英紙インディペンデントは8日、東京都の石原慎太郎知事が同紙とのインタビューで、
中国の脅威に対抗するため、日本は核兵器をつくるべきだとの見解を述べたと報じた。
記事は石原氏が、日本は1年以内に核兵器を開発することができ、世界に力強いメッセージ
を送れるとの見方も示したとしている。
また、石原氏の言葉を引用して「隣国である中国、北朝鮮、ロシアは核兵器を持っている。
同じ状況に置かれた国が世界にほかにあるのか?」「人々は(核開発の)費用のことなどを
言うが、現実には外交交渉力は核兵器を意味する」と語ったと伝えた。
石原氏は「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則を以前から批判している。
記事を書いたのは東京在住の英国のジャーナリスト。
[朝日新聞]2011年3月9日11時51分
http://www.asahi.com/national/update/0309/TKY201103090148.html