宮城県沖を震源とする震度7の地震が発生した11日午後、東京・永田町の国会議事堂にも悲鳴が響き渡った。
国会内にある民主党国対事務局。大きな揺れが押し寄せると、女性職員が「キャー」「何これ!」と悲鳴を上げる。
安住淳国対委員長は廊下に飛び出し、「これ、でかいぞ!」と声を上げる。
宮城県石巻市を選挙区とする安住氏。携帯電話で地元と連絡をとろうとするが、「電話つながらねぇ…。
うち(の母親)は生きているんだろうなぁ!」と叫びながら、国対委員長室に戻る。
参院では、菅直人首相も出席して参院決算委員会の審議中だった。
「委員会は止めるかもしれないぞ」
「首相は官邸に帰ってもらえ!」
「だったら官房長官、官房長官、ともかく官邸に行け!」
怒号にも似た声が国対事務局に響きわたった。
決算委員会は午後2時50分すぎ、鶴保庸介委員長(自民)が休憩を宣言。首相はただちに官邸に戻った。
ソース
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110311/plc11031116110025-n1.htm