【原発問題】保安院検査官、事故発生後、原発から撤退していた 西山英彦審議官「人間が暮らすには不便が多かった」 [03/23 01:34]

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★安全性に問題…保安院検査官、原発から一時撤退

 東京電力福島第一原子力発電所の事故に絡み、経済産業省原子力安全・保安院の検査官が
事故発生後に約1週間、同原発を離れていたことが分かった。

 西山英彦審議官は22日の記者会見で、一時撤退した理由について
「安全性に問題があり、人間が暮らすには不便が多かった」と述べた。

 検査官は各地の原発に赴いて、原発の運営を監督している。保安院によると、今回の事故では
検査官7人が同原発で業務に当たっていたが、15日に現地本部が福島県庁に移った際、
ともに県庁へ移動。22日に、検査官2人が同原発内の施設に戻った。

 西山審議官は、「食料をどう運ぶかという問題もある。組織的な後方支援体制が取れなかった」と説明。
「最前線で実態を見ずに東電側にアドバイスできるのか」と問われると、
「そこは選択の問題。色んな困難を考えて当時は出たが、再配置した」と答えた。

(2011年3月23日01時34分 読売新聞)
▽ソース (YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110323-OYT1T00078.htm?from=main7