栃木と群馬の2つの県でとれたほうれんそうなどから、国の基準値を超える放射性物質が
検出され、各県は農業団体などに対して、県内産のほうれんそうなどの出荷の自粛とすでに
出荷したものの自主回収を要請しました。
いずれも、直ちに健康に影響を与えるレベルではないとしています。
これは、2つの県の知事が20日夜、記者会見して明らかにしました。それによりますと、
栃木県と群馬県で取れた野菜を検査した結果、栃木産のほうれんそうと、かき菜、
群馬産のほうれんそうから、放射性ヨウ素131という物質が食品衛生法の暫定基準値である、
1キログラム当たり2000ベクレルの1.04倍から最大で2.85倍に当たる
5700ベクレルが検出されたということです。また、栃木のほうれんそうと群馬の
かき菜からは国の基準値の1キログラム当たり500ベクレルと同じか、1.58倍の
放射性セシウムという別の放射性物質も検出されたということです。栃木県と群馬県では、
農業団体などに対して、県内産のほうれんそうと、かき菜の出荷の自粛と
すでに出荷したものの自主回収を要請しました。国の基準値は余裕を持って設定されており、
いずれも、直ちに健康に影響を与えるレベルではないとしています。
*+*+ NHKニュース 2011/03/21[07:53:32.31] +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110321/k10014804331000.html