【社会】白血病の中国人少女を支援する「付娜(ふな)ちゃんを救う会」が、新たな募金事業

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ちゅら猫 ◆CHURa3Ewlc @ちゅら猫φ ★
「絵手紙」本:「みぽりん」の思い、小中学校へ 寄贈のため、寄付呼び掛け /高知
◇悪性脳腫瘍13歳で他界、岡田美穂さん
◇県内84カ所寄贈、市民団体が寄付呼び掛け

白血病の中国人少女を支援する市民団体「付娜(ふな)ちゃんを救う会」が、新たな募金事業に乗り出した。
幼少の頃白血病にかかり、7年前に悪性脳腫瘍のため13歳で他界した「みぽりん」こと岡田美穂さんの絵手紙
などをまとめた本168冊を、高知市内の小中学校など84カ所に寄贈するため寄付を呼び掛けている。
同会は「子どもを中心に読んでもらい、命の大切さや健康のありがたさを感じてほしい」と話す。【千脇康平】

寄贈を予定しているのは、「みぽりんのえくぼ」(1890円)と「みぽりんのえくぼ ポストカードBOOK」
(1050円)=ともに文芸社=の2冊1セット。県立図書館▽高知市民図書館▽高知市内小中学校−−など84カ所に
贈るため、本購入費約18万5000円を目標額に設定。県内企業にも呼び掛けるという。

骨髄ドナーが見つかったにもかかわらず、経済的な理由から手術を受けられない付娜さん(18)を紹介する
テレビ番組をきっかけに、高知市の近森正博さん(62)が08年末、同会を設立。県出身の漫画家、
やなせたかしさん(92)らの寄付で約1100万円が集まり、09年3月末に骨髄移植手術が実現した。
手術後、しばらくは拒絶反応が出るなどしたが、現在は1カ月に1回通院治療を受けるだけ。
今月の検査入院の結果次第では、半年に1回で済むようになる可能性が高いという。
同じ白血病を患った岡田さんが359枚書き残した絵手紙などに心打たれたという近森さん。
「病気に苦しむ子どもたちのため、それぞれが『自分に何ができるか』を考えるきっかけになれば」と話している。
募金期間は今月末まで。(問い合わせ先、電話番号略)

毎日新聞 3月13日(日)15時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110313-00000168-mailo-l39