ダライ・ラマ14世は11日の東北関東大震災を受け、菅直人首相に書簡で、
「日本で起こった地震と津波のニュースに、衝撃と悲しみを感じている」などと
伝えた。13日には居住地のダラムサラ(インド)で般若心経を唱える法会を開催した。
ダライ・ラマ14世は犠牲者に祈りを捧げるとともに、ご家族や周囲の方々に哀悼の
意を表しました。また、日本政府の防災対策と被害の拡大を食い止めるべく続けて
いる努力に対し、畏敬の念を示した。
ダライ・ラマ14世は東北関東大震災を受け、ダラムサラで13日から約1日をかけて
般若心経を10万回唱える法会を開催。同地の多数の寺院の僧侶や尼僧、一般の
チベット人が参加した。
ダライ・ラマ14世は、自らも般若心経を日ごろから唱えている僧侶だとして、
「日本の仏教徒がこの苦難に際し般若心経を唱えることはとてもよいことだ。
被災して犠牲となった尊い方々の助けとなるのみならず、一層の災害を防ぐ
助けにもなる」と述べた。(編集担当:如月隼人)
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