【福島原発】福島原発一号機で爆発事故、4人が怪我…格納容器内の高圧蒸気が原因が[03/12]

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1 ◆TOFU75Z77Q @甘味処「冷奴」φ ★
 12日午後3時36分頃、東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)1号機建屋付近で、
ドーンという大きな爆発音とともに白煙が上がり、原子炉建屋が骨組みを残して吹き飛んだ。

 同日夜、記者会見した枝野官房長官は「格納容器と建屋の間にたまった水素による爆発で原子炉建屋の壁が崩壊した」と語った。

 残存した格納容器には損傷はないが、原子炉内の燃料集合体の一部が高熱で溶ける炉心溶融が進み、
過酷事故に発展する恐れがあるため、東電は、炉内に核分裂を抑えるホウ酸と海水を注入し、
核分裂が連続して起こる再臨界に達しない措置をとることを政府に伝えた。専門家は「廃炉覚悟の最終手段」と分析する。

 東電によると、爆発時、原子炉建屋内にいた同社社員2人、協力会社2人の計4人が負傷。病院に運ばれたが、意識はあったという。
社員らは圧力が異常に上昇した格納容器内の水蒸気を逃がす作業をしており、
格納容器内から噴き出した高圧蒸気が爆発につながった可能性もある。

ソース 2011年3月12日22時11分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110312-OYT1T00519.htm?from=main1