放射線量のほぼ2分の1に相当するということです。厚生労働省はいずれの品目も直ちに健康に影響を与える数値ではないとしていますが、
  これらの野菜を食べないよう呼びかけています。

NHK 3月23日 9時6分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110323/t10014841561000.html