東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所で、冷却機能が喪失した1、2号機の
配電盤兼変圧器に外部からの送電線を引き込んで接続する作業が完了した。
20日朝から2号機内部の機器を点検し、その後、緊急炉心冷却装置(ECCS)などの系統に
つながる大容量のポンプを動かし、原子炉や使用済み核燃料貯蔵プールなどを効果的に冷やす
冷却システムが稼働するかを確認する。
同原発では、地震によって停電したほか、ECCSなどを作動させる非常用ディーゼル発電機も
津波の影響などで破損した。
▽読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110319-OYT1T00630.htm