★民主・土肥氏「竹島領有権、日本は主張中止を」韓国議員と共同宣言 会見まで 先月末
・わが国固有の領土にもかかわらず韓国が不法占拠を続けている竹島について、衆院政治倫理
審査会会長で菅直人首相が主宰する政策グループ代表の土肥隆一衆院議員(兵庫3区)が
「日韓キリスト教議員連盟」の日本側会長として、日本政府に竹島の領有権主張中止などを
求める同議連の日韓共同宣言に名を連ね、韓国の国会で共同記者会見していたことが9日、
分かった。土肥氏は産経新聞の取材に「個人的には、竹島は日本の領土とは一概には
いえないのではと思っている」と話している。
共同宣言文のタイトルは、「和解と平和を成す韓日両国の未来を開いていこう」。日本に対し
「歴史教科書の歪曲(わいきょく)と独島(韓国が主張する竹島の名)領有権主張を直ちに
中止する」などの3項目を要求。議連の日本側会長の土肥氏ら3人の連名としている。
土肥氏によると、共同宣言は先月27日、韓国の植民地支配下の独立運動を記念した
「3.1節」の関連行事の一つとして開催された、同議連の共同記者会見で発表された。
土肥氏は日本側会長の立場で、日本から唯一出席。韓国には当日入り、式典の前に
「この共同宣言を発表したい」と日本語訳が添付された宣言文案を渡され、内容を確認して
了承、共同会見に臨んだという。
土肥氏は産経新聞の取材に「共同宣言は外交交渉上有効になるようなものではない」と説明。
「この議連は本来、キリスト教的精神で日韓問題を考えようという趣旨のもの。どちらか
一方だけが悪いということにはならないはずだが、韓国では竹島、慰安婦、教科書、靖国に
対する自国の主張を述べないと、日本と向き合ったことにならない」とも述べ、韓国側が
作成した宣言文に理解を示した。(
>>2-10につづく)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110309/plc11030914140020-n1.htm