【政治】「1時間近く視察したことは現場の作業を遅らせる一因に」 〜政府、後手の対応 菅首相の原発視察が混乱拡大との見方も★12

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1依頼スレ279@上品な記者φ ★
菅直人首相は12日夜、福島第1原発について「一人の住民も健康被害にならないよう全力で取り組む」と強調した。
ただ、原発で爆発が起きたことで、政府の危機管理能力が問われることになった。
「最悪の事態を想定」(枝野幸男官房長官)してきたはずなのに、退避指示の範囲を徐々に広げた。
爆発の事実を発表したのも発生から2時間以上たってからで、官邸の混乱ぶりがうかがえた。

しかも首相が12日朝現地を訪れ、1時間近く視察したことは現場の作業を遅らせる一因になったとの指摘もあり、
責任を問われかねない。

「国民の安全を第一に考えて対策を取ってきた。周辺住民が健康被害に陥らないよう全力を挙げたい」

12日夜の会見で、首相は原発への対応をこう強調した。ただ、爆発とは言わず「新たな事態」と形容するにとどまった。

首相は12日午後の与野党党首会談で原発に関し「危機的な状況にはならない」と強調していた。
会談中に官邸側は「会談後、首相と官房長官の会見を行う」と発表した。爆発が起きたのは会談の最中だった。

会談終了から1時間半以上たって単独で会見した枝野氏は首相が会見をいったんキャンセルした理由について
「首相は、メディアを通じてメッセージを伝えるのは大変重要だと思っていたが、
それ以上にこの事象(爆発)にしっかりと対応することが重要だとなった」と釈明した。(>>2-4へ続く)

産経新聞 2011.3.12 23:21
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110312/dst11031223220294-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110312/dst11031223220294-n2.htm
前スレ ★1の投稿日2011/03/12(土) 23:58:25.68
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1299998099/
2名無しさん@十一周年:2011/03/13(日) 20:19:46.30 ID:qh9C7KkS0
東京電力は頑張ったよ・・・
http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/201103122050.pdf

3月11日16時   1号機、2号機冷却用非常エンジン機能不能が発覚、電源車待ち。
      23時   電源車到着。
3月12日 0時   2号機水位安定。注水不能。
       1時   1号機、温度上昇。水位不明。
       2時   1号機屋内の放射線レベル上昇。
       3時   1号機、2号機共に「早急に」原子炉格納容器内から放射線を含む蒸気を放出する緊急措置を政府に提案。
    3時12分   ★菅総理会見。「明日の午前中、福島原発に視察に行きます!」
       4時   1号機原子炉内、ドライウェル圧力が840キロパスカルを突破。設定値の倍の圧力。

            ★政府が東京電力に対し、総理が到着するまで蒸気放出待機命令。
            http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1417707.jpg
            ★この間、1号機内の圧力は上がり続ける。
            http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/pictHD/20110312-210312118-223.jpg

   7時30分    ★総理到着
            http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1417709.jpg
   8時30分    ★総理帰宅
      9時    ベントを空け、蒸気を放出しようとするも、2つのうち1つが圧力がかかりすぎて開かない。
     10時    水位低下が止まらず。
     15時    核燃料の上端が水面上に露出。原発周辺でセシウムを検知。
  15時36分    水素爆発。
3名無しさん@十一周年:2011/03/13(日) 20:19:52.91 ID:rcdT8H7n0
■ 菅直人 福島第一原発強行視察 失態まとめ【改訂版】

・初期対応を行うべき一番重要な時間帯に官邸を空け、移動時間に使った。

・逼迫しギリギリの状況下にあった福島第一原子力発電所に、受け入れ体制の負担を強いた。

・ヘリで移動中もし事故にあった場合、指揮系統が混乱し、今回の災害の被害が
 さらに拡大する可能性があった。

・異常に内圧の高まった1号機のベント(圧力開放)作業が、菅の被ばくを避けるため、
 中断されていた可能性が高い。この間、炉圧が高まりすぎてバルブが開かなくなり、
 後のトラブル拡大に繋がったという分析もある。対照的に、3号機のベント作業は
 比較的スムーズに行われた。また、限界近くまで圧力の高まった1号機の容器から
 原子炉建物内部に水素が漏れ、結果的に爆発へとつながった。

・菅が安全の確保されていない状態の原子力施設に不用意に近づいたたいめ、
 福島第一原子力発電所は安全という間違ったメッセージを国民に与えてしまった。
 結果として、周辺住民の避難行動が遅くなり、住民の被ばくにつながった可能性がある。

・今回の視察では、ヘリで飛び立つシーンやヘリの内部、ヘリから降り立つところまでの映像を
 《内閣広報室》が詳細に記録しており、最初からパフォーマンス目的だった疑いがある。
 当日夜の会見でも、唐突に自分が朝一番に現地視察したことを不自然にアピールしており、
 視察は最初から支持率アップ目当てのパフォーマンスだった可能性が極めて高い。
 http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/pictHD/20110312-210312118-223.jpg
 http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1417709.jpg