★体外受精で出産の野田聖子氏、NHKで卵子提供者「外国人」に「ドクターの勧めで…」
・体外受精で男児を1月に出産した自民党の野田聖子元郵政相(50)が8日、NHKの
情報番組のインタビューに応じ、「生まれてきて一番の幸せ」と喜びを語った。その一方で、
妊娠4カ月ごろに胎児に臍帯ヘルニアなどの異常が見つかったことや野田氏自身も出産後の
子宮摘出をしたことなどをあげ、「(卵子提供による高齢出産は)強い気持ちがあるなら勧めるが、
理想どおりにはいかないと伝えるべき」と述べた。
インタビューで野田氏は待望の男児を出産したときの様子を「子猫のようなか細い、
慎ましやかな声が聞けて、生きているんだなと実感した」と振り返った。
卵子提供者については、外国人と明らかにしたうえで、「人種を問わずドクターが勧める人に
お願いしようと決めていた」と告白。その理由については「変な話、きりがないから」と
述べるとともに、「科学的技術で生まれてくるけど、『神のみぞ知る』という出産の神秘性を
大切にしたかった。自分で選ぶと、誰が来てくれるのかなという神秘性がなくなる」と打ち明けた。
しかし、50歳という高齢出産だったことから、出産直後も出血が止まらず、子宮を摘出
するなどの苦難もあった。男児は胎児の時にみつかった異常などにより現在も入院中。
夫から妊娠中に「(胎児が)不具合な身体で生まれてきたことを恨んだらどうする」と
尋ねられたこともあったという。野田氏は「命と出合うには艱難辛苦(かんなんしんく)があり、
高齢出産だとこんなはずじゃなかったということも出てくる」と高齢出産のリスクも指摘した。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110308/trd11030809420007-n1.htm