子どもの貧困をなくそうと活動している高校生のグループが、児童養護施設の子どもたちに
楽しんでもらおうと、10日、自分たちで集めた寄付金をもとにケーキ作り教室を開きました。
このケーキ教室は、子どもの貧困をなくそうと活動している東京の高校生の
ボランティアグループが、家庭の事情などで親と暮らせない子どもたちに楽しんでもらおうと、
デパートの協力を得て開いたもので、都内の児童養護施設で暮らしている5歳から
16歳までの子どもおよそ20人が招かれました。ケーキの材料などは、
先月、高校生たちが、バレンタインデーに合わせて寄付金付きのチョコレートを
販売して集めたお金で購入しました。教室では、職人の飾りつけの見本を見て、
子どもたちが高校生に手伝ってもらいながら、色付きのチョコレートをこねて
花の飾りを作ったり、いちごを並べたりして、楽しそうにショートケーキの
飾りつけをしていました。児童養護施設の職員の斉藤裕美さんは「子どもたちは、
初めての経験でとても楽しんでいました」と話していました。高校生グループのリーダーの
河田紗弥さんは「チョコレートを買ってくれる人がいたから、子どもたちの
この笑顔を見ることができました。寄付に協力してくれた人たちに感謝しています」と
話していました。
*+*+ NHKニュース 2011/03/11[07:00:05.98] +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110311/k10014588051000.html