【話題】 阿刀田高氏 「司馬遼太郎、五木寛之、星新一はもっと評価されるべき」
1 :
影の軍団ρ ★:
阿刀田高氏は1935年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、国立国会図書館に勤務。
『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。短編集『ナポレオン狂』で直木賞、
『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。日本ペンクラブ会長を務める。
不十分なもの言いでも感じたことを率直に口にするのが年寄りの仕事だと思っているので、
この場を借りて敢えて言わせてもらう。それは、「『純文学』はやめろ」である。
もちろん「純文学」と呼ばれる作品を貶めるつもりなどまったくない。
正確に表現するなら、「『純文学』という言葉を使うことをやめにしよう」ということだ。
日本の文学界には「純文学」という枠組みが厳然と存在している。「純文学作品」と呼ばれた瞬間、
そこには純粋なイメージ、つまり人間の真実を追求し、なおかつ芸術的であるという印象が生まれる。
純粋な作品というものが実在するのかどうかはさておき、純粋な作品というカテゴリーがあれば、
不純で大したことのない作品という分類が否応なく出来上がってしまう。
しかし、純文学と対極にあるとされる藤沢周平、山本周五郎、司馬遼太郎は不純なのだろうか。
あるいは五木寛之、井上ひさし、もしくはユニークな仕事で名を成した星新一はどうだろう。
彼らが「大した作家」ではないという日本人はおそらくいないはずだ。にもかかわらず、
「国民的な広がりを持った小説は純なものではない」という雰囲気が覆っている。
事実、新聞の文芸時評ではいまだに純文学しか取り上げないし、エンターテインメントを論じる紙面は
(読書欄を除いて)ほとんど目にすることがない。
作品を特定の枠組みに嵌め込もうとする傾向は、日本の文学が持つ可能性を極端に狭める。
その結果、本来の純文学が豊かにならないばかりか、それ以外の文学も正当に評価されにくい。
http://news.ameba.jp/20110308-14/
2 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:49:13.65 ID:EmSFnRwC0
同意する
星新一は生前から国内評価の低いことを憤慨していたらしいからね
外国の記者にインタビューされた時も「わざわざ外国からも取材に来るのにこの国では」なんて言ってたとか
4 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:49:47.64 ID:o/KZKAMj0
星新一の作品はよく読んだなぁ
5 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:50:37.86 ID:aZVdN8iy0
柴田レンザブロウはもっと評価されるべき
だって村上春樹が流行るんだもの
司馬遼太郎は十分評価されてる気がするが
>彼らが「大した作家」ではないという日本人はおそらくいないはずだ
たくさんいるけど
星新一は俺を読書好きにしてくれたな
小学生高学年くらいからめちゃくちゃ読んだ
10 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:52:54.91 ID:C1UcdCBv0
ネタ被りチェックの為読まないと
ラノベもマンガも純文学も等しく扱うべき。
その中で優劣を論じるべきだな。
カテゴリー論やジャンル分けはどんどん意味をなくしてるよ。
アトーダはいらんなあ
13 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:53:27.02 ID:d7mHvH8+0
そこは司馬遼太郎じゃなくて山田風太郎だろ
14 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:53:38.23 ID:zH3PMa9+0
いまさら絶滅状態の純文学批判ってwwwwwwwwwww
五木寛之は理解できないなあ。
16 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:53:58.86 ID:TkwV1PXj0
同意するが、阿刀田の作品はつまらない
井上ひさしのDVを、DV界はもっと評価するべき
18 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:54:28.61 ID:lhYxXdt60
>純文学と対極にあるとされる藤沢周平、山本周五郎、司馬遼太郎は不純
こういう極端な奴居ないだろw
むしろ世間一般は純文学=作者のオナニーだろ
19 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:54:39.27 ID:EVZ2R2lh0
司馬遼太郎はすでに評価されてるよ星新一が過小評価されてる
メロンライスにガムライス・・・
おおお〜阿刀田高は十代の時ハマったな〜〜
恐怖コレクションは愛読書だった
22 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:55:13.31 ID:zH/k0iqB0
星新一は、せっかちな俺にピッタリ。
23 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:55:33.43 ID:lANJHNV10
司馬遼太郎は確かに面白いが評価され過ぎのような気がするが
星新一はその通りだと思う。五木寛之はよく分からないw
五木寛之は妙なおばちゃんファンが多いが
マジでいい本書いてると思うよ
20代のときは読む気もしなかったが
25 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:55:54.14 ID:0f4BnioQO
ラノベはケータイ小説みたいに淘汰されて消えていくと思う
26 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:56:39.59 ID:pniEhl+s0
五木寛之のそっくりさんネタで売りだした鳥越
阿刀田ねえ
おざなりな古典の紹介本でせこく儲けている作家だっけ?
28 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:57:01.59 ID:HgtBcaF40
もっと評価されるべき作家っつったら北杜夫やで
司馬こそ過大評価
30 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:57:28.44 ID:KWdh2XlbO
司馬良太郎の項羽と劉邦はなかなかよかった。
しかしつくつぐ劉邦ってのは不思議な人間だと思う
32 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:57:46.07 ID:69CLnKaPO
>>21 阿刀田は、じわじわとくる心理的な恐怖がたまらんな。
日常の中に隠れている、気付かなかった恐怖。
知って怖いし、知らないままだった過去が怖くなる。あれは怖い。
星新一って星雲賞をもらってないんだよね
SFファンにとっちゃ星新一の作品はSFに含まれなかったのかSFとしては駄作しか無かったのか…
34 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:57:59.34 ID:bhvNtqDB0
>>1 いやいやw
「純文学こそ至高」なんて考える人間は
いまや完全に絶滅したからw
うむ、確かに芥川賞の方が直木賞より少し位が高い感じするわな。
ぶっちゃけ司馬も五木も星新一も大したことない
特に司馬遼は過大評価されすぎてきた
政財界の名士と言われる人たちは全員といっていいほど司馬遼を読んでるらしいけどw
星新一は今読んでも色あせないんだよな
ネットなんて存在しない時代にネット社会の問題を書いてたり
水島ヒロが星新一をリスペクトしてKAGEROUを書いて日本中で売れたじゃないか!
星新一はもっと評価されるべきだな。
39 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:58:56.22 ID:wswkj/YO0
司馬はうんこちゃんだろう。
それはともかく、ジャンル分け=レッテル貼りはやめた方がいいのは同意だ。
ラノベにだって文学的に高く評価していい作品はいくらでもある。
40 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:59:13.07 ID:R3aCEB6o0
藤沢周平と柴田練三郎の小説は対極にあって面白い
41 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:59:36.51 ID:IQpJJVMjO
42 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:59:41.15 ID:XIjwaA100
>>31 激同意
つーか、阿刀田さんの本はエッセイしか読んだことないお^_^;
43 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 09:59:51.00 ID:CV4Xmw6U0
>>31 それは同意
でも五木とか井上の本は読もうとすら思わないな・・
「意味がわかると怖いコピペ」で有名なやつ
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。
5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。
15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた次の日見に行くと死体は消えていた。
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていなかった。
次の日も、次の日も死体はそのままだった。
↑これ阿刀田高の作な
45 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:00:01.95 ID:qFXLffgkO
今日日国民的な広がりを持った純文学なんてあんの
47 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:00:58.96 ID:ADvIa2wo0
司馬遼太郎の歴史小説を読んで感激した中国人が倣って名字を司馬とした。
のちの司馬遷である。
星新一はもっと評価されるべきだが、司馬と阿刀田はどうだ。
49 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:02:22.78 ID:dsvWn3M6O
どっかの作家なんかも言ってたが純文学より今のラノベの方がずっと崇高で面白いと思います
50 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:02:44.12 ID:CV4Xmw6U0
村上春樹みたいなラノベが絶賛される世の中じゃ・・
51 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:03:27.45 ID:69CLnKaPO
小中生向けライトノベルスレでもないのだが
「ふーん、で、君は涼宮ハルヒのキャラで誰が好きなの?」
>>39「オウフwwwいわゆるストレートな質問キタコレですねwww
おっとっとwww拙者『キタコレ』などとついネット用語がwww
まあ拙者の場合ハルヒ好きとは言っても、いわゆるラノベとしてのハルヒでなく
メタSF作品として見ているちょっと変わり者ですのでwwwダン・シモンズの影響がですねwwww
ドプフォwwwついマニアックな知識が出てしまいましたwwwいや失敬失敬www
まあ萌えのメタファーとしての長門は純粋によく書けてるなと賞賛できますがwww
私みたいに一歩引いた見方をするとですねwwwポストエヴァのメタファーと
商業主義のキッチュさを引き継いだキャラとしてのですねwww
朝比奈みくるの文学性はですねwwww
フォカヌポウwww拙者これではまるでオタクみたいwww
拙者はオタクではござらんのでwwwコポォ」
準文学ならいっぱいある
53 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:03:36.77 ID:oc7FgaeF0
司馬は過大評価されてると思う 本人はひねくれ者に向けて書いてたつもりじゃなかったかな
54 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:03:45.61 ID:yLsIExto0
3人とも阿刀田さんよりはずっと高く評価されていると思うが
この人の新トロイア物語好き
絶版だけど
57 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:04:13.83 ID:YxYgV8tdO
司馬は小説以外がおもしろい。
58 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:04:17.40 ID:S3Onf+uqO
>44
井戸が死体で一杯になったというわけか
59 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:04:29.59 ID:1q9EsWYo0
俺の中では
池波正太郎→浪曲
司馬遼太郎→講談
藤沢周平 →ポエム
60 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:04:42.28 ID:v1vNv2Tt0
筒井康隆はもっと評価されるべきと
本気で思ってるんだが・・・
61 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:04:43.48 ID:pgZ4uPevO
阿刀田高は読んだこと無いけど選者として出したショートショート集がうんこだったから読む気しない
N氏が誰なのか、常に気になってた。
後、火田七瀬の顔を妄想しながらオナニーすると気持ちいい。
政治家に読書アンケートとったら1位は司馬か松本清張だよ。
司馬は十分評価されている。
フルボッコちゃん
今からでも日本の公務員全員に「人民は弱し官吏は強し」の読書感想文提出を義務付けるべき
それだけでも少しは世の中マシになりそうな気がする
唇につばをためながら
司馬と清張
列車の旅にはこれにかぎる
筒井康隆のサイトで、戸川昌子の「青い部屋」が
従業員にカネ持ち逃げされて閉店になったことを知ってビックリした。
会津は官軍です。
69 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:06:39.02 ID:5nsKVRu20
>>58 いままで死体を始末していたのが母親で
最後に母親を殺してしまったから誰も始末する人がいないのでそのままになっている…というオチ。
70 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:06:53.31 ID:19mef0Dp0
五木寛之は文体がキモい
星新一は短編だからなぁ
特許取るのが趣味の人みたい
これについてまともに反論できるのは
多分小谷野敦だけだろうな。
スレタイの3人は、各分野の大御所だから、当然評価はされていると思っていたんだが、
そんなに文学界の評価が、純文学傾向に偏っているのかな?
73 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:09:04.68 ID:i22ywvL10
>>53 うん、竜馬はそうだったと本人が言ってる。星はずっとそれに悩んでいて
迎合して乱歩みたく長編書いた事もあるんだよ。大衆の評価はそれでいい
と思う。わかる人だけが理解すればいい。今の(年2回)の芥川賞など、
ただの話題作り、これは結構大勢な人が理解してるよ。文春もね。
日本人の人生に影響を与えたり
思想、思考を決定づけてるのはマンガだな。
75 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:09:18.08 ID:t0M7y6wv0
星新一は評価されすぎないところも含めて良いと思う。
偉大な作家星新一より、作家エヌ氏でいてほしいw
76 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:09:29.82 ID:D6QCHsco0
文壇とかいう閉鎖社会が機能して、しらばか派とか、ごにょごにょ
派とかが、まがりなりにも、才能ある作家を育つ場になった明治
とか大正とか昭和初期とかの昔ならともかく、
今時、純文学なんて死後だな。死後でも、ゴミに巣くうゴミは
使いたがるし、バカデミックなセンセとか、凡庸な作家や評論家
ほど使いたがるというだけ。一般ピープルは、はなもひっかけな
い。
77 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:09:30.96 ID:8iPe6hBd0
司馬と星はうなずけるけど五木は好きじゃないな
>>58違うだろ。
それまでのは妄想で最後のだけホントだったってオチ。
79 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:09:35.40 ID:V6tPi+DY0
阿佐田哲也と川上宗薫
阿刀田氏の「知的時間と遊ぶ本」は結構面白い
>>44 "介護が必要になった"はいらないな。
この時点で別の人を殺した場合消すことができないので意味合いがボケる。
82 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:10:45.19 ID:4gjtv+gm0
松本清張の小説の登場人物って
なんでもれなく浮気して愛人こさえて破綻の道を突き進むのだろう。
今、「高尚な文学」だけを最高のものとして評価してる人って
どんな人がいるんだろう。そして、その人が評価する現代作家は誰なのか知りたい
>44のは、>69の通り母親が始末してたって落ちだよ。
「七つの怖い扉」って文庫に入ってる「迷路」が元ネタ。
星新一や筒井康隆のカバー絵は真鍋博じゃないとだめだと思う。
85 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:11:34.33 ID:OHqF38be0
「あら?手袋が落ちている。中身も入ってるわ」
87 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:12:21.64 ID:6KIa/Y5x0
>>1 阿刀田高氏は評価されすぎ
昔、星新一が自分のぼつねたを解説付きで本にしてたが
大変面白くて、なんでボツなんだ、という評判だった
阿刀田高氏がこれをマネします、と宣言してボツネタを
エッセイで紹介してたが、トホホとしか言いようのない
本当ひどいものだった
創作でなくて、神話ネタなら多少読めるかと思ったが、数ページが限界
丸で酔っぱらいのたわごとのようなひどい文章だった
88 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:12:57.92 ID:5Pp6JvGc0
>>70 その「短編だから」っていう評価がおかしいってことだろ。
(星の場合はさらに「SFだから」っていう二重苦だけど。)
短編の名手はもっと評価されて良い。
あれだけ量産しといて、尚且つ上質ってのは驚異的。
文学として評価されたことが無いってことでしょ。
ともあれ、文学が社会的に輝いていた時代、19世紀とは事情が違うわけで、
「文学性」ってなによって感じだと思うけどね。
阿刀田高の挿絵は楢喜八がいい。
星新一は「短編」じゃなくて「ショートショート」だ。
司馬遼太郎が無くなった時、
図書新聞で彼の作品は文学ではないとのたまわれた
純文学の作家がいたな。
じつにえらそーな文だった。
文学がわからない奴はこれだから・・・というオーラぷんぷん。
92 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:15:24.75 ID:HK8yRS8d0
いやいや、一般的には司馬遼太郎は無茶苦茶評価されてるだろ
逆に純文学なんて普通は評価しないっつーか、読まない
93 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:15:32.36 ID:/0zgyoLuP
>>78みたいな解釈ができる人ってどういう人なのか興味あるわ
94 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:15:34.86 ID:rL6HozWY0
短編好きな自分にとっては筒井と星は神
阿刀田もその領域まではいかないが好きな作家だな
95 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:15:58.29 ID:vUAsXc7y0
ショートショートは短いけど濃縮されてるからなあ
漫画で言えば週刊連載と月間連載くらい違うと思われ
96 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:16:03.53 ID:oNf3iU+Y0
ドサクサまぎれにカスの五木を混ぜるなよ
97 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:16:17.97 ID:z7kYzaQH0
司馬は十分評価されてる
五木はむしろ過大評価
星は評価する人は評価しているのでもうこれでいいんじゃないかw
これが一般的な意見だと思う
星新一はごみ捨てて逆から出てくるやつだろ。
おもしろくないよ
99 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:16:37.80 ID:DntmR1Yl0
例にした作家3名より、阿刀田高がより純文から遠くユニークで且つ評価されていない件
阿刀田高は子供のときに読んだ「犀」ってのの印象が強くって
講談社文庫のなんかは毒が弱く感じてしまう。
101 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:18:02.29 ID:6fM8kZ7t0
出てきてないけど、三島由紀夫ってヤバイ人なイメージがあったが、
レター教室を読むとめちゃくちゃ理知的な人でワロタwww
102 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:18:11.53 ID:8iPe6hBd0
星の長編「人民は弱し 官吏は強し」も面白かった
103 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:19:06.27 ID:vUAsXc7y0
阿刀田作品は映画やドラマ化されにくいから、出版社的に面白みが薄かったんじゃなかろか
だから評価も低いつか
五木のやつで「人間の根源を揺るがす問題作」って触れ込みのやつ読んだが
「人は見た目で差別される」って主題でしょうもなかった
>>33 天皇陛下に勲章を授けようだなんて、普通は考えないでしょ。
星氏には、「わかりやすい文章の書き方」の教科書を書いて欲しかったなあ。
106 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:19:24.65 ID:oc7FgaeF0
>>73 それまで全国的には無名だった龍馬を引っ張り出してきて幕末を書いたのは当時としては画期的だったろうね。
でも予想外にヒットしちゃって、まるで龍馬が維新を成功させたみたいに信じ込む人たちが大勢でてきちゃった。
司馬本人は苦笑してたかもしれない。
個人的に一番評価してるのは「アメリカ素描」。門外漢というスタンスで一貫してて、これもまたひねくれ者の
アプローチってことだけど、それだけにアメリカの全体像を引き出してたような気がした。単純なアメリカ好き
(または憎んでる人)には書けない内容だったと思う。
107 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:19:40.71 ID:os0e0n9EO
星一と星薬科大は評価されるべき
星新一は、アイディアは素晴らしいけど文章が・・・。
遠回しに俺を評価しろって言ってるんでしょ
筒井はラオウで星はトキ。
昔、五木寛之、今、村上春樹って感じだけどな。
>>99 だよな
>>44みたいに、伝えたいことをあえて書かないで読者に気づかせて戦慄させるマニアックな表現は大好きです
司馬以上にひねくれてると思う
113 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:20:55.48 ID:Chrvwm0xO
五木寛之は今読むと当時の風俗が生き生きと描写されてて
資料的意味での価値はある
純文学は保護の対象なんだから仕方ないよ
大衆文学はほっといても売れるし
このスレで司馬遼太郎は評価されてるって書いてる人は
>>1をどう読んだのか気になる
116 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:22:02.72 ID:+Jj4FKDO0
うちのIMEで「ほししんいち」を変換すると「☆新日」となる件
117 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:22:07.48 ID:9jXm/0y90
五木ひろしの悪影響が少なからずある。
118 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:22:32.36 ID:S15Q8AE60
星薬科大学ももっと評価されるべき
世にも奇妙な物語始まってそれで筒井康隆や阿刀田高に改めて興味もって本買うようになった。
それまでは親が持ってたのを読んでただけだった。
阿刀田高は鶴見辰吾の「屋上風景」、筒井康隆は「ユリコちゃん」「時の女神」。水野真紀が綺麗だった。
120 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:23:06.74 ID:DntmR1Yl0
121 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:23:10.16 ID:O8fa7mld0
手塚治虫も星新一から強い影響を受けているな
>>106 明治に留学した人の回想録を引用して
アメリカの民主主義とはたらふく食えることだと喝破したやつね。
たしかにあれは卓見だと思う。
「評価」って誰がするん?
nhkで星新一のショートショートを映像化して3本ずつやってたな
なかなか凝ってて楽しかったけど、あの世界を映像化するのって難しいんだなと思った
渡辺淳一ももっと評価しないとな
126 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:24:01.81 ID:93OVEXDr0
まあ星新一は読めて高校生くらいまでだよなw
富島健夫、綺羅光、高竜也、館淳一、睦月影郎、千草忠夫なども
もっと評価されるべきだと思う。
128 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:24:30.49 ID:8vci+0kA0
「国民的広がり」とか「エンタテイメント」って言うなら、例えば赤川次郎とかどうなんだって話。
多分そんなに評価は高くないだろ。カテゴライズとかに関係なく優れた作家というものがいて、
それはちゃんと評価されてる。それだけの話。
それと新聞文芸欄に代表される過去の「文壇」の残滓みたいな中での評価とは全く無関係。
現代の特に売れてる作家はそんな評価完全に無視してるでしょ。阿刀田みたいな古い作家
だけよ、まだそういう文壇サロンみたいな中での評価を気にしてるのは。
129 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:25:42.57 ID:YxYgV8tdO
>117
五木寛之は顔売れてないからバーに行ったら「こんばんは五木ひろしです」って自己紹介してたらしい
星新一っていえば近年「イキガミ」パクリ事件あったけど、あれ実際どれくらい似てたんだろう?
131 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:26:59.23 ID:pi1R9soWO
故松本清張の秘書から盗作行為で裁判沙汰にならなかった?
132 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:27:27.94 ID:os0e0n9EO
芥川賞作家の宇野鴻一郎先生を評価すべき
>>123 漢字の意味考えたら分かるだろ?
批評屋が金をもらってやるんだよ
>>120 作家の特長が分かるとニヤニヤしちゃうんだよな
村上は主人公の名前を出さない初期の頃が好きだったけど今はちょっと苦手
遠藤はエグすぎてついていけなかった
ちなみに筒井はまだ読んでない こんなオイラでも読めそうですか?
>>1 >不十分なもの言いでも感じたことを率直に口にするのが年寄りの仕事だと思っているので、
ちっ、先手を取られたか
>>130 普遍的テーマを極力簡略化し手書き上げた作品群なので、肉が付いたSF系作品はみんな星新一のパクリに出来る、って程度。
おまんこの詩で有名な谷川俊太郎も短編書いてて、
赤ん坊が母親の目に指突っ込んだりする恐ろしい話だった。
坂の上の雲早く放送してやれよ。
第三部見ないで死んでいくジジババどれだけ居ると思ってんだ。
クソgo姫打ち切ろやNHK!
139 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:29:52.61 ID:8dtHDrk6O
>>106 >まるで龍馬が維新を成功させたみたいに信じ込む人たちが大勢でてきちゃった。
>司馬本人は苦笑してたかもしれない。
金八って、司馬本人を前にして龍馬について熱く語ったんだっけ?
えらい迷惑だったろうなw
140 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:30:21.89 ID:rffA769d0
星新一がアメリカの作家だったら、
スレッサーばりにヒチコック劇場のネタになったろうな。
141 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:30:38.54 ID:uZzrRzAl0
オレは小松左京だな わかりやすいんだよ 阿刀田も面白い
しかし星と筒井はよくわからん
基本 小説の類は読まないんで訓練しないとだめなのかね
142 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:30:39.79 ID:DntmR1Yl0
>>129 違うだろ 交渉の段取りなら最強のパシリだよ
>阿刀田高
お前も含めみんな評価されてるから心配するなw
145 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:31:32.31 ID:5Pp6JvGc0
>>130 「インスパイアされた」って最初に言っとくべきだったってぐらいには、
設定は似てた。
尚、話のまとめ方や考え込まされる度全てにおいて、
たった数ページの星氏のほうのが秀逸。
>>136 物量作戦のローダンシリーズとは対極だなw
ちなみに司馬遼太郎は小説は芸術じゃないと公言しており
文壇の評価なんて屁とも思ってないと思われる
どうでもいいんじゃね
純文学みたいな文学村の文学マニアのための文学があってもいいと思うしね
148 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:31:50.76 ID:yLsIExto0
>>138 > 坂の上の雲早く放送してやれよ。
生きる目標ができていいじゃないか。見るまで死ねないだろうから
ミステリーは過大評価されすぎ
150 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:32:21.78 ID:Pj7536RbO
日本の文学界で最も過小評価されてるのは椎名誠だろ。SF3部作や「武装島田倉庫」がハリウッドで映画化されたらとんでもないヒット作になりそうなんだけどね。如何せん人物が前に出過ぎてて一般の人から見ると俗っぽく写るのかな・・。
>136
じゃ、枠組みだけ同じで、細部は別ものだったんだね。
「奇妙な味」だと、吉行淳之介の短編集も面白かった。「菓子祭」しか読んでないけど。
とりあえず司馬遼太郎をdisっとけば情強のフリができるんだよね、2chってw
153 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:32:47.18 ID:2OF4Bo8H0
>88
水で薄めりゃ長篇になるんだからなあ。
それをやらずにアイデアを出し続けることは凄いこと。
154 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:32:48.31 ID:ZqsXBjSU0
与謝野晶子はもっと評価を下げるべき !
司馬は過大評価だろ
これ以上評価してどうするんだよ
ようやく司馬かぶれの数も減ってきたのに
歴史の話をしてるときに、
司馬の小説をソースにするなとwww
だがちょっと待って欲しい
阿刀田高は純文学の人では無いのではなかろうか
単に他人の文章を批判していると受け取られないだろうか
157 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:33:31.30 ID:w/Ej0uGPO
まあトイレの神様がクソってのはコモンセンスだがな
158 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:33:49.16 ID:i22ywvL10
>>101 >>128 日本が権威主義だからってのもあるな。それと常識を語るには非常識を知って
いなければならない事も。三島の根底には渇望ある。午後の曳航などは現在の
カテゴリでは「エロ・カルト・ミステリー」だものw
159 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:33:57.38 ID:NTcvc9380
>>141 俺は筒井がすごくよくわかる。
あいつは「読者をいかに不快にさせるか」に全力を尽くしてる。
そして、その通りになる自分がいて、それがすごく悔しい。
161 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:35:25.93 ID:aS96AxWNO
星新一のショートショートは中学の頃の親友だった
>>152 フリではなく心の底から憎いんだけどね、司馬の威を借る狐が。絵に書いたような卑怯者。嘘っぱち野郎ども。
164 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:36:06.04 ID:Vek9Efu6O
まだ生きてたんか
あたしゃ阿刀田先生の
読みやすいエッセイが一番好きだがな
165 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:36:33.83 ID:PKdIZpuG0
星新一と吉田兼好はガチ。
司馬遼太郎は面白い。
五木寛之は???
阿刀田はつまらないw
166 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:36:35.21 ID:yLsIExto0
星新一は一般の読者には高く評価されていると思うよ
文壇やマスコミの評価は別にどうでもいい
>>155 > 歴史の話をしてるときに、
> 司馬の小説をソースにするなとwww
いや小説をソースにする奴なんていないからw
朝鮮じゃあるまいし
司馬たちは十分評価されてるだろう
むしろ対極にあるとされている方が
純文学w
って失笑されてるんじゃないの
>>155 どこが過大評価なんだよw
史実と小説の区別がついてないのは、そりゃそいつが悪いだけ。
お前もそういう区別つけられてないように見えるw
同類だよお前ら。
170 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:37:50.27 ID:K7A3S2bA0
芥川賞・直木賞がある限りはなあ
お前らちゃんとしたことも話せるんじゃねえか
だが何言ってるかわからない
軍事、文学の日本語でおkな状況を眺めるのは楽しい
>145
星新一はシンプル&noエロの達人だったよね。
よく使われる設定っていえば、藤子Fの「流血鬼」みたいなやつ。
世の中吸血鬼が大多数になって、
少数のヒトが逃げ隠れしてるんだけどとうとう最後の少年も捕まって吸血鬼にされちゃう。
で目覚めたら「なんて美しい夜の光だ、おれは吸血気になるのあんな嫌がって馬鹿だったなあ!」って
少年の価値観が180度転換しちゃうなんか虚しい悲しい話。
>>162 司馬が憎いのかその取り巻きが憎いのか、なんかよくわからんことを書くね君は。
快不快はともかく、みんな面白く読める俺は幸せなんだろうな。
176 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:39:01.43 ID:9GoB6zYsO
評価されてなかったのか?
面白いけどなぁ
>>159 戦中派不戦日記より面白い本を思いつかない。
178 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:40:50.61 ID:uLR41R4M0
ここまで眉村卓なし
179 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:40:58.28 ID:Pj7536RbO
>>164 向田邦子さんが亡くなった時に「死に神がやって来たからこっちは後だ(阿刀田)最初は向こうだ(向田)」とかかなりブラックなこと言ってた。ただ悪意は感じなかったな。
180 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:41:04.86 ID:rzig8NFy0
いまどき、純>不純 と盲信してる人はいないだろ?
単なる名称だよ
181 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:41:23.77 ID:0xm4reVu0
辻仁成が一言
↓
>163
マジレス…じゃなかったのかね。逆か。
>171
あの方はエッセイってかんじ
>>167 NHKの歴史は動いた、小説ベースのことあったよ
一番笑ったのは、三国志が演技ベースだったとき
>>174 司馬の文章がきっかけ。俺が憎んでいるのはその信者。
まぁどんな媒体でもジャンル差別ってのは昔からあるね
何であれ面白いものは面白いでいいと思う
>>176 日本人のような「うまくいえないけど、何ともなく好き」
じゃなくって「迸る情熱でまるで求愛をするかのように褒め称える」ような評価が欲しいんだろ。
188 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:42:57.72 ID:H4ipusn90
司馬遼太郎、五木寛之、星新一なんて十分評価されてると思ってたが
世間一般と文壇では、そんなに温度差があるのか?
>>125 伝記物と時代的に古いが医療物は好きだったが愛憎物は面白くない。
失楽園以前に彼のエッセイ読破してたかから展開が読めすぎてつまらなかった。
>>167 >いや小説をソースにする奴なんていないからw
司馬作品の解説本や雑誌を読んだこと無いのかよ・・・
抜粋して書きだしてやろうか
今は手元に本が無いから無理だけど
>>182 いや、すっごく似てるって逆説を書いたつもりだったので・・・うまく書けなかった俺が悪いんだが。
192 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:44:21.15 ID:yLsIExto0
>>173 星新一のエロには射精しないで味わえるエクスタシーがあったな
193 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:44:34.99 ID:U7RPOPfa0
司馬遼太郎も星新一も好きだが、星新一は個々に愛される作家な気がする
だからまわりに勧めたりはしないなぁ
>>187 それぞれ熱烈なファンがいそうだが。
五木は俺は好きじゃないが、ああいうの好きな人も多そう
>>190 >抜粋して書きだしてやろうか
>今は手元に本が無いから無理だけど
どっちだよwww
195 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:45:02.50 ID:p7Toh++70
司馬遼太郎は、既に多くの人に評価されている。
五木寛之は、定型した内容の割には評価され過ぎ。
星新一は、1部マニアに評価され、それでいいのではないか。
赤川次郎も、いまは知らんけど、25年ほど前に出してた短編集とか面白かったよ。
文章は俗っぽいけどアイディアは面白かった。
「マリオネットの罠」も叙述のアレで楽しめた。
197 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:45:20.78 ID:D9o/ZEQi0
司馬遼太郎は、ガチガチの保守だね。
そら、在日朝鮮人は、多くの日本人にこの書籍が浸透するのを恐れるだろうよ。
「人間というもの」とか、もう何回も読んだな。
これぞ日本人という感じがする。
198 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:45:25.18 ID:ugwGNOBN0
はぁ十分評価されてるじゃん???
スレタイ見て何言ってるのかわからなかったよ、
>>14につきる。
「おれ勲章貰えるか?」とかそういう世界だな。
>>169 区別の付いてないヤツが本を出版するな。雑誌に寄稿するな。
何が同類だ糞野郎。俺は本など書いていない。
>>173 >よく使われる設定っていえば、藤子Fの「流血鬼」みたいなやつ。
それってあのトンデモリメイクされた「アイ・アム・レジェンド」じゃねえか。
>>193 そりゃわかってやってるんだよ。
そういう方が売れるから。
202 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:47:15.48 ID:yLsIExto0
>>193 > 星新一は個々に愛される作家な気がする
♪誰も愛読書とはいわないけれど 誰もがみんな読んでいる〜
>>190 司馬の小説を基にした逸話もどきや逸話を元に広げた司馬の小説の内容を事実と思ってる奴多いからな・・・。
>>194 多分出先か非実家なんだろ
小説と言われると直ぐにその娯楽性を連想するが、
文学と言われると さて、なんだろう と結論を躊躇する
阿刀田氏の説く「純文学」という表現に見るものは、
おおよそ娯楽性-消費財としての価値-の有る文学作品を
蔑視する文学界の風潮であろうか。
>>13 禿同
>>84 オチを語ってしまうと値打ちが...
>191
いやこちらこそ…メンゴメンゴ ですっごく似てるんだw
>192
幼女を猫みたいに飼って、主人の手からしかモノ食わなくなって、って話、エロだよね。
206 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:48:05.00 ID:5Pp6JvGc0
>>178 最初にあのカテゴリーの巨星の名前が挙がってしまっては、
筒井でさえ、なかなか出てこなくなる。
207 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:48:20.98 ID:y/nyq4FK0
阿刀田の小説は面白くない
星新一の小説が藤子F不二雄だったら、
阿刀田の小説は藤子不二雄Aみたいな感じがする
>>194 家に帰るか、本屋に買いに行けばある。書ける。そうまで書いて欲しいか?
本来は自分で確かめるのが正しいんだぞ。文藝春秋増刊が置いてあるとこへ行けば読める
209 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:49:12.36 ID:V3zE0Amw0
確かに、
自殺をしない作家は、商業主義。
見たいな、変な結論になります。
でも本格的って、いわゆる商業主義的な匂いを嫌う傾向はあります。
うるせえよwわかってらあにw
星新一の作品で、やけに安いアパートを借りられたと思ったら、どこを見ても、見たところに
コマーシャルが出てくるというのがあって、これってインターネット時代そのものだなと
思うんだけど、どんなタイトルだったかがどうしても思い出せないんで困ってる。
司馬遼太郎や五木寛之はともかく、星新一はもっと評価されていいよね。
阿刀田の小説の不人気さにワロタw
おもしろいけどなぁ
>>208 >抜粋して書きだしてやろうか
じゃあ、こんなこと書くなよ恥ずかしいなぁ・・・
まあでもセールス的には3人とも大成功だよね。全集も出ているし。これいじょう望んではいけないよ( ・ω・)y─┛〜〜
>200
そうそう、「地球最後の男」ってのがオリジナルってか最初みたいね。
あとショートショートの広場の最初の方にもそっくりの話があった。
そっちは政府に手術されて、手術後は青い空が赤い空になって「きれいだな」っての。
>>214 このスレは3日間もつだろ。だから書ける。書けるから書くぞと書いた。
219 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:53:24.89 ID:LempURbc0
同感、というか、文壇の中の人はいざ知らず、普通の人はいわゆる「純文学」なる
語に、もうそれほど幻惑はされてないでしょ。
そんなことより、ポプラ社『KAGEROU』のような詐欺的商法を許しちゃったことに
ついて文壇の人はもっと何か言ってほしいね。
>>217 というより、やる前に教えてくれよイケズ!見たかったぞw
221 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:54:48.33 ID:BbA6GTLH0
正当に評価される
正当に評価されていない って基準は何なの?
結局、不満だ!もっと、有名になるべきってことなの?
こういう文学系の人の意見って、良もく悪くも独りよがりに感じるんだよね。
222 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:54:54.57 ID:5Jia15NO0
>>13 山田風太郎って今のエンタメで主流の
極端なキャラが次々登場する超能力バトルものの中興の祖なんだよな
ルーツが水滸伝だとして→里見八犬伝→山田風太郎って流れ
>>218 わかったわかったw
じゃあ待ってるから
つか、UFOやUMAの本書いてる人がみんなそれを信じてるとは思わない方が良いよ?
>>199 そんな区別つかないような人間は単純に馬鹿じゃないか
馬鹿を見て本気で腹を立てるやつは馬鹿だぞ
225 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:57:07.51 ID:Pj7536RbO
>>216 なんかFの短篇で最初にみんなで饅頭食ってて最後の一個を遠慮して誰も手をつけないっていう描写があってその後実は自分以外の全ての人間は吸血鬼だけど最後の一人だから(以下略
山風は女にキャラクターがないとこでいまのエンタメとはかなり違う印象を受ける
阿刀田にいいたいのはエッセイに時事流行りネタいれるの止めろ
風化しまくってるぞ
悪魔が三つの願い事を叶える代わりに、魂を取るという設定を最初に考えたのは星新一。
豆な。
230 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 10:58:51.64 ID:7nkpkK7f0
獅子文六や源氏鶏太のことも時々でいいから思い出してあげてください
>204
オチ出さないとネタの良さがわからんし…
本なんて読まないド素人がちょっとお前らに聞きたい
水嶋ヒロのアレはどうだったの?酷評まみれの中、爆笑問題だけはラジオで
「本を読んだことない奴が評論家気取りで叩いてるだけ、何もわかってない、アイツはすごい」と言ってた
で、その太田の「マボロシの鳥」はどうだったのよ
んなもんそもそも読む気ねえよ、という感想もおk
そして売れまくってる村上春樹ってのはどうなんだ
単なるブームな空気は感じるし後付けのように続編とか言われてもね、という印象
>>190 確かにNHK辺りでも司馬ベースを史実のように番組作ってるのよく見かけるね。
大河板でも司馬に限らず史実と小説が混乱してる人をたまに見かけるよ。
特に古い物語になると混乱が激しい。
平家物語も作り話なんだけど史実と勘違いしてたりしてる人がいた。
236 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:00:22.20 ID:YgVF5LGC0
司馬の戦国物は最高、隆慶一郎が小説書いたのは
司馬が書いてくれないからとか言ってたな、
それと峰隆一郎はトラップな。
237 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:00:39.99 ID:vQ5a9GuT0
>>223 >つか、UFOやUMAの本書いてる人がみんなそれを信じてるとは思わない方が良いよ?
逃げ口上が出しても無駄だ。文藝春秋増刊 「坂の上の雲」と司馬遼太郎 を読めば、
世間に知られた有名人の(国会議員もいる)のトンでも世界史が語られているからな。
嘘を書くことは許されない立場の人たちだ
歴史好きな俺には司馬といえば司馬遷
日本の司馬さんはただの小説家
星新一は認めたいが、その機会がないな
星新一は官尊民卑の世の中を嘆いていた
それが日本の悪いところ、星新一かわ評価されない
民族的問題のひとつ
241 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:01:52.21 ID:PP0zLYKWO
>225
それ見たことないや。途中までドラえもんのバイバインかと思った。
最後の一個残すと饅頭が3分後には2つになってまた3分後には4つになって饅頭だらけになるの。
243 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:01:57.70 ID:6ud9284U0
簡単なことだよ。たとえフリであれ左に擦り寄らないと、「純」扱いされない。
そうやって心を売った糞作家の方がよほど「不純」なのにね
星新一は過小評価、司馬遼太郎は過大評価。
純文学の定義自体がよくわからん。
>>132 あの、やさしい言葉を駆使した独特の世界は、なかなか大したものだと
思うけどなぁ。
それから、エロ小説は、公共の図書館にはほとんど置いてないんだよね。
それが困る。
247 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:03:05.10 ID:/l9Qukmg0
五木も司馬も情弱には十分に評価されてるだろ
>>239 逃げ口上が出しても?
もう何を言ってるかわからなくなってるぞ?
あと言っておくが俺は司馬は好きじゃないぞwwww
>>243 三島由紀夫、吉行淳之介も純文学作家だが?
梶尾真治はもっと評価されるべき。
251 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:03:46.42 ID:ilmAntKY0
>>235 今の経営者って司馬や塩野読んでりゃマシなレベルらしいよ。
歴史の知識を雑学本で仕入れてる人が多いんだってよ。
純文学なんてもうとっくに死んだジャンルだろ
日本国民の何パーセントが読んでるんだか
253 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:04:42.98 ID:5Jia15NO0
>>228 阿刀田高のエッセイって面白いけどネタかぶり多いよね
星さんのエッセイは凄い
今読んでも風化してないつうか「きまぐれ星のメモ」とか「進化した猿たち」は
もっと評価されるべき
254 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:06:14.67 ID:KWWqPlXJ0
民主党政権の醜い面って、星新一で何回か出てくる感じに似てるな。
「良い未来を期待して、何かが変わったけど、結果は現状よりひどかった、笑えねぇー」という。
>>249 >つか、UFOやUMAの本書いてる人がみんなそれを信じてるとは思わない方が良いよ?
これが逃げ口上でなくて何なのだ?司馬信者は司馬の小説を史実と勘違いなどしていないのだろ?
>>167に>いや小説をソースにする奴なんていないからw朝鮮じゃあるまいし
と書いてあるだろうが
司馬とか五木とか、本が売れに売れて、経済的に潤ってるんだから、充分だろ。
文芸時評なんかが、非エンターテイメントの純文学を取り扱わなかったら
そういうジャンルは成立しなくなるんじゃないの。
>>239 トンでも世界史って、具体的にどういう記述を指してるんだよ?
司馬の小説も的を射てる部分もあるし、考証が稚拙なところもあるし
>>250 「黄泉がえり」の時点で相当評価されていたが、20年遅い。
初期の短編だけでも十分輝いていた。
>>255 つか、俺が逃げる意味がわからないw
ちょっと落ち着いたらどうだ?
俺はお前の↓に爆笑しただけだよw
>抜粋して書きだしてやろうか
>今は手元に本が無いから無理だけど
世田谷文学館の特別展で、星新一の公演の音声流してたのが面白かった
アイデアの出し方と、ネタをひろうした後に、
このネタは小説にはしません。公演のネタがなくなるから。って締めくくりがよかった
261 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:09:22.69 ID:4MgXRiqnO
>>245 はげどう
今の純文学作家が誰なのか分からない。
それ以前に昔のも誰か純文学なのか気にして読んだことがない。
谷崎、太宰、三島とか国語の便覧に載ってる人が純文学なのか?
司馬遼太郎の評価は適切
星新一は本を読まない人は知らないと言う意味で過小かもしれんが、
読書する人で星新一を高く評価しない奴は居ないと思う
263 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:09:37.09 ID:Pj7536RbO
>>254 そういや星新一の小説に他国に乗っ取られかけてる今の日本を象徴するような話があったな・・。タイトルはコビトだかなんだか。
星新一は好きだな。評価低かったのか…2ちゃんでは評価高い気がする
星はあれで苦労人だから独特の虚無感があるね
売れてるからいいんじゃないの。
星新一というかSF小説自体の評価が低めなのはどうかと思うけどさ。
>>261 言葉で言い表すと辞書通りなんだけど、
読んでるとなんとなく理解できる、って感じだな
西岸良平の「鎌倉ものがたり」も面白いぞ
>>266 独り言が言いたいなら、チラシの裏にでも書いてればいいじゃんw
271 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:14:26.36 ID:nJyF7Fwx0
272 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:15:29.20 ID:Apu6SAUJI
山手樹一郎もいいよ
>>30 史記を読めば「項羽と劉邦」もカスだってわかる
274 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:16:02.14 ID:RIHJbnM80
>>141 俺も小松左京。文章が整理されているのか、読みやすいし、判りやすい。
277 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:17:03.62 ID:loqM1bbG0
>>249 え?三島って純文学だったのか?
流行作家の通俗小説だと思ってたw
星さんは、北杜夫の基地害にもちゃんとやさしく付き合ってくれてたしな。
マブゼ勲章だかもらってあげてたよな。
いい人だ
>>271 モナーが懐かしかった
しぃとか、また流行らないかな
281 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:18:06.73 ID:oeaperQ80
>>9 おれもおれも。
最近又読みたくなってきてるんだ。再読したらきっと物凄く新鮮なんだと思うとワクワクしてきた。
買い直さなきゃいけないのでバイトしなきゃ・・・(´A`)
282 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:18:24.31 ID:pbV4U7lB0
>>261 今を書いてるのに普遍性が高い、てのじゃどう? <定義
でもな 「蹴りたい背中」 の附近から、芥川賞もしょーもなくなった気がしてる。
適当にスタイルを理解してりゃ取れるような。
EGFマダー……
284 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:18:37.31 ID:5Pp6JvGc0
太宰と三島は純文学でいいと思うが、
谷崎はどうだろう?
なんにせよ、三島(美文と変態をたのしむ)と谷崎(モロでエロ)は面白いから読んでみそ。
太宰は自殺したい人と自殺する人の話が好きな人向き。
285 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:19:16.24 ID:LyPlWyTB0
>>9 全国の少年少女を読書好きにさせた星(だけではないが)の功績は大きいと思う。
だが、逆にいえば星新一は
「小中学生が読む読み物であって、大学生社会人になったら卒業すべき作家」
・・・というイメージがあるからな。 (少なくとも日本においては)
286 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:19:33.89 ID:6fM8kZ7t0
星新一と言えば、映画マタンゴの同時上映作品はハワイの若大将w
当時の東宝の人間は頭おかしかったに違いないw
片やヨットで遭難してキノコ人間になってしまう話とヨット部の青春群像www
村上春樹は純文学か?
288 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:19:55.43 ID:pLg5YDmx0
司馬遼太郎は十分評価されてるだろ
星新一は評価されるべき
289 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:20:16.64 ID:yaSqxUDR0
司馬さんは凄いよねぇ。ファンの人は司馬竜馬や土方のセリフがそのまま真実
だと思ってるんじゃないかな。実際そう思えてしまうからなぁ。
歴史は司馬小説が作ったんだな。
>>284 谷崎は大衆っぽい気がする。
というより、俺には芥川龍之介が大衆小説家に思えるww
291 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:21:00.39 ID:ugwGNOBN0
子供の頃の日本文学全集とか思い出すと、鴎外漱石は今でもそうだけど
当時は正宗白丁とか里見クとか読むべき文学だったようだな。
読んでねーよ↑こんな奴w
そういう序列にこの3作家もいれろって主張だな。
292 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:21:20.62 ID:xfq+Tx1S0
星新一ってイキガミの原作者だろ。
「おーい出てこい」はブラックですきだったな
294 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:22:16.28 ID:rL6HozWY0
>>141 小松左京もいいね。くだんのははとか秘密とか好きだ
少なくとも星は読みやすいと思うよ。
295 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:22:47.76 ID:VBsBKdslO
〜は純文学とか言ってるやつは、純文学の定義できるのか?
296 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:22:48.06 ID:Bfax+duQ0
297 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:23:45.42 ID:EvDEFWHdO
シバは十分評価されてるじゃん、本も売れてるしドラマ化もしてるし
>>284 谷崎も純文でいいでしょ
298 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:24:02.01 ID:oeaperQ80
>>271 優れたフィクションは、未来を映しているんだよね。
ウメヅ先生も言ってた。。。
司馬遼太郎は不純だと思うよ。星新一は立派だと思うけど。
フルボッコちゃんおもしろかった
301 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:24:43.43 ID:fqF+assp0
昭和の小説家は自殺し過ぎだろ・・・・
302 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:24:44.18 ID:zfflPLRMO
303 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:25:16.52 ID:9rtFG2Xk0
筒井康隆は?たまに天才だって思うときあるんだけど。
まぁ星新一は後継者がいないからなぁ
ショート・ショートというジャンルを一人で興隆させて一人で終わらせてしまった感がある
ジャンルその物が無くなってしまえば評価が低いと言われるのも仕方ないかもな
305 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:26:51.35 ID:gXeyuWZx0
306 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:27:08.59 ID:R3ASf1wAO
余談の長いのは疲れるわ
星新一はアイデアと究極にシンプルな文章で物凄いことを表現する真の天才だろ。
こういう人は世界的に見ても類がない。
司馬と五木は既に評価されている。
309 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:27:37.58 ID:6SO2iYBm0
星新一はないわ
310 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:28:23.97 ID:Bfax+duQ0
311 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:28:42.55 ID:6XI84z2f0
星新一のセキストラはネ申。
司馬遼太郎は読み易くってよかった
同門不輸時とかいうバカは自分視点過ぎてキモかった
313 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:29:09.88 ID:G+wz7VnyO
司馬遼は勝海舟や大隈重信みたいな性格が嫌いで、小物扱いなのに
早稲田で講演するときには、大隈老侯を尊敬してます、なんて言えちゃう器用な人
星新一ってくだらない話にオチがついてるだけだろ
まあ、俺は好きだけどな
315 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:29:47.96 ID:zfflPLRMO
司馬遼太郎を読んだきっかけが、「ありがとう浜村淳です」な奴いる?
>>286 「となりのトトロ」「火垂るの墓」同時上映に匹敵する快挙だな
317 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:29:51.34 ID:lJWej0oP0
定義、とは書いていないが、純文学とは何ぞやなら
>>1で充分だろう
つまり「人間の真実を追求し、なおかつ芸術的である」
そういう内容を持っていて世人が純文学であると認めたら純文学
世人というのは評論界を核とする「読者たち」のこと
作品の影響力次第では広く国民全体を含むし、
マイナー作品ならそれこそごく一部の評論家による認定にとどまる
えらくあやふやだなと思うやつもいるだろうが、そもそもあやふやなんだよ
小説なんぞどっかで何となく評価が生成されてるもんだ
これは整数、これは自然数、これは無理数..みたいにばちっと定義が定まることはない
>>276 歴史小説は、歴史資料などを元に、作者が独自の解釈をし、また、創作を加えた「フィクション」です。
物語の中には、資料そのままを引用した「事実」とされているものもあります。
なにもかもが創作である物語もありますが、基本的にはある程度事実に沿った流れで物語は進んでいきます。ただし
もちろん、作者独特の解釈・創作をくわえエンターテインメント性を出したものが時代小説です。
正常な読者は、小説としてこれを読んでいます。
これらを歴史書、史実と理解して読んでいる人はいません。
という事。わかる?
319 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:30:27.93 ID:vZ9R/3P40
星のような短編なら、景山民夫がおもろかった
司馬が再評価になるなら、知の巨人、立花隆も再評価されていい
320 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:31:24.11 ID:4/a0s8kp0
純文学も別に評価されてないじゃん
売り上げ文学論が幅をきかしてるのが現実
まともな評論家も少ない
321 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:32:01.43 ID:dB+8Xk9Z0
322 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:32:06.53 ID:EvDEFWHdO
星には時代が追いつけなかったな。
324 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:33:22.02 ID:6XI84z2f0
>>286 マタンゴは変にエロかったな。
水野久美が。
>>318 読者に正常ではない人が多数いるのが司馬ファンだと思う
326 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:33:36.25 ID:fqF+assp0
小松左京の短中編もなかなか面白い。
イッヒッヒ作戦、フラフラ国始末記なんて
ドラマ化、アニメ化されてもいいと思う。
されてるのかな。
327 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:33:37.17 ID:pqy5EeELO
(-_-;)y-~
さつま
この、なんとも得体の知れぬ、いやそれは遠く離れた江戸期の人々の感想かもしれぬ。
上方人は薩摩には古代隼人以来の、
慣れ
があったやもしれぬが、江戸は違う。錦の御旗を押し立てて、西郷を首班とする新しい将軍が突如現れたとしか思えぬであろう。
ともかくも、さつま。
神保町の本屋で「司馬は左翼」「帝國陸軍の栄光を・・・」と
ブツブツ呟いてるおっさんがいるね
329 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:33:51.27 ID:V3zE0Amw0
可愛い女の子の編集者にだけにこやかで優しい、川端先生。
でも、たまに、女の編集者でも、むっと黙っているままで、
泣かせた事も…
三島の後追いのように、政治家挫折の後、ガス自殺。
さり気無く、少女物がエグイらしい。
>>305 全く関係ないのだが、
稲垣足穂と聞くと何故か『超感覚ANALマン』を思い出してしまう
331 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:34:36.58 ID:VBsBKdslO
>>317 じゃあ、あれは純文、これは純文じゃないなんて言うのは愚の骨頂だな
チラシの裏に書いてろってこった
332 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:34:48.33 ID:WX7aygPA0
阿刀田高さん、駅前の書店で本を注文していたが、
白髪・色白で、写真で見るのよりずっと綺麗な感じのお爺さん。
334 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:37:03.55 ID:wKz53MYtO
なんで筒井康隆が入ってないのよ!!!1
335 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:37:40.58 ID:IBHVdOkr0
この中で星新一だけは評価されていいわ。「処刑」の描写は凄いよ
ところで百關謳カは純文学ですか
337 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:38:11.86 ID:KU9vUkFhO
>>1 面白いって思って良く読んだ作家さん達だ、文学界とかが押す文学は面白いって思った事がないw
文学界が押さなくても買われて読まれて有名なんだから日本国民は凄いだろw
338 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:38:49.26 ID:TMmZTvu30
スレタイが記事の内容と違ってる気がすんだけど
339 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:39:07.25 ID:lJWej0oP0
>>331 そう、言葉は汚いが、言っちまえばこのスレのテーマはそれです
340 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:39:44.33 ID:pvGstg2H0
小説だけじゃなくて、大衆受けしたこと自体を一段低く見るのってアホらしいよな。
>>331 そういうことだねw
それぞれ独自の世界があるんだし
342 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:41:38.94 ID:ARoYI4P90
>>24 五木・塩野の対談本持ってるわ。
オッサンおばさんの蘊蓄ってのも結構おもろいとおもった。
鼻について駄目ってひともいそうだが。
>>304 >ショート・ショートというジャンルを一人で興隆させて一人で終わらせてしまった感がある
日本では星の作風から離れたものはショートショートと認識されなくなってしまった
おかげでコスモポリタン直伝の由緒正しいショートショートが翻訳される場合には
わざわざ「ショート・ストーリー」とかいう変な肩書きをつけるんだぜ
344 :
暴支膺懲 ◆CeoD2zuluY :2011/03/08(火) 11:41:43.44 ID:/H4LNoS70
>>33 「あの」星雲賞なんてもらったら笑いモノになっちゃうからむしろ貰わないほうが・・・。
「ヤマトでも星雲賞」とか「旦那の汚い字の賞状なんて有難味がない」なんていわれる
賞ですし。
それでも古くからの大会関係者である某友人に言わせれば「ママ4」に与えることが出来たことだけは
胸を張れるだそうです。
>>341 評論を避けて真価の分かる物って存在するの?
347 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:42:42.09 ID:QP9QNNDe0
この手の議論になると必ず出てくる名前が中上健二だね。
ドストエフスキーや中上の小説をミステリーだというのは、無理があると思うけど
その辺りの線引きを納得できるように説明するのは難しいだろうね。
349 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:43:43.75 ID:QZhREDpe0
作品の質じゃなくて、話題になりそうな作者自身の属性を評価されて芥川賞とったような
クズ供が純文学の守り手だから、内容で売れてる大衆文芸に敵愾心を抱くのは当然だろう
星新一は俺の中では未来落語としてカテゴライズされてる
異論は認むる
351 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:45:07.64 ID:V3zE0Amw0
>>336 そう言うのは、イヤダカラ、イヤダ 。らしいです。
人の真実を追求し、なおかつ藝術的であると認められる志向性を持つもの
かどうか、を評論して行って結論づける
この作業が無くなれば、価値あるものの価値の在処が分からなくなりそうな気がする
353 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:45:32.34 ID:pKbW7US/0
星新一のボッコちゃんが好き。
ボッコちゃんは高級ナイトクラブに勤めるホステスのロボットだけど客はロボットと気付かず
ボッコちゃんの求めるまま高い酒を買わされボッコちゃんに飲ませる。店はボッコちゃんのボデイから
そのお酒を回収して他の客たちに飲ませるんだけど、ある日、一人の客がボッコちゃんを毒殺しようとして
ボッコちゃんに毒入りの酒をのませるが、後日ボッコちゃんから回収されたお酒を飲まされた他の客たちが
全員この毒で死ぬ話。
>>340 大衆受けした純文も多いぞ?
そういう分け方じゃないよ
>>345 評論は必要だろうけど、純文学大衆文学と分ける必要はないし、
ちょっと安易な気はするな。
俺自身は「あ、これは純文学」「これは大衆文学」とか肌でわかる気はするけどね。
355 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:45:53.64 ID:ugwGNOBN0
つか星新一なんてフレドリック・ブラウンのパクリなんでしょ?
子供心に「あーまた日本人がアメリカ人のやること真似してる」
って恥ずかしい思いしたわ、おれ小学校から原書で読んでたからなぁ〜
間違えた。健二じゃなくて健次。
357 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:47:47.55 ID:EU4vg70HO
星新一は中学生ぐらいまでには卒業すべきだろ
358 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:47:56.58 ID:u2kgqjSo0
これだけ星の名前が挙がってくるんだから国民には充分すぎるほど評価されてる
と思うけどな。
訳の分からんそのときだけ話題になる直木賞、芥川賞作家とかよりもね。
359 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:48:01.05 ID:d7mHvH8+0
星新一というのは例えるのなら
日本SF界の手塚治虫というべき人物
360 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:48:11.12 ID:pvGstg2H0
>>354 俺が言いたいのは、小説で言えば、
いわゆる純文学であっても、大衆受けした瞬間に
一段下に見る風潮が文壇周辺にあるってことなんだが。
まあ、あんたの考えはどうでもいい。
361 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:49:14.91 ID:ARoYI4P90
>>351 内田百閧ヘ偏屈爺さんだからなあ。だがそれが良い。
>>318 >これらを歴史書、史実と理解して読んでいる人はいません。
嘘を書くな
文藝春秋増刊 「坂の上の雲」と司馬遼太郎 を読んでみろ
史実と混同している記述があるから
363 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:49:23.24 ID:V3zE0Amw0
今日日、
何かから逃げ出して、沈む夕日に絶望を隠しながらの’いじけ‘酒も、
やりにくくなりました…
そんな性格でもないのに関わらず、頑張っていじけてたのに、
煎餅布団剥がないで下さいw
はい。カップ酒。パキ。
364 :
暴支膺懲 ◆CeoD2zuluY :2011/03/08(火) 11:50:02.49 ID:/H4LNoS70
日本史板は司馬作品をソースに日露戦争を語るイタい輩が次々に湧くから
ウザかったな。文学なんだから文学関係の板で好きなだけ読書感想を述べてりゃ
いいものを・・・。
>>362 そんなこと言い出したら、三国志演義も、ホメイロスも古事記もそうだろw
>>1 あなたも、
もっと評価されるべきだと思う。
367 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:51:08.94 ID:esr022p1O
五木で青春の門を思い出した。あの時はお世話になりましたww★新一は大好きだな!
368 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:52:06.27 ID:N2FLshewO
369 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:52:46.67 ID:txv7/6dnO
星新一はあの男この病気が好きだなぁ
なんか世界観が凄く良い
370 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:52:54.72 ID:lJWej0oP0
>>359 当時の日本SF界の人脈にその手塚治虫が混じってるとこが恐るべしだけどねw
>>360 「俺だけが知っている。こんな素晴らしい物を知らないお前らはニワカ」
メジャーなものをなんでも否定するバカがいるのはどのジャンルでも同じなんだよ。
情弱だニワカだ喚いてる2ちゃんの住人なんてその最たるもんだ
373 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:53:46.27 ID:PNidi7lNO
村上春樹と西村京太郎、ディープインパクトは評価され過ぎ
小学校の頃に阿刀田高のブラックユーモア入門を読んで
ヒネた子供になりますた
375 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:55:28.03 ID:/l9Qukmg0
>>372 まぁ、信じてる奴多いよ。
ちょっと前にブームになった坂本竜馬のイメージなんて
ほとんど司馬のものだろ。多くの読者なんてそんな程度だ
376 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:55:31.33 ID:3bON29fr0
>>355 そんだけ英語力のある人が、自宅警備員をしてるなんて、どこで道を
踏み外したんだ?
>>365 同じだろ。それがどうかしたのか?
違う点はただ、現代日本の世論をおかしな方向に持っていく気配が無いってだけだろ
380 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:57:32.39 ID:LJI7Cvpo0
阿刀田高の本
家にあったから読んだけど
結構面白かったよ自分で買うほどじゃないけど
五木は対談集が面白いけど小説はつまらん
星はボッコちゃんとか読んだけどどう見ても筒井の方が面白いだろ
えー、星新一って評価が低いの?俺大好きだったよ
元々読書は嫌いでなかったが、小学生の頃に読書癖がついたのは
星さんの作品のおかげ、ほんと感謝してるよ
逆に子どもにも読みやすい、けど児童書ではないってところで
評価が下がってるのかな、だとしたらほんとばかげてるね
この人の息子が日経スポーツ欄の記者をしているが
独特の文体で署名を見なくても誰が書いたかわかる。
383 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:58:09.73 ID:7RJhCjMO0
十分に評価されてるだろ
過大評価と行っても良い
今一度見直してその真価を検証しようって運動が起こってもいいぐらいだ
たしかに文学に線を引くのは
自分の理解できる限界がここまでです。っていう無知を曝け出すことだからな。
どんなジャンルでも公平にみる目があってしかるべきではあるだろうな。
386 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:59:22.86 ID:QZhREDpe0
>>370 アシモフのロボット三原則より手塚のロボット法のが早いんだから入ってこざるをえない
387 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 11:59:45.38 ID:LJI7Cvpo0
阿刀田高ってどことなくSFチックなんだよな
よく考えたら星に似てるかも
388 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:01:34.34 ID:abyt5l/q0
星新一は並みのミステリー作家が
もったいぶって200枚かけて書くようなネタを
20枚以内でさらっと書いちゃうようなお人。
だから文章や構成があまりにも淡泊になりすぎて
一読したところたいしたことがないように思えるのだが
彼の作品を下敷きにして(要するに薄めたり伸ばしたりして)
何百枚ものエンタメ小説を書くことは容易なのだ。
>>355 >つか星新一なんてフレドリック・ブラウンのパクリなんでしょ?
ふったアイデアに対するオチの処理は、たしかに影響があるっぽいな。
でも、ブラウンの短篇集を星が訳したものを読むと、ディテールをふくらませたいブラウンと
短くスマートに仕上げたい星の作風の違いが露骨でかなり違和感があるよ。
井上ひさしなんかを星新一と同じ土俵に上げないでほしいわ
391 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:02:11.87 ID:MJVHopCo0
星新一は好きだったな、中学の時、読み漁った、ブックオフ行こっと。
392 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:02:32.16 ID:fjV19ZnOO
>>380 遠い昔に読んだ短編が、星と筒井どっちの作だかわからなくなってる。
班代表になった中学生がクラス代表になり学校代表になり日本代表になり遂に地球代表になるって話。
393 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:02:57.86 ID:8sF3kO3+0
司馬は十分評価されてるだろう。
五木は昔の作品しか読んだこと無いけど評価されるほどかなぁ?
星はもっと評価されるべきだが、文学的な評価って不要だろう?
むしろ阿刀田の方がもっと評価されるべき。
筒井ほどじゃないけどな。
394 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:03:36.34 ID:LJI7Cvpo0
五木寛之の夜
>事実、新聞の文芸時評ではいまだに純文学しか取り上げないし
新聞の文芸欄がおかしいだけだろう。多分旧石器時代の人が書いてるんだろう。
芥川賞受賞作とか面白くないものばかりだ。
396 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:04:48.71 ID:V3zE0Amw0
畳の上で、暗闇の星にてをすっと伸ばし、
エロス。水球。
>>384 わかったよ。訂正する。
小説を全て事実だと思って読むアホなんて世の中に存在しないと思ってたんだけど中にはそういう奴も居るんだな。
悪かったな。
398 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:05:15.70 ID:qFaFYNIC0
五味康祐が出てないな、直木賞じゃなく芥川賞もらってる。
五味と柴田錬三郎は劇画作家に影響与えたというよりパクラレまくってる。
忍者、柳生、剣豪ほとんど2人の流れだ。
399 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:05:27.48 ID:XeorrDgp0
五木寛之ってバカサヨじゃないっけ?
俺はそれで読まず嫌いだったようなw
日本の純文学って、名作ではないだろ。
金持ちのボンボンのオナニー文のどこが良いのかな?
401 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:06:10.91 ID:vZ9R/3P40
司馬のノモンハンに全ての原点があった分析は納得する
司馬は小説家としてはともかく文化人としては評価されすぎ
403 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:07:03.58 ID:pKbW7US/0
>>392 スター・ファイターというハリウッド映画では
近所のテレビ・ゲームのチャンピオンが宇宙連合にスカウトされて
地球代表の宇宙戦士に選ばれていた。
これは本好きの間では当然の認識だろうな。
書き手の問題で
売れないアマチュア的に書いてる奴ほど変に認めないんだよな
星新一って、
大手薬剤メーカーの御曹子だね。
406 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:08:31.06 ID:3bON29fr0
>>370 手塚治虫は、今の日本の漫画の下地を作ったのは確かだよな。ほとんどのジャンルの
作品を描いてるんじゃないのか。オレは『ジャングル大帝』が昭和25年ころの作品
って聞いて、ビックリしたことがある。
407 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:08:38.83 ID:ma8Ezbz2O
むしろ面白くないのを何とか売る為に芥川賞とか作ったんじゃないか
純文学はブランドイメージでもってる
408 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:08:44.78 ID:XeorrDgp0
司馬遼太郎も自虐バカサヨじゃないっけ?
読まず嫌いの理由はそれだった気がする
409 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:08:50.77 ID:Mj+3XUjr0
“評価されるべき”厨はどこにでもいるけど実はそう言ってる自分を一番評価して貰いたがってるんだよね
>>408 サヨはサヨで司馬は戦争賛美のウヨだって毛嫌いしてるけどな
411 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:10:38.51 ID:LempURbc0
>>253 あ、星新一のショートショートはけっこう読んだけど、エッセイは手つかずだわ。
紹介ありがとう。
こういうスレはこういう拾いものがあっていいわ。
司馬遼は過大評価。
司馬が井上靖の没後監修した蒼き狼で「後の研究で正しい名前が分かったから」と
信玄の姉の名前を勝手に改稿したのを知って引いた。。
よっぽど文学小説に対して依怙地になってたんだろうな。
代わりに自分は歴史に詳しいけど〜てひけらかして自尊心保ってたわけだ。
信者は司馬遼が歴史研究的に凄い!とかいうが、細々まちがってるし。
通俗小説でもっと評価されるべきなのは山手樹一郎と山田風太郎だろ。
>>8 お前は日本人じゃねえじゃんw
せめてまともに日本語理解出来るようになってから書きこめよ
>>1 まったくだ。
>>13 おお禿げ同。
ブーム再来らしいがまだ品切れのが多くて買えないのがある。
赤川次郎は評価されないの
>>398 五味は今だと入手できるのが少ないからなぁ
「薄桜記」と「武芸帳」ぐらいだろ本屋で買えるのって
武芸帳は完結してないし、今の人が評価するのは難しいだろ
そういえば仮面ライダーの本は売れてるの?最近さっぱり名前利かないけど
418 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:15:40.61 ID:qFaFYNIC0
女流の名前が挙がってこないな、1人いるだろ。
夫と子供を捨て若い男と駆け落ちのつもりが、約束した場所に男は来なかった女。
怪優白石加代子に似たご面相の女。
419 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:16:11.28 ID:vZ9R/3P40
司馬前の龍馬の存在は大きくなかった、西郷が最大の存在だった
信玄を戦国最高の武将にしたのも司馬だった
421 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:18:43.83 ID:fqF+assp0
星新一はむしろ大人になってから読み返して面白さが倍増した。
あのシンプルな文体と話の中に、いろんなもんが詰まってるて分かる。
422 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:19:48.09 ID:eBGXxyyaO
明野照葉も読め
>>419 >信玄を戦国最高の武将にしたのも司馬だった
江戸時代に徳川より強い武将を探す歴史ブームが起きて、
それで有名になった。
しかしこういうスレ見ると、みんな本好きだなあって思う
426 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:21:35.30 ID:8lmW7lhGO
>421 厨房の時大好きだったな、赤川次郎も。おっさんなったのか赤川は全く読まないし、ミステリしか読まなくなった。
427 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:22:32.88 ID:QtXxW2qo0
阿刀田高は好きだったなあ。
しかし最近ボケたのか夏目漱石の夢十夜を
丸パクリしてたのは目が点になった。
428 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:23:58.04 ID:QC+HJMRBO
やたら純文純文言ってた奴が村上龍を猛烈プッシュしてたな
名前を忘れたが、ほかの作家を持ち出してこんなの文学じゃないとか言っててムカついたのを覚えてる
>>389 「天の光はすべて星」って、今、絶版なのかな?
>>357 そこでいったん卒業して、大人になってから再入学すると良いんだよ。
俺は、
吉田修一が好きだ。
何故なら同じ学校だから。w
432 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:26:28.33 ID:QtXxW2qo0
純文学は退屈過ぎて読む気しない。何が面白くて読むのか理解できない。
>>425 本好きというよりは自分が嫌ってる作者を叩きたいだけ。
それでスレが伸びてる
434 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:28:24.47 ID:4t4wHTZO0
星新一は新井素子と並んでよく読んだ
>>397 いやいや、ニコライ2世なんて、ロシア革命以降共産党からずっとボロクソに言われてたんだから、
司馬の時代ならそういう考証だったのは仕方ない
小説とか関係なしに、昔のロシア史の本見たらそんなのいくらでも出てくる
だから、小説とか関係なしに、何十年も前の本読んで、それをいまだに鵜呑みにしてるのがおかしいと解釈すべきだ
あと、アホなんていくらでもいるんだから、そんなの例に挙げて語っててもなんの意味もないw
436 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:29:50.61 ID:UQN1ac6X0
最初は、北杜夫・星新一 次が團伊玖磨のエッセイ
大学で暇なときは司馬遼太郎、そして、社会人で 阿刀田・・・の順だったな
五木は読む気にならなかった数ページ見ただけで・・・
史実と勘違いする読者の話を持ってきて
司馬に突っ込むのなら
明治の話じゃなくて新選組のほうをなんとかしようぜ。
439 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:32:17.71 ID:QC+HJMRBO
>>429 一、二年前にカバーを新装して再販されたよ
440 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:32:28.03 ID:qFaFYNIC0
鞍馬天狗がピストル使うのは龍馬の真似、司馬以前にも龍馬は有名、勤王の志士
という程度では
星新一のおかげで活字の小説を読む楽しみを知ることができた人は多いはず。
かくいう私もそのひとりだ。
>>435 ニコライ2世が実は日本贔屓だった!てのもどうせ2ちゃんで得た真贋不明の謎知識。
18回もレスしてる奴はその辺に目をつぶって他を叩きたいだけ
443 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:38:11.90 ID:kRblWToS0
星新一は英訳したものをアメリカ人が読むと素人臭く見えるらしい。
俺は、筒井康隆を読んだ後に星新一を読んだら子供っぽく感じた。今になってみれば
星新一の良さも良く分かるけど。
444 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:38:40.63 ID:Cu7OpFBb0
嘘歴史を蔓延させた司馬はともかくとしても
星新一さんはたしかにもっと評価されるべきだな
445 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:38:54.82 ID:kLUzungF0
星新一は面白い
あれだけの数良く思いつけるもんだ
446 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:40:30.96 ID:3KnNdWSg0
筒井康隆の顔面崩壊は気持ち悪すぎて途中で読むのいったん止めたw
よくあそこまで文章で生理的不快感だせるもんだ
確かに
新井素子を卒業したら星新一
その程度の評価だったのかも
>446
「トラブル」とか「問題外科」とか、子供の時は平気で読んでたけど、
大人になって読み返したら気持ち悪くて目を滑らせて読んだ。
449 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:43:09.97 ID:/UBjU/ooO
言葉を捨てただけじゃ愚かな人間の権威主義は無くならんだろw
451 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:44:48.95 ID:lJWej0oP0
五味、柴錬ときてるのに山風が出てこないな
>>406 陳腐な言い方だが日本漫画は手塚以前と手塚以後に分かれる
コマ運びからストーリーテリング、作品テーマに至るまでを手塚が変えた
ちなみに日本でのオリジナルアニメも手塚が始めた
一人で全てやった、とは言わないが、
今、日本をコミック・アニメ立国という切り口で見るなら、手塚の業績はあまりにでかい
(ただしアニメ業界の薄利体質や漫画界でのプロダクション・分業制が未だに成立してない点を
弊害として挙げる向きもある)
それに加えて、星、筒井、小松、福島なんかの日本SF黎明期の交友録に
手塚がガッチリはまり込んでて一定の影響もあったってのが凄いと
上岡「司馬史観を鵜呑みにしてるやつはダメです」
鶴瓶「でも読んではるんでっしゃろ?」
上岡「・・うん、結構好き(笑)」
453 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:45:47.55 ID:/UBjU/ooO
貴志祐介のダークゾーン読んだら、筒井康隆の九死虫思い出したわ
筒井康隆の、驚愕の廣野とかの悪夢感はすごい
454 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:46:28.64 ID:kRblWToS0
赤川次郎のバカにされ方は納得できない。文章は上手くて気品がある。そんないい加減な内容のもんじゃない。
赤川次郎がどれだけ読者人口を広げたか。
星新一は都会的な処がいいけどなぁ。
外国のパクリかは、
わからないけども、ミステリーゾーンには
似た様な話しが、
確かに多い。
456 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:47:55.98 ID:MGFf8Iw6O
この3氏の評価は一般的にそんなに低い?
ノーベル文学賞をとるタイプじゃないけど、いわゆる「純文学」よりも好きって人の方が多そうだけど
457 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:47:58.72 ID:KIf4dxyI0
星新一もやっぱ初期のほうがいいね
俺の聖書の知識のネタ元はこの人のエッセイです。
>>454 >赤川次郎のバカにされ方は納得できない。
代表作といえるものが見当たらない所が弱点なんだろうな。
460 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:51:33.56 ID:kLUzungF0
歴史は何が真実がわからないからね。今の日本の政治を何十年後に書いた場合、新聞、テレビ等の資料を元に書いた場合、贅沢三昧の麻生とクリーンな管と書かれるんだよ。
>>459 三毛猫ホームズとかあるニャン=(^・^)=
俺が生まれて初めて読んだ小説が、たしか小学校の道徳だかの時間に読んだ「おーい。でてこーい」だった気がする。
>>454 赤川次郎はホラー系に移行して評価が上がってる気がするけど
465 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:53:58.53 ID:0A+uTuUrO
鏡と喧嘩しているように見えないこともない。
466 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:54:46.41 ID:Xui7sc3jO
三毛猫ホームズはホームズがオスで子をなしたってとこがもうね…
467 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:55:17.73 ID:kLUzungF0
>>466 >オスで子をなしたってとこが
?????
星新一は家にいっぱいあったので、小学生のころからなにげに読んでいた。
確かに面白かった。
469 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:56:59.05 ID:wKz53MYtO
>>446 本当にえげつないよねw
そんな中で「睡魔のいる夏」は素敵な終末で同じ人とは思えない位、美しい作品だった印象があるなあ。
ちょっと本棚漁ってみるか・・・
源氏物語はどうなるんだろ?
最高のエンターテイメントだとは思うが。
471 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:58:03.41 ID:dvr2nAROO
この3人中高生のときにハマって読んだ。
星新一は、世界感がかわいくて洒落た感じ。
挿絵はかかせない。
阿刀田は、男女のかけひきがあってバーとか大人な場所が出てきてジャズが似合う感じ。どんでん返しが予想できて、それをわかった上で進む話、またそれをも上回るどんでん返しも。
筒井康隆は、七瀬ふたたびw
ブラックユーモアでは許されない描写もありw
472 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:59:17.79 ID:sGyVpcusO
安部公房はもっと評価されるべき
473 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 12:59:41.75 ID:IXqLfddc0
>事実、新聞の文芸時評ではいまだに純文学しか取り上げないし、エンターテインメントを論じる紙面は
(読書欄を除いて)ほとんど目にすることがない。
つまり新聞に言ってるだけだろ?新聞はジジイが書いてジジイが読んでるだけで、そのうちなくなるものだから
ほっとけばいい。
つうか阿刀田某とかもジジイしかしらんし、何の意味も無い発言
474 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:00:12.71 ID:zs/93Uvm0
安部公房も良いよ。星新一ほどイケメンじゃないけど
まあ アートはエンターテイメントの一部だから言ってることは正しい
>>454 キャラとかはいいんだけどね
三毛猫ホームズの推理みたいな、ああいうトンデモ本を出してしまうあたりが、低評価につながってると思う
477 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:01:14.56 ID:QZhREDpe0
>>454 高卒なのと、何より売れっ子への嫉妬が文壇にあるからだろうね
478 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:01:28.93 ID:kRblWToS0
安部公房こそ純文学みたいに言われてるな。かなりSFだと思うけど。
村上春樹って純文学? オレ境目がわからない
>>472 もっと評価というか、もっと読まれるべきと思うけどね
最近本屋で見かけなくなりつつある・・・
どうせ半世紀もしたら今のラノベ作家の生き残りが文学ヅラするようになるんだよ
>>439 をを、thanks。
最近、藤沢周平を読み始めたんだが、用心棒日月抄は、
欧米のハードボイルド物と同じ形式なんだよな。
娯楽作品として万全の安定感があって、心地いい。
483 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:03:45.34 ID:Xui7sc3jO
>>467 ごめん、なんかと勘違いしてたみたいだ。
ホームズはメスでした。赤川次郎さんと
>>467さんに慎んでお詫び申し上げます。
484 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:03:50.04 ID:QtXxW2qo0
>>478 地味というかパッとしない。わくわく感ゼロ。
>>470 高校あたりの授業の呪縛から解き放たれて読めば面白いのだけど、
ストーリーも何もなく、突然昔の文法で書かれてる一文を突き付けられて、
一字一句を構文解析させられるおかげで食わず嫌いも多いんじゃない?
それより筒井康隆の評価が気になる
いまの若い子は読んでるのだろうか
487 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:06:41.24 ID:Wy4dvhme0
星新一って評価低いのか・・・
純文学も大衆文学も、読者を魅了する芸術的作品になる可能性はあるんだが
純文学のほうがより芸術的であるかのようなイメージはたしかにいただけない
もちろん今の時代は化けの皮がはがれやすい時代だから、そういうイメージに縛られてないやつが増えてるような気もする
489 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:08:08.00 ID:uZiDMXln0
星新一の「声の網」は最高。
今となってはよくあるネタだけど、インターネットが登場する前に、
これを書いたというのはスゴイことだ。
490 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:08:17.91 ID:kRblWToS0
>>484 方舟さくら丸とか、第四間氷期とかも読んでみてよ。日本にこんな作家がいたなんて凄いと思う。
491 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:08:50.99 ID:QtXxW2qo0
>>488 芸術的であるかどうかなんてどうでもいいよ。面白ければいい。面白くなければ糞。
492 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:10:10.30 ID:0A+uTuUrO
筒井は軽薄さのセンスが不快。あんなもんをおもしろがってしまうように育った連中が哀れでしょうがない。
493 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:11:03.67 ID:ZRNBp5Kb0
単純にショートは商業展開しにくくてメディアに取り上げられないから
そう見えてしまうんじゃないかな。作品自体は評価されてるよ。
494 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:11:29.05 ID:nHSlSJSM0
まったくその通り
純文学を名乗りたがる老害一派こそが、日本の小説界の害悪なんだよ
芥川が純文学か? すさまじいエンタメ作家だろうが
495 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:11:30.52 ID:Tnq5KDJw0
4人ともこんだけ売れていながら、
村上春樹でもなければ大半が食うや食わずの純文学批判しても
何の同情も買わないだろう
497 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:12:08.05 ID:Xui7sc3jO
>>486 高校生にイチゴの日を無理矢理勧めた事があるのだがホラーは嫌だと突っ返された
498 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:12:32.98 ID:QtXxW2qo0
>>490 第四間氷期は読んだ。
まあSFなんだろう多分。
俺的には読むのが苦痛だった。
わくわく感ゼロ。
>>47 何がどうなるというか分からん
源氏物語は日本文学史上最高の小説という評価だろ
読めばわかる、あの時代に17から52で亡くなるまでの生涯を
複雑な人間関係と共にえがき切っているのだから
素朴な物語とはかけ離れた圧倒的な作品
大江健三郎なんか過大評価だな
>>492 まさしくお前のようなやつが新聞記事を書いてるんだろうよw
みんな好きな作家だ。
あとは、吉村昭かな。
よくここまで明治時代初期の日本を書けるよなと感心する。
503 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:16:23.40 ID:KIf4dxyI0
児童文学のほうがおもしろいよね
不純な動機と純粋な好奇心 人が惹かれるのはどっち
>>487 本屋に行けばわかるよ。商売だから、売れない商品は置かない。
司馬遼太郎と星新一と山本周五郎は、今でも文庫の棚を幅広く占領してる。
506 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:18:02.53 ID:QtXxW2qo0
>>503 児童文学ほど児童を置き去りにしたオナニー文学は無いな。
大人が書いて大人が読んで楽しむ。
507 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:18:58.37 ID:wRKAXGlZ0
ここまで眉村卓の名前なし?
508 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:19:33.59 ID:3bON29fr0
>>492 オレも昔、『12人の浮かれる男』を読んで、単純に『何てヒドイ話を書くんだ』
って思って、何年か筒井からは離れていた。でも、今はオレの中では最高の作家の1人。
>>503 お前の頭が、子供並みなんだろうな。他に読むのはラノベか?
509 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:20:42.59 ID:QtXxW2qo0
筒井も何が面白んだかサッパリだ。
510 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:20:43.78 ID:ZM8A52H20
阿刀田高氏は読んだことあるけど、
司馬遼太郎、五木寛之、星新一は読んだことない。
511 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:20:54.47 ID:KIf4dxyI0
昔のポプラ社の中学生向け小説とか好きだった
十二分に評価されてるだろ。
埠頭に過小評価されている奴は他にいないのかよ?
514 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:22:15.07 ID:qFaFYNIC0
山風は歴史の同時代に生きた有名人をストーリーに関係なく無理やり登場させる。
明治モノに目立つ、素人っぼいな。
>>482 欧米のハードボイルドでも、主人公が年を取った悲哀とか描いてるの?
>>482 用心棒シリーズは面白いね
1作目は特ちょっと無理やり赤穂浪士に絡め過ぎなとこがあるが
に2作目から抜群に面白くなる。よろずや平四朗活人剣もお勧め。
517 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:25:41.61 ID:Tnq5KDJw0
あれは大衆作家だからと何の影響力もない偏狭な文芸評論家に見下され
ノーベル賞候補になれないのが耐え難いとでもいうのだろうか。
この4人は死語もかなり読まれる可能性があるし、現にそうだが
日本の戦後純文学作家でそれだけ読まれる人など少数だろう。
国民的な広がりとやらで十分
518 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:26:13.18 ID:ugwGNOBN0
で、この3人、今最先端の読書ツールであるギャラクシータブで読める作品あるの?
児童文学ってわかったさんとかか
子供の頃に本が嫌いだったのは、児童書の中からなんとなくおためごかしばかりで嘘臭い臭い匂いが
そこはかとなく漂っていたからだ
どうしてあんなもの手に取れるんだろうと不思議だった
臭くないのと聞きたいけれど聞いたら怒られそうだから黙っていました
あー本読みたくなってきた
筒井康隆の美しい話は「ふしぎ文学館」シリーズ「座敷ぼっこ」に集まってる
>>160 わかるわかる
なんか言葉が無くなっていく小説なんかイライラするもんな
筒井さんは初期の短編集が好きだな
宇宙衛生博覧会だっけか?これ最高に面白かった
あと二十年くらい前に
「純文学は読みもしないし書きもしないし興味もないがやってる人はしっかりやって欲しい」
とか言ってたよね
523 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:28:28.22 ID:jVC3rZI/0
吉村昭の評価が低すぎると思う
カスガ氏が虚航船団を萌え絵でマンガ化してるけどあれ完成したら出版してくれないかな
筆の毛穎が好き
525 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:32:05.87 ID:qFaFYNIC0
東北の小藩が忍者組織をかかえてるは何でなの、それもくの一ばっかりで、
何人も殺されて組織が壊滅するほどの仕事ぶりなんだからもう
子供には本物の味なんてわかりゃしないよ
わかりやすい文章にしてやったから俺の思想にそまりなさい
お前にはお前のその鋭い牙は不似合いだから抜きなさい
みたいな偽善臭
図書室に百關謳カがいてくれりゃあ良かったんですがね
残念ながら先生の児童書がその学校には無かったんです
KAGEROU はやくも300円。
528 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:35:42.06 ID:rghycyQG0
星新一は中学から高校にかけてよく読んだな。
忘れもしない初めて買った文庫本が星新一だった。
タイトルは忘れたけど。
529 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:36:44.52 ID:zhVmBhKQ0
五木寛之は評価されなくてもいいけど星新一はもっと評価されるべき
星新一の「繁栄の花」が教科書に載ってたな。
国語の教科書や参考書には面白そうな小説がいろいろ載ってて好きだった。
星新一の業績は偉大。
しかし、いい歳して星新一作品を読むと「幼稚」であると言われる。
この状況、どこか問題があるような。
評価が足りないような気がしないのですが
>>229 それはやっぱファウストのパクリなんじゃねえの
司馬はともかく星五木筒井はもっと評価されるべきだな
535 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:40:02.28 ID:3bON29fr0
>>522 アレは決して初期ではないんだが。でも、面白い話が多かったよな。『蟹甲癬』とか
『顔面崩壊』とか。コミュニケーションととれない宇宙人に、トウガラシの水鉄砲を
浴びせられる話もあった様な。
僕は国語教科書に載っていた走れメロスのせいで
太宰を食わず嫌いになってた ごめん太宰さんずっと勘違いしてた
>>515 加齢ってテーマなら、ブラッドベリの「死ぬときはひとりぼっち」はクるよ。
変り種でジョン・スコルジーの「老人と宇宙」は爆笑。
アル中なら、ギャビン・ライアルの「深夜プラス1」のハーヴェイ・ロヴェルが素敵。
>>525 ライトノベルのハーレム物にリライトしたら面白そうだよねw
538 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:45:27.18 ID:aWebRZtS0
純文学はと言われたら梶井 基次郎が一番先に思い浮かぶけど
どんな短編も最後まで読破できたことはないな
小説はエンタメだよ
司馬遼太郎は学識が半端ない。
十代の頃は小説しか読まなかったが、おっさんになって『街道をゆく』を読み出したら
その知識量に圧倒された。
自分の専門のことだけぎりぎりやってるような歴史学者から見たら司馬は爪が甘いんだろうが、
歴史に関して百科全書的な広範な教養があったという意味で、あれは大学者だろう。
540 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:45:35.71 ID:/UBjU/ooO
>>530 高校の国語の教科書に載ってた、横光利一の「蝿」とか
すごくかっこいいとしびれたわ
541 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:46:09.46 ID:0A+uTuUrO
>>160 ほぅ。それはちょっといいこと聞いた。
まあ、仮にそうだったとしても、
その遊びに付き合ってやろうという気は起きないけど。
司馬と石ノ森の違いが分からない。w
よく電車内で筒井康隆読んで声出して笑いそうになった!って聞くけど自分はそれ一度も無い。
でも泣いたことは何度もある。
>>285 本当アホな風潮だよな
大人になって読み返すとまた別のいろいろな側面が見えてきてより楽しめる本なのに。
545 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:48:12.93 ID:wRKAXGlZ0
筒井康隆は世にも奇妙な物語の原作になってたから読み出したな。
七瀬シリーズが好きだったw
小説は娯楽だと思いながら描く人と
物語は真を著すと思いながら描く人とでは
きっと姿勢が違うし作品の持つ志向性も違う
やはり一緒くたにしてはならんと思う
>>537 ありがと。ハードボイルドは、ほとんど読んだことないけど一度読んでみよう。
用心棒は、3巻までの爽快さもよかったけど、中年になった4巻も別の味わいがあってよかった
>540 自分は参考書の長文読解で使われていた宮本輝の「泥の川」が印象に残ってる。
いままでああいう文章の読んだこと無かったから。
クライヴバーカーの血の本もグロ短編ばかりだったけど
ジャクリーンエスって話は好きだった
549 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 13:52:48.16 ID:qFaFYNIC0
司馬は、南北朝と自分も従軍した大東亜戦争は小説にしてないね。
国民的な小説家とされてるが、その時代を書くとかなり評価が違ってくると
自覚してたのかな。
>>539 >歴史に関して百科全書的な広範な教養があったという意味で、あれは大学者だろう。
単に司馬が取材をどの程度やったかって話じゃないの。
そういうの雑学って言うんだよ。
赤川次郎も初期の短編はなかなか面白かった。
赤川次郎の最高傑作はやっぱり「一日だけの殺し屋」
552 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 14:03:22.28 ID:Wy4dvhme0
新井素子はいったい何をやっている!?
星先生がご立腹だぞ
553 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 14:03:32.57 ID:/UBjU/ooO
>>548 あれはいい小説だよな。切ないし。道頓堀川もいい。
夢見通りの人々もよかった
星新一先生は大人になってこそ読むべき。ご本人は風刺は書かないと仰ってと記憶するが現代に対する痛烈な風刺を感じる作品が多々ある。「コビト」とかタイトル忘れたけど怖いオジサンの話も良い。
>553
自分はそこから「避暑地の猫」に行っちゃった。
「蠅」はいまネットの青空文庫で読めるのね。あとで見よう。
>>555 避暑地の猫はビビるくらいどろどろだよなw
もし未読なら錦繍をぜひ
557 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 14:24:11.93 ID:IXqLfddc0
だからさ 新聞の書評なんて今じゃ若者はだれもみてないっつうの
558 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 14:33:10.35 ID:zfflPLRMO
ここまで塩狩峠なし
>>388 小松左京の「日本沈没」は、第1部だけで上下2巻の大作だけど、
小松曰く「星さんなら『ある日、日本が沈みました』ですませる。」
>>549 大東亜戦争は、
彼の黒歴史(上官にいじめられた)で、
日本には、
"そんな人間しかいないのか"と言う疑問が
探求心になって、
坂の上雲や竜馬が行くなどを書いたらしい。
>作品を特定の枠組みに嵌め込もうとする傾向は、日本の文学が持つ可能性を極端に狭める。
文学の持つ可能性は作品を生み出すときの姿勢にこそ起点があり、枠組みというのは出来あがった物への分類に過ぎない
触れて評論されて分類されていくということを嫌うならチラシの裏にでも書いてなさい。
562 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 14:38:54.80 ID:rghycyQG0
司馬遼太郎とかこれ以上評価されてどうするんだって感じだが。
自ら真贋を見極める目を持ってくださいということでないなら意味が無い
不純だと言われたくないのなら純なものを志向して書けば良いのである
娯楽を志向したなら娯楽と評されて喜びこそすれ不満を抱くものもなかろう
遊びの中にこそ真があると言うことも不可能ではないがそれもやはり書き手の姿勢によって違う
作品自体はどうだったのだ
これだけが問題だ
565 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 14:46:27.89 ID:YN08muje0
星新一なら「地球からきた男」「声の網」
筒井康隆なら「旅のラゴス」「家族八景」「虚航船団」
司馬遼太郎なら「関ヶ原」「燃えよ剣」
眉村卓なら「ポケットシリーズ」「時空の旅人」
阿刀田高なら「ナポレオン狂」
がオヌヌメ
カテゴリ分類の表層を気にしているのはご自身ではないか
文章を読んでなんとなく不透明ないらっとする感触がした
不当に低いのは星新一
今でも原作がドラマ化される司馬をこれ以上+評価させるは難しい
五木は妥当というかもっと下でもいい
>>549 ノモンハンは書くつもりで資料集めや取材をやっていたそうだが、
書けなかった(調べるほどに書く気になれなかった)ようだ。
それで文春の編集長だった半藤一利に「あんたが書きなさい」
と振ったんだって。
星新一ってずっと昔にSNSにハマる人の話を書いてるってのが凄い
570 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 14:52:09.65 ID:T1+/KXhG0
ランク付け?
ばーかw
571 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 14:55:14.95 ID:rghycyQG0
572 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 14:56:05.79 ID:qFaFYNIC0
>>560 その事は読んだことがあるが、俺の解釈は南北朝と大東亜戦争を書くと、天皇制
を避けられない、その部分はそれまでの司馬史観と違い、これまでのように
読者の賛同を得られない、いやむしろ過激な攻撃を受ける事を怖れたんだと思ってる。
司馬は昔、竜馬がゆくで友人の安岡章太郎の先祖(吉田東洋暗殺犯の1人)をやや
からかった文章にしてしまった。
安岡は激昂し月刊誌に司馬あての攻撃的な質問状を載せた。
司馬の反論はなかった、司馬はうたれ弱い。
573 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 14:59:08.27 ID:YN08muje0
>>571 あー、忘れてた
長いけど面白いね
星新一、阿刀田高、司馬遼太郎、筒井康隆などなど、名文家は小説以外にエッセイもハンパなく面白いから見逃せない
574 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:01:17.73 ID:Ay3vpMGU0
「純文学」なんて、一部文学者の傲慢だろ。
己と他者とを差別化するための虚言だよ。
そのうち「純漫画」とか「純アニメ」とか言い出すw
>>567 五木は初期と後期では全く作風が違うに等しいから
蓮如や大河の一滴とかしか知らないのなら、初期短編集を読んでみ
稀有なエンターティメント小説家だと気づくと思うよ、好き嫌いは別にして
576 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:03:18.40 ID:zcvhNTfz0
>>549 司馬遼太郎がエッセイで書いてたと思うけど、南北朝も書こうと思っていろいろ資料が集めたけど、南北朝くらいになると人間の欲望がむき出しになってきて小説としてモノにならないから諦めたというようなことを言ってたと思う。
大東亜戦争は小説にしようと思っても、自分も体験者だけに生々し過ぎるんだろう。
エッセイなどでは自分の戦争体験をよく書いてるよ。
自分も司馬小説を読むときは、あらすじのところどころに挟まっている薀蓄を読むのが楽しみだった。
司馬が幕末ものや日露戦争について小説書くときは、トラックで関係書を買っていったために神保町や早稲田の古本屋街の関係書がごっそりなくなったらしい。
それくらい司馬遼太郎の勉強量は半端なものではなかった。あれほど勉強する文筆家もなかなかいないだろう。
自分としては小説家というより、文明批評家と思ってる。
司馬の歴史観は左右どちらにも偏らずバランスが取れてると思うよ。
577 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:04:03.66 ID:zksSVvBt0
阿刀田小説は童貞が読んでも面白くないと思う
星ショートショートは誰が読んでも面白いけど
578 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:08:16.90 ID:YN08muje0
司馬遼太郎が書く第二次世界大戦あたりのエッセイや星新一の「人民は弱し、官吏は強し」を読んでると、登場人物にどんどん腹が立ってきて最後まで読めなくなる
そのうち、今の時代が小説やエッセイとして冷静に書かれたら、きっと後世の人は同じく読めないくらい腹を立てるんだろうなと思う
579 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:09:30.57 ID:rghycyQG0
>>573 いや長いのは『消滅の光輪』と『引き潮のとき』で『司政官』は短編集。
全部「司政官」が出てくる同じシリーズだけど。
580 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:09:56.72 ID:ZRR03pthO
星新一だけ同意
大丈夫。心配しなくても阿刀田高氏より評価されてる。
582 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:11:45.82 ID:rghycyQG0
583 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:11:55.45 ID:YN08muje0
>>579 知ったかしてしまった!
「不定期エスパー」と間違えました
めんぼくない
しょうもないのを純文学として隔離できるという価値はあったけどな>純文学という言葉
>>574 劇画とか社会派アニメとか
すでに分類項目が存在していると思うが>漫画アニメ
傲慢というのはつまり高尚とされているのが純文学であると自分でも考えてるということだ
高尚なものとそうでないものという区別をつけられるのが「耐えられない」んだろうな
586 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:17:25.57 ID:YN08muje0
音楽と同じでカテゴライズにはなんの意味もないと思うけどなあ
純文学でも面白いのがあるんだろうし、エンタテインメントでもつまんないのもある
それだけの話のような気がする
読者側に理解できるできないのレベルはもちろんあるんだろうけど
587 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:21:11.18 ID:LScm6eF30
このスレ良いね。
久しぶりに本を読みたくなってきた
ひたすら司馬ばかり読んできたな
内容が重複するとこが多々あるがブリキトースとかすげー面白いぜ
カテゴリ分類は便利だから行うだけ。
各カテゴリ内でも価値のあるなしがあるだろう。
読者に理解できる出来ないなんてのはそれこそ埒外だ。
590 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:24:49.49 ID:/UBjU/ooO
小松左京「くだんのはは」
591 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:26:16.74 ID:YN08muje0
オレもスレを見ていて無性に司馬遼太郎が読みたくなった
「関ヶ原」「燃えよ剣」「梟の城」「国取り物語」「播磨灘物語」以外でオススメありませんでしょうか
星新一世代のため、あまり長すぎると辛いです
592 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:26:37.30 ID:w7l0zYnR0
そういえば、純喫茶という看板を見かけなくなったな。
司馬はエッセイに限る
>>577 自分は中学生(童貞)の時に阿刀田高を愛読してたよ。ちなみに星新一は小学生の時。
海音寺潮五郎「司馬君は天才だと思う」
司馬遼太郎「海音寺先生は・・・・あ、もういいです」
596 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:30:58.20 ID:Zg00ieXt0
597 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:34:27.27 ID:YN08muje0
星新一は晩年、文壇で自分の評価が低いことに腹を立てて(それだけじゃないんだろうけど)大層偏屈になったってのを筒井康隆のエッセイで読んで切なくなったよ
大ベテランの阿刀田高がわざわざいまさらこんなこと言うんだから、今だにその界隈じゃ見下されてるってことか
なんともバカバカしいと思うけど
>>572 無駄な妄想お疲れさん。
前大戦に関しては司馬自身が「少なくとも50年は経過しないと『歴史』として公平な評価は受け得ない」と
書かなかった理由を語っている。
最晩年にいたってノモンハンの資料を収集し始めたが、司馬の逝去により未発に終わった。
600 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:42:10.64 ID:V4hDOMme0
司馬は評価されすぎ
五木はちょうどいい
星は評価されなさすぎ
な気がする
五木寛之は無いだろw
602 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:44:31.87 ID:5Jia15NO0
>>574 純文学というか芸術全般だけど
自分のカテゴリでは「他者を想定した創作動機のあるなし」
どっちがいいとか上下はない
自分のオナニーで他者を感動させて喜ばれる作品が創れる奴なんて
ひと握りの天才だけだろうし
ここでのカキコも同じ
書いた結果を見下されるのが嫌ならチラシの裏に書いておけばいい
それでもいいと思うから書き込む
書いた結果に対する反応は甘んじて受けとめるだろう
反発しまくって感情論になっちまうのもあるが
他人はきっとそういうのをこそ見てみっともないと思うだろう
批評評論、他者からの価値判断に耐えられないなら出さなきゃいい
嫉妬というのは一番見たくない
娯楽を書いているならそれを誇ればいいだけなのに、何故に他のジャンルとの区分けをなくさせようとする
それこそ純文学と言う者に幻想を見ている証拠ではないか
604 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:46:09.72 ID:YN08muje0
>>591 坂の上の雲、翔ぶが如く、花神、世に棲む日々、箱根の坂・・・
っていうか作品全部読め
606 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:51:02.66 ID:V4hDOMme0
>>605 「歳月」「翔ぶが如く」「花神」をセットで読まないと
大久保に対する司馬の評価が分からないと思う
607 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:52:12.87 ID:YsW9HTCXO
純文学か。ある意味逆差別かな
だって権威付けっていうか、ちと保護しないと読まないじゃん、世間一般的に
腐るほどあるガイドに従って読めば誰でも読めるし、面白いもんでもある
ただ多読の弊害ってヤツ、俺も現実的にあると思うけど、一番出やすいジャンルかな
まあ基本的に本のカテゴライズなんざ、わりとどうでもいい
608 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 15:53:42.61 ID:YN08muje0
>>605 >>606 いや、恐縮です
そうだよなあ、読むなら全部読まないともったいないよね
元々歴史好きなのでこれから時間かけてゆっくり読むよ
ありがとう!
>>606 江藤新平か。読んだけど忘れてた
幕末の小説って、司馬と吉村昭と、他に多く書いてる作家だれだろう
竜馬や燃えよ剣なんかそろそろ刊行50年近いんじゃないのか
ほぼ半世紀に渡って本屋で平積みが許される小説なんてそうそうないからなぁ
611 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:02:12.83 ID:/lmgyBkI0
司馬遼太郎、星新一は評価高いじゃん。
既に文学史レベル 司馬に至ってはそれ以上。
そこいら、芥川賞作家なんて名前すら忘れられてるし。
作家先生だけの身内評価なんてどうでもいいよ。
612 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:05:31.16 ID:i22ywvL10
>>607 >だって権威付けっていうか、ちと保護(宣伝)しないと読まないじゃん
それこそが権威付けなんだがな。星の王子様や西原の大人の絵本などは
絵本じゃなければ純文と思うし、その逆もある。選考委員も「純」には
こだわってないみたい。ただ賞欲しさに応募してくる作品を見てるだけ。
613 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:08:06.43 ID:qAQcCUO3O
司馬好きなら
『豚と薔薇』『名言随筆サラリーマン』
を読むべき。
いつか刊行されたらいいな
614 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:08:13.13 ID:v1hPO0kY0
司馬遼太郎は面白いけど、話があっちこっちに飛んで
脈絡がないから物語としては微妙だと思う。誰が主人公なの?
って感じ。歴史的考察も疑問符を付けられてるし。
615 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:08:20.19 ID:VnGCPjJu0
純文学の定義がわからない
レ・ミゼラブル、我輩は猫である、ハックルベリーフィンの冒険は
純文学なのか、大衆文学なのか
616 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:13:50.40 ID:qAQcCUO3O
個人的には、徹底的な司馬批判本があってもいいような気もするんだよね、バランス的に。
佐高や色川大吉くらいかな?佐高なんかまるっきり相手にされてないし、負け惜しみ乙としか言いようがないからねえ
617 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:16:20.35 ID:pUTVAKL70
司馬、五木、星の評価は相応か、十分に高い。
誰かが書いているが、吉村昭は低すぎる。
星は、作品の量と発想は凄いが、そのせいで他の作家のせっかくの
アイデアも似ているというだけで泣く泣くお蔵入り。
618 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:16:45.17 ID:VnGCPjJu0
619 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:17:13.93 ID:oPPu88bT0
阿刀田の「本当はエロいギリシャ神話」も評価されるべき
620 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:19:31.36 ID:5Jia15NO0
歴史小説の虚構性とかについては
大岡昇平が「歴史小説の問題」評論書いてた
鴎外も「歴史其の儘と歴史離れ」ってなのがあったような
621 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:19:33.92 ID:bkRlUXFs0
>>616 > 個人的には、徹底的な司馬批判本があってもいいような気もするんだよね、バランス的に。
軍事の方面で「これは正しくない」という指摘はあるけれど、
それ以外については要するに小説の範疇を越えて過大評価をした上で
難癖をつけるパターンが多いな。
623 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:20:26.86 ID:6XI84z2f0
五木寛之は「戒厳令の夜」がダントツで面白いな。
なんで今あれ文庫本で出てないんだ?
624 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:20:40.66 ID:wGwrxVw0O
星新一の凄い所は、古臭さを全く感じさせない所。
モノや名詞、単語一つにも気を遣ってわざとそうしている
625 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:20:49.54 ID:/lmgyBkI0
>>616 批判本は出てるけど、売名目当てのトンデモ系か、極左思想からの否定しか無いからだろう。
歴史的な事実面では、発表以降に出たきた新史料もあるし、それは批判対象には、なり難い。
司馬の著述から読み取れる人間に対する愛情が多くの人を惹きつけで
敢えて、貶めようと思わないんじゃね。
大リーグボールが完成さえしていればなぁ
イキガミで星新一の著作権管理者との揉め事あったが、結局どうなった?
>>617 >誰かが書いているが、吉村昭は低すぎる。
それは逆で、
記録文学のカテゴリーだと吉村以外の名を思い出す人はほとんどいない。
629 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:22:18.99 ID:bkRlUXFs0
大体そもそもが娯楽だった筈なのに
文「学」と称し出してからどんどんつまらなくなって
そのどん詰まりの行き詰まりが純文学だろ。
630 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:25:38.09 ID:AFifhkwE0
>>624 すごいよね。
しかも平易な文章しか書かないで、短い文章で全てを伝えきってる。
すごい。
631 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:25:39.26 ID:qAQcCUO3O
>>625 左翼+敢えて貶め=佐高
ですね、わry。で、佐高は藤沢周平を最大限評価してるんだよね。庶民、名もない弱者の視点から書いてる藤沢は偉大だ、みたいな。
何だかね
632 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:25:44.42 ID:wGwrxVw0O
吉村昭大好きだわ。
漂流や破獄は夢中で読んだ。中学生でもスラスラ読めるのが、また素晴らしい
633 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:25:51.71 ID:7QjJJpnGO
>>20 ああ、懐かしい!!
それ、読んでしばらく頭の中から離れなかったww
634 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:26:36.49 ID:9qGY8pyW0
星新一は、あの当時でネット携帯コンピュータ社会を予見してるからなぁ
星新一は確かに司馬、五木に比べると評価低い気がする。
もっと評価されてしかるべき。
ならば小松左京はさらに評価されるべき。
俺的にはSF作家の括りなら、世界最高峰。異論は認める。
山本周五郎はたまに昭和の少女漫画みたいなラブコメ書いてるんだよなー。
紅梅月毛は短編のお手本みたいな作品だと思う。
「おたふく」のベタベタな甘さも好き。
637 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:28:12.71 ID:VnGCPjJu0
佐高は小説の論評するヒマがあるなら
三重野康を持ち上げてた過去を反省するべきだな
新渡戸稲造も過小評価されてるよな。5千円の座も樋口にうばわれたし。
639 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:31:11.57 ID:kmtQ1fNb0
星新一の作品での最高峰は赤い星
異論は認めない
641 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:32:35.19 ID:5yYz89U90
高尚な文学≠ニ娯楽用の小説≠ニの区別はあっていいと思う。
例えば司馬遼太郎や小松左京は、
世界・日本を少しマシなところにしようというココロザシで作品を書いていた。
そういうのが高尚な文学≠ネんだと言われたら、
必ずしも作品自体は好きじゃないんだが、その権威は承認せざるを得ない。
しかし村上春樹や近年の芥川賞受賞作が
高尚な文学≠フ側だと言われても基準がさっぱり判らない。
村上春樹なんて単なるソフトポルノだろ。
娯楽小説としては好きなんだが、高尚な権威にするようなもんじゃない。
>>615 >純文学の定義がわからない
横光利一の「純粋小説論」(s10)によると
純文学は理知的でなければならないとした上で、定義を純文学にして通俗小説とする
としてますが、現在ではどうなんでしょうね。
多少の変貌はあるでしょうけど、本質はそう変わらないと言えるのではないでしょうか?
643 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:32:55.76 ID:Xu70OHoeO
「熱病」をドラマ化したのが好きだった。
現代怪奇サスペンスだったか。
知ってるか?
夏目漱石は、小説を最初に口語で書き始めた、
「今使われている言葉で小説を書いた最初の人」である。
つまり、夏目漱石=携帯小説作家
645 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:33:23.39 ID:K3t9iKox0
俺が「基地外」って言葉を初めて見たのは
二十数年前の筒井康隆全集の月報だった
646 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:33:27.85 ID:AFifhkwE0
村上春樹は自筆より訳本がいいよ。カーヴァーとかの。
午前中、古本屋で埃被ってた「燃えよ剣」って本を買ってきた。
著者は司馬遼太郎って人(あんまり有名じゃじゃなさそう)。
副長の土方歳三を主役にした物語なんだけど、これがかなり面白かった。
どうやら、俺の「隠れた名作を発掘するスキル」が発揮された模様。
マジで良書だから、時代劇なんてと食わず嫌いせずにおまえらも読んだ方がいいよ。
最近は幕末ブームだからこの本も多く出回ってるかもね
648 :
南米院 ◆ULzeEom5Pip0 :2011/03/08(火) 16:34:06.85 ID:xUr7NYGl0
なんだかな〜qqqqq
649 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:34:24.91 ID:qAQcCUO3O
>>624 うろ覚えだけど、電話をかけるシーンで、「ダイヤルを回した」と書いてたら、そのうちプッシュホンが席巻したから、ダイヤルの表現を書き直したらしいね。
個人的には、敢えてそういう部分はそのままでもいいのにな、と思う。時代背景を感じられるし
>>635 というか・・・小松左京、星新一、筒井康孝など
日本のSF黎明期を支えた人たちはとんでもない逸材揃いだよね。
後のアニメやマンガなどに与えた影響まで考えると凄すぎ。
651 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:34:59.47 ID:0W4LVeu3i
>>阿刀田
人の事言ってないでオメーももっと評価されろよ。
653 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:36:05.72 ID:VnGCPjJu0
教科書に爺さんが友人から貰ったお酒の話がのってたな
655 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:36:11.01 ID:bkRlUXFs0
>>641 志とか高尚なんて言われてもピンと来ねえ。小説なんて娯楽じゃなきゃゴミだ。
>>642 現在の定義ではグダグダと感情を羅列したものを純文学という。
657 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:36:17.53 ID:lamkOMiQO
星新一は、小学校ではまって読んだわ
中島らもの本に載ってた筒井康隆ネタが面白かったな。
ケツに突っ込んでたタンポンが抜けた話w
659 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:37:41.30 ID:xnBrMUuQ0
十分評価されていると思うが
660 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:39:44.56 ID:lQOfPvpn0
661 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:40:18.39 ID:fhUrkWkR0
>>656 高等遊民を気取った、いい年こいたおっさんが
近場のお姉ちゃんとの何気ない挨拶のひとことに感動し
ああでもない、こうでもないと苦悩し
勝手に女神のように妄想を膨らませて幻滅する話。
…なんてのが純文学のイメージだったりする。
抽象性の高い哲学的なテーマを読みとって深く思索するのがが小説の醍醐味なのに、
扇情的な娯楽小説しか理解できない低能がここぞとばかりに沸いてるなw
664 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:41:26.24 ID:vZ9R/3P40
藤沢周平、山本周五郎が出たら、松本清張、横溝正史が出ないとおかしい
今でも映画化、ドラマ化され実際売れてる作家はそんなにいない
665 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:42:48.05 ID:VnGCPjJu0
>>663 だったら哲学の本読めばいいじゃないか・・
松本清張の時代小説は読めたものじゃなかったなあ。
遥か天高くから歴史上の人物を見下していて、馬鹿にする。
吐き気すら覚えた。
667 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:44:45.93 ID:45tKQb85O
司馬大先生はむしろ評価されすぎだろうwww
星新一は生まれてこのかた悪評らしいものを聞いたことがない
確かに存命中にはそこまで評価されてなかったという話は何となく耳にしてたけど
死んだ時は大々的に取り上げられたしその後彼の名を冠したコンクールが開かれた時も沢山の応募があったし十分有名だと思うが
若い世代にも根強い愛好者は多いみたいだし
669 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:47:04.26 ID:fhUrkWkR0
>>663 >抽象性の高い哲学的なテーマを読みとって深く思索するのがが小説の醍醐味
それならSFは立派な小説だし
ドグラマグラやチェスタトンも立派な小説ってことじゃないか
阿刀田が言ってるのはそういうことだろ
670 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:47:48.86 ID:lxyrc4hZ0
>阿刀田氏
おまいこそ、もっと評価されていい。
ちなみに俺は「友情の杯」が好きです
何のタイトルの短編集だったかは忘れたが
672 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:49:22.68 ID:1yK33hN90
>>663 「抽象性の高い哲学的なテーマを読みとって深く思索する」のが
醍醐味と感じるのならそれがあんたにとっての娯楽なんだろう。
かなりの少数派なのは間違いないと思うが。
役に立たないという意味でも同じく娯楽だ。
673 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:49:34.98 ID:5yYz89U90
>>663 その基準だと、現代で最高の小説家はグレッグ イーガンということになるw
グレッグ イーガンを読んだこと無ければ、その発言をする資格は無い。
純文学の対語は大衆文学かって言うと違う気がする
大きな意味で大衆文学があり、より特化したのが純文学に思える
より前のめりに人間を深く見つめようとするものだと
でも、それって凝り性で突き詰めるのが好きな日本人らしい特性なんだよな
つまり、純文学って日本人ゆえのカテゴリに思える
675 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:50:07.87 ID:VnGCPjJu0
>>668 星新一を批判してるのは小谷野敦くらいだな
676 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:51:37.89 ID:1yK33hN90
いや娯楽は役に立つな。休息として。
677 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:52:25.13 ID:Ent/61fi0
>>1 >阿刀田高氏は1935年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、国立国会図書館に勤務。
>『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。短編集『ナポレオン狂』で直木賞、
>『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。日本ペンクラブ会長を務める。
とりあえず、都条例に反対した日本ペンクラブ会長として、石原と猪瀬を除名しろや
星新一の短編は、ほとんど読んだ。天才だと思ったよ。
誰か星新一の「午後の恐竜」を映画化してくれ。
個人的に好きだったのは、ある星の住人の口が実はおしりだったという話。
これは激しく同意するが、五木さんは好みが若干出る
680 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:55:57.90 ID:0elTKmOo0
五木寛之はないだろ。
ラジオで女子大生に鼻の下伸ばしてたし。
あのナレナレポコな語り口が嫌いだ。
言い回しがくどいし、いちいち面倒だし、小説なんざアニメの前では二流。
682 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:56:47.56 ID:7gpdqAbM0
阿刀田の短編集はほとんど持ってる。
ヒマつぶしにはピッタリだ。
683 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:57:23.61 ID:qwKq6E450
え?阿刀田は朝日新聞と読売新聞を読まないの?
どっちも「また藤沢周平特集か!」と思うほどヒツコク特集してますよ。
ドラマは何がベストだの、小説のどういうシーンに感動しただの
あまりにマニアックな内容が多すぎ!
>>668 あの人のファンクラブ「ほしづるの会」は、会員の年齢層が広いのが特徴だ、と
最相葉月の「1001話を書いた人」にあった。すんげえ納得。
>556
避暑地、ドラマが好きだったんだよね。別荘番妻の高橋恵子がエロくてね。
「錦繍」というのもドロドロなのかな、とりあえず図書館で読んでみる、ありがトン。
686 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 16:59:32.55 ID:xSgapm5F0
吉村昭ももっと評価されていい。
羆嵐は評判よかったらしいラジオドラマ、CDにならないかな。
安部譲二も死ぬ前に文芸家としてもっと評価されていい。
死んでから評価あげても遅いよ。
無駄を極限に殺ぎ落とした文体ながら、読んでいて頭にはっきりと情景が浮かぶ構成は秀逸。
逆に池澤夏樹はちょっと評価上がりすぎのような気もする。
海外文学に染まってるのが自分に合わないせいかもしれないが。
687 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:00:20.04 ID:5yYz89U90
賞レースで星新一の評価が低いのは、
読んだことある作品でもタイトル覚えてないことが多いからじゃないかな。
特定作品に投票が集中しないから受賞はできないという。
〈デスノート〉の元ネタじゃないかというくらい展開の似た作品を読んだ記憶があり、
それは自分の本棚のどこかにあるはずなんだが、
何という作品集に入っている何という作品だったか思い出すことができず、
ず〜〜〜っともどかしい思いが続いているww
>>178 書こうと思って検索したら、あった。
ありがとう
早川版引き潮のとき、大学生のときに買いそびれたままだ
>>507 嬉しくなってきたw
>>571 名作ぞろいだよね
690 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:00:50.56 ID:5Jia15NO0
>>668 一時期SFスノッブに叩かれてなかったっけ?
〜はもっと評価されるべき
これ2ちゃん用語だよな。
>>「犀」
ロリペド近親相姦というお前らが大好きなネタの話だぞ
>>285 俺もご多分に漏れず小学校高学年くらいでハマって今社会人だけど
今読んでもすごい 定評のある話の構成やオチもさることながら
完結で清廉な文章力に大人になってから惹かれるようになった
志賀直哉も好きだけど2人とも人間に興味がすごいある割に
ある種恐ろしいほど冷静、冷徹にたんたんと書けるのがすごい!
694 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:06:54.27 ID:/lmgyBkI0
でも、五木寛之は、著作も大したことないし
ゲンダイwにエッセイ連載してるくらいだし、
この2人の間に置けるようなレベルじゃ無いよw
なんで名前が上がるか不思議すぎる。
>>675 あーあいつか。村上春樹とかも批判してなかったっけ?
正直「誰もが内心で思ってる(が非道徳的なので口に出せない)ことを堂々と言える俺スゲー」みたいな厨二っぽくて好きになれんわ
>>13 角川文庫のカバーイラストよかったよね、
まあ天野喜孝もいいけどね。
697 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:07:48.43 ID:5yYz89U90
日本語学校の教材として いちばん多く使われているのが星新一だそうで。
文章がシンプルだし、少ないページで話が完結しているし、
確かに学習教材に向いているな。
698 :
R博士:2011/03/08(火) 17:08:27.64 ID:XFxRakI00
質問ある?
699 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:09:03.40 ID:fhUrkWkR0
>>687 短編作家は賞レースで評価されにくい
そういう傾向が世界的にある
そもそも文藝春秋の菊池寛の下に集まっていた有象無象の連中が俺たちの仲間は純文学で
そうでないのは大衆文学という勝手なジャンル分類をしただけ。純文学の方が
読者層の知識水準が高いとか言うことは全くなかった。
それが戦後のドサクサに紛れて、勝手に日本の国語教育にまで登っただけの事
そもそも、海外には私小説が高尚な文学だなどと言う定義はどこにもない。
だから、むしろ海外文学に精通した知識人の方が司馬遼太郎を評価していた
吉田健一とか島田謹二とかね
701 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:10:25.42 ID:gXeyuWZx0
>>330 >全く関係ないのだが、
>稲垣足穂と聞くと何故か『超感覚ANALマン』を思い出してしまう
関係はあるだろ
ANAL繋がりで
702 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:10:45.50 ID:EAidfYaRO
星新一はオンリーワンな存在。
だから評価とかそんな次元の問題じゃあ…。
>>698 第3号被保険者の問題はどう解決したらいいですか?
704 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:11:04.94 ID:wGwrxVw0O
星新一の長編で、東京タワーの近くに住んでる彫刻家?の話のタイトルなんだっけ?
司馬は十分評価されてないか
706 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:11:33.61 ID:6ot1vO1S0
星新一の作品は入手可能なものは全て買って読んだ。
707 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:12:06.30 ID:WXJeYQrq0
自分が評価されたいんだろ阿刀田高
マンガの土田世紀「編集王」に
純文学が隆盛を極めていた古い時代の
純文業界&マンガ業界が描かれていて面白かった。
バーでマンガ編集者がマンガ家を接待してたら純文作家ご一行が来て「席空けろ」言われて
空けるんだけど「将来、マンガ雑誌が出版社を食わせる時代が来たら、お前ら純文が席空けろよ」
って言うの。
で現在はその通りになってて、
純文雑誌はマンガ雑誌の売り上げのおこぼれで存在できる…みたいな。
>>690 筒井が書いてたと思うが、高校生くらいで「星新一なんか中学で卒業するもの」
とか言うてるコマシャクレたSFマニアが多くて、「こいつら何も分かっちゃいねえ」
と嘆いていた。
星新一の短編で最短なものってどんくらい?
さすがに数文字で終わりとかはないよな?
711 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:13:48.60 ID:tLA6s2mOO
もっとは難しいだろうなぁ。
賞を新設するくらいしか方法がなくね?
712 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:14:54.97 ID:/lmgyBkI0
>>708 次は、マンガ雑誌は、何の売り上げのおこぼれで存在できる…ようになるんだろうかw
次世代を担える出版産業ソフトはあるのか。
713 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:15:54.84 ID:buTv3IUK0
星新一ってイソップとかバッハみたいな存在か?
普遍的なネタになる寓話とか作曲の技法を一人でビッグバンさせたみたいな
>>705 本にあったけど
司馬批判はインテリの常道らしい
だからいわゆる文化人インテリ層が司馬を評価しないんだと思う
佐高とか佐高とか佐高とか
>>663 「低能」という言葉を挟むから反発の言葉が一斉に沸いたね。チャレンジャーだ。
>>672 娯楽:生活のための労働や学業などの余暇に、気分転換をはかるために遊びとして
何かをしたり見たり聞いたりすること
「深い思索」を気分転換のためにやる人間があるのかい。
自分で「かなりの少数派」と書いているとおり、その解釈は可笑しいと思うよ。
716 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:17:21.07 ID:vZ9R/3P40
司馬はNHKと日経に常に出ていたな何か歴史物があると、司馬が出ていた
髪が真っ白なのにふさふさという、異様な感じも印象が強い
政治家や財界の人も司馬愛好家がたくさんいて、一大勢力だったな
717 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:18:10.19 ID:EAidfYaRO
星新一って海外のSFとか凄い詳しかったんだよな。
ストーリーを覚えて人に話して聞かせるのが上手かったらしいし。
でもそれだけ頭でっかちになっても自分のオリジナリティーが確立出来るのは凄いと思う。
718 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:18:19.29 ID:72l6H9lB0
>>573 筒井作品は好きなんだけど「虚航船団」だけは読破出来なかった。
まぁ読み手の問題だろうけど。
720 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:20:10.08 ID:mUC+cAhqO
娘が小学低学年の頃、一緒に寝るときに、お話の種を星新一のショート・ショートから拝借してたな。
必死になって、粗筋覚えてたのが昨日のことのよう。
721 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:20:52.70 ID:/lmgyBkI0
>>716 現代の仙人みたいな見事な銀髪だったな
あれズラじゃないよな?
もし、ズラだったら、司馬批判しちゃうぞw
まあ、上にあげられてる六人のうち
知的水準の低いバカの集まり2ちゃんねるのこのスレでは
作品内容について語られてるのはやっぱり星新一と言うのがね。
山本周五郎の○○がー、みたいなレスは一つもないもの。
やっぱり星は大したことないんだとおもう。
読者層の多さから言えば
司馬、藤沢、五木、星、山本、井上で
読者の知的水準の高さから言えば
山本、司馬、藤沢、はエリート層にも読まれるが
後の三人はインテリは読まないでしょ。
723 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:21:35.20 ID:fhUrkWkR0
>>715 >「深い思索」を気分転換のためにやる人間があるのかい。
気分転換感覚でそれをやっちゃうのがSFだったり一部のミステリだったりするんだけどなw
>>33 「星新一 一〇〇一話をつくった人」という本は取ってるのになぁ
>>344 ママ4は未だ判るがトトロとCCさくらが判らん・・・
彼らを評価しないって感覚は、それこそ古い文壇の人だけだと思うんだが
世間は大いに評価してるべ
どうでもいいけどあげてる三人は十分高評価されてると思うが
727 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:23:21.69 ID:23eoYL1k0
司馬って文学か?
あれはチラシ。事実の羅列。政見放送。
これが俺含め大多数の文士の感想ね。
729 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:25:00.98 ID:1yK33hN90
>>715 仕事でやってるんなら大学教授くらいだろ。役には立たないけど。
>>128 これが全てだわ
阿刀田さんの言い分も分かるけど
自分も古い価値観から抜けきれてない感じがする
>718 別スレに書いた「犀」のあらすじコピルね
少女は父と一緒に行った動物園で初めてサイを見る。
その優しい目以上に尖った角が恐ろしく印象に残った少女はその夜から毎晩サイの夢を見る。
夢の中のサイはやはり優しい目をしていたが角は何かを刺したのか赤く血濡れていた。
ある夜、サイは少女を追いかけその角で下腹部を突き刺した。
しかしその目は優しく、少女も痛みをこらえて微笑みかける。サイもまた微笑んだ。
翌朝目を覚ますと少女の下着は赤く染まっていた。
その後もサイは何度か夢で少女を刺した。少女もだんだんそれを歓びに感ずるようになった。
ある朝の食事中、少女は母親に夢のサイの話をした。母親は箸を落とした。その夜からサイは現れなくなった。
数ヶ月たち少女もサイの夢を忘れた頃、母親が家を空け、その夜の夢には久しぶりにサイが出てきた。
少女は嬉しかった。荒々しく角を突き立てられ歓びの体液がそれを濡らした。
すべて終わった後、サイが優しく角を抜き、少女に微笑みかけた。その顔は歪んで父の笑顔になった。
少女はもう母にサイの夢の話はしない。サイは今でも時おり夢に現れているだろう。終
>>729 医者をしながら他方の仕事としてやる人もあるよ。役に立つかどうかはその人次第じゃないのかな。
>>727 文士だったらもうちょっと本読んだほうがいい
734 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:27:46.65 ID:WXJeYQrq0
735 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:28:13.29 ID:1yK33hN90
>>732 役に立つというのは例えば頭の体操的に?
>>730 赤川次郎なんて通俗なだけだろう。
知的水準の高さを感じさせる小説が一冊でもあるのか?
>>731 後味の悪い話好きにはたまんないよね、阿刀田
738 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:30:16.53 ID:E11tUgOe0
>>686 >>安部譲二
この人はユ○セフ協会とかの募金ビジネスにメスを入れようとして
アボーンされてしまった。いや殺されてないけど。
露出が急に減ったのはそういう理由があるらしい
>>735 己を見つめる糧として。内省のためのヒント。或いは他者への理解の手助けに。
深く物事を知る目的で。そういうものを無意味と判断する人には意味が無いかもね。>深い思索
>719
自分は最初の数ページで脱落をなんどか繰り返したんだけど
ネットで文房具キャラみんな女で漫画化したの読んでからスイスイ読めるようになった。
今数年がかりでやっと最終章w
741 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:32:50.89 ID:xWYbxXYmP
>>727 事実の羅列?
あの人はノンフィクション作家だったのかw
読者からすればこの人考え古いんじゃないの?
と思うしそんなことはこの人も知ってると思うが
作家間ではいろいろまだあるのだろう。
ジャンルが違うけどクラシック勉強してる人がロックなんてレベルの低い音楽なんて
と堂々ということを聞いたことがあるしね。
>>319 立花隆は、田中角栄や共産党のこと書いてた頃はともかく、
科学分野に足を踏み入れてからは評価できない。
せいぜい、宇宙からの帰還とか利根川博士との対談くらいまでだな。
ぶっちゃけベタな事を言えば、通俗かどうかって言うのは
エリートが読むかどうかということなんだわな。
んで、日本の純文学なんてひどいもんで、大江健三郎なんて全共闘崩れの左翼バカしか読んでないのに
一方、大衆小説である、司馬、山本、藤沢がエリート層の愛読書であるという
逆転現象が日本では起きていた。それだけのことなんだけどね。
なんか、星とか井上とか付け加えてるけどいらねーよ。別に政財界のエリートが読んでるわけじゃないだろう
744 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:33:31.32 ID:uxryvRCv0
ナベケンの斬九郎が好きでシバレンの原作読んだけど
存外に面白くなかった
カテゴライズするのはマスゴミの目安と宣伝の為であって
ラノベとか純文学とか分類すること自体そもそもおかしいのは同意
745 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:35:44.00 ID:/lmgyBkI0
746 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:35:56.73 ID:OzCmS4vrO
最後の文。
それ以外の文学も正当に評価されにくい。
それ以外の文学も不当に評価されにくい。
どっちでも成立する。
ふしぎ
司馬は過大評価の典型だろ
748 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:37:52.39 ID:qFaFYNIC0
横溝正史は、忘れられた旧い作家で終わる自分の老後を幸せにしてくれた角川
春樹の仕事ぶりや生き方をを信長のような存在と書いてたな、信長も南蛮渡り
のクスリを常用していたのかな。、
横溝の人生にとって、とにかく江戸川乱歩と春樹は強烈な存在だったと思う、
原作者の横溝を金田一映画に出して保存してくれただけでも春樹の意義はある。
執行猶予でもよかった。
>736
「マリオネットの罠」ってミステリ好きには評価高いよ。
まあミステリ自体が通俗なんだろうが。
>737
w嫌な暗さがあっていいよね。
評価されてるよね?
751 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:38:46.60 ID:P1Dvmclu0
この間の前原誠司蓮舫野田佳彦の献金問題で、質問者の自民党西田が、エス氏連呼しててワロタ
752 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:39:16.57 ID:hF6DLL6r0
文学は終わコン
753 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:40:08.00 ID:fqF+assp0
文士注意!
>>743 政財界がエリートで世間一般とは乖離している、ということ?
階層に分けて論じようとすると途端に安っぽくなるね。儒教臭がする。
755 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:40:42.91 ID:Lyt5q+If0
司馬遼太郎は空海の風景しか読んだ事がない
つまらなかった
756 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:40:50.47 ID:Zg00ieXt0
ドストエフスキーが大衆小説なら俺は大衆小説のほうが高尚だと思う
田中啓文や小林泰三がポスト筒井康隆って聞いて読んでみたけど
筒井康隆は幅が広いんで自分が特に執着していない筒井康隆の部分のことだと思った。
平山夢明はグロってか痛いのが似てる。
まぁ同意だ
これ以上どう評価しろと
760 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:44:07.19 ID:1XAAJg7T0
僕の大学時代の友人の父さんの口癖は
「頭は帽子置きじゃない」だったらしい。。。
ボッコちゃんとか今読んでも笑えるな
あと机の上に女みたいにしゃべる機械があって
何かで殴りつけると爆発音みたいなのを出して
一時使用不能になるやつとか
自分の知ってる政財界の爺さんはゴルゴ13と漫画のサザエさんが大好きだった
>>754 この程度の日本語すら読解できないなら
そもそも文学論なんて語ってもしょうがないよ君
764 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:44:25.13 ID:OzCmS4vrO
>>710 題名忘れたけど、思い出をあとからはっきりと思い出す、そうあの椅子の赤さも
みたいな奴1ページだったと思う。
あらすじ全然間違ってるかも知らんけどw
765 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:44:40.89 ID:JdtNM7nI0
rr
>>763 文学論を語っているつもりだったの?あれで。
欧米?ではお客様が泊まる部屋のベッドサイドには
サキの短編集を置いておくのがよいお迎え方らしい
>>766 どうして俺が文学論を語ってるということになるんだ?
お前マジで日本語できないんだな。
この場合、「語ってる」の主体になるのはお前だろ。
小学校からやり直した方がいいような知的障害が
2ちゃんねるには多すぎる。お前国語の成績悪かっただろ。
>>740 へえそんなんあるんだ。調べてみますね。
771 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:50:13.22 ID:qFaFYNIC0
藤沢の市井モノは身の丈にあってるが、歴史小説の密謀はお粗末だった。
新聞の連載小説で読んでいたが、単行本化されたときのキャッチコピーは
たしか関ヶ原で上杉はUターンしたなぜ家康を攻撃しなかったのか?だって
新資料でもでたのかと買ったのに、司馬遼か津本陽に任せときゃよかったんだ。
何とも言えない地味な花がはびこる話も面白かった
ここまで式貴士なし エロ小説から占い本まで複数名を持つ男
>>771 藤沢の市井ものも、そもそも考証的視点からみれば、間違いだらけだからなあ
あの人、それほど歴史や故実に詳しいわけではない
こういう文壇作家ととことん距離を置くのも
村上春樹人気の一部なんじゃないか。
なんか痛快でさ。
776 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:54:19.41 ID:Zg00ieXt0
星さんの小説で大きな穴にゴミを捨てる話よかったよ。
「おーい でてこい」と若者が穴に向かって叫んでみたが、
そこからは何の反響もなかった。
ばちが当たるから止めとけと老人が止めたが、
若者は勢いよく石を投げ込んだ。
穴は何でも受け入れてくれた。
原発の廃棄物、機密書類、都会の汚物・・・
なんでも投げ入れた。穴は都会の汚れを洗い流してくれた。
ある日、建築中のビルの高い鉄骨の上で一仕事終えた
作業員が一休みしていると、どこからともなく
「おーい でてこい」と叫ぶ声を聞いた。
気のせいかな・・・。と、声のした方向から小さな小石が
彼をかすめ落ちていった。彼は気がつかなかった。
>769
自分が聞いたのだとOヘンリの名は出なかったぞ。
にかわの膠って膠原病と一緒なんだね。
>770
「カスガ」で検索すると出てくるよ。
昨年あたりに出てた筒井康隆ムックにも載ってた。
778 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:55:09.08 ID:uxryvRCv0
それより挿絵の人も評価されるべき
真鍋博とか深井国とか
779 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 17:56:05.08 ID:10yOAGlk0
>>1 >しかし、純文学と対極にあるとされる藤沢周平、山本周五郎、司馬遼太郎は不純なのだろうか。
>あるいは五木寛之、井上ひさし、もしくはユニークな仕事で名を成した星新一はどうだろう。
>
みんな評価されてると思うけどね。星新一なんて誰も到達できない偉業を成した。
星新一は小中学校くらいでにハマって
高校生くらいで子供っぽいと読むのをやめたが
大人になって改めて読むと子供の頃にはわからなかった
社会へのカリカチュアが見えて、また好きになった
>>768 通俗小説であるか否かはエリートが読むかどうかによって分けられるのであり、
エリートとは政財界の人間を指す。
大江健三郎が純文学扱いなのはエリートが読んでいたわけではないからおかしい。
つまり当時は逆転現象が起きていたのだ。
でしょ?
通俗;分かりやすく、世間一般の人々に受け入れられやすい様子。
つまり政財界は世間一般と乖離していると。これ以上の内容が
>>753に何かあるの?
そしてそのレスも753からも、そこはかとなく儒教臭がする。(もう一度書いてみる)
>>641 「村上春樹なんて単なるソフトポルノ」ってのは
「源氏物語がヤリチンの話」っていうくらい乱暴
>778
真鍋博いいよね!あと楢喜八も好きだ。
いまの時代で売るためには仕方ないけど、昔の味のあるカバー絵が
アイドル写真やら萌え絵に変えられるのは残念。
私小説以外の純文を読んでみたい。
>>781 だからお前マジで日本語できないんだな。
>>768に対する反論がそれって
キチガイレベルだぞ。早く病院にいけよ。
787 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:00:04.27 ID:S6T7mHku0
推理小説やSFが低く評価されていると
感じるのはどちらも胡散臭いものだという
固定観念から来るものだろう。
>>786 心配してくれてありがとう。でもどうせならきちんとした返事が欲しいなぁ。
789 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:02:44.93 ID:Sz0dj4Hn0
村上春樹なんて単なるソフトポルノ
>>777 にわかとにかわを混同しているのはマジなの?ネタなの?
>787
子供でも楽しめる=程度が低い、みたいな感覚もあるんじゃないかな。
星新一の「マイ国家」は覚えてる
何処かの親父が自分の家を独立国家として
訪問セールスを縛り上げて、スパイ罪で処刑すると迫るのだが・・・てな話
793 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:04:17.90 ID:vov/cPEkO
>>613 『名言随筆サラリーマン』 いつか刊行されたらいいな
持ってるけど
>>93 え?俺も最初そう思ったんだが。。
ネットのおかげで統合失調症の連中と知り合いになったせいかな。。
>>782 じゃあ、「カフカやオーウェルをタイトルに使って宣伝に使うこすい人」
夏目漱石が純文学っていうのもなんだかという気になるな。
大衆小説だよな。。。
恋愛小説読んでるより歴史小説やSF読んでる方がためになるな
ミステリは微妙
798 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:06:06.67 ID:fhUrkWkR0
>>791 このスレにも出てくるグレッグ・イーガンなんて、とても子供に理解できるような代物じゃないけどねw
SFもいろいろ、ミステリもいろいろ
799 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:06:12.07 ID:/lmgyBkI0
>>787 推理小説ならゲームでもやってたほうが時間つぶしになるんだもん。
その程度のの知的好奇心しか満たしてくれないし。
>>796 俺なんか乱歩読んでるだけでインテリ呼ばわりされたし
なんかおかしいよ最近
筒井康隆こそ真の純文学
ただし純粋な狂気だがな
>790
さすがにネタ、ってかニワカニカワって変換してたら気づいたから書いただけだよ…
マジ絡みしたって仕方が無いw
Oヘンリはあの葉っぱ話で感動系って認識があるけどほんとは黒い作家みたいね
803 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:06:50.33 ID:HE4x8pTC0
子供でも書ける=純文学
大人しか書けない=娯楽小説
>>788 いや、会話が成立してないから返事しようがないんだが
俺の743のレスが発端
↓
お前 文意を理解してないリプライレス
↓
俺 743程度の日本語読み下せないお前がこんなところで文学論語ってもしょうがない
↓
お前 743は文学論のつもりだったの?(←子の時点で日本語が理解できない池沼だということを露呈)
おもしろい本はいっぱいある。
アマゾンで検索して4星以上のを
図書館で借りて読むといいよ
806 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:07:26.16 ID:Lu4Q9pf/0
司馬史観が事実から逸脱しすぎ。妄想でよくもあそこまで広げられるな
807 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:07:58.75 ID:qFaFYNIC0
江戸中期の東北の小藩がくの一ばかりの忍者集団をかかえ、同藩出身の
浪人平四郎が赤穂浪士を陰ながら助ける物語。
貧乏な海坂藩が忍者組織をもってるなら、裕福な赤穂藩にも忍者がいて、刃傷
のあった年の内に、吉良邸を探って80人ほどで討ち入りするから、用心棒の
平四郎の助けは要らない。
ミステリはテーマ性とか新しい価値観が盛り込まれてたりが乏しいからな
>798
大人だって理解できなかったりするけどなw
例えば「ケータイ小説」って手法でいくら精神の高みに達したもん書いても
無視されるようなもんじゃないかな。
810 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:09:29.84 ID:jMD3gXvS0
宇能鴻一郎はもっと評価されてもいい
司馬遼太郎の
梟の城は、すごい。世界レベル。
812 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:10:27.09 ID:fhUrkWkR0
>>800 最近は乱歩も岩波文庫入りしてるからなw
>>802 とあるパン屋のご婦人が、みすぼらしい身なりをした若い男性客に淡い好意を寄せた
その男性は、いつも決まって一番安いパンを買って帰るんで、
おばさんは気をきかせてその安パンにこっそりバターを塗りこんであげた
きっと彼は喜ぶに違いないわとウキウキするおばさん
血色のよくなる薬とか飲んで色気づいたりしちゃって割と本気で恋する乙女モードに入った途端
「このクソババァ、よけいなことしくさりやがってちくしょうぬっころ」
想いを寄せる若者が怒り狂って店に来た
そのあと、彼の友人が申し訳なさそうに女主人に経緯を説明するの
「実はアイツ画家のタマゴで、安パンを消しゴムがわりに使ってたんだ。で、あなたはそのパンにバターを…」
おばちゃん、血色のよくなる薬ゴミ箱に捨てて、めでたしめでたし
みたいな話が好き。おーへんり。
>>806 にわかに限って、そういう知ったようなことを言うけど
史観なんてそもそも主観的なものだし、今の実証史学が
どれだけ客観的な視座を提供してきたかについては
否定的にみるしかないわけだが。
この辺はルカーチから理解しないと語れる問題じゃないよ
817 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:11:32.97 ID:HE4x8pTC0
SFも純SFは面白くないな。変に純文学ぶっちゃって。純文学と同じ運命をたどるだろ。
ミステリで多少なりとも学べたのは矢吹駆ものぐらいか
阿刀田高もショートショートを書いてたな。
糞つまらないただのゴミだったが。
星新一なんて今見てもおもしろいと呼べる作品など無い。
全作品読んだ俺ですら、ベスト3を上げろといわれても2つしかあげられないわ。
ちなみに『鍵』と『午後の恐竜』な。
>813,814
ひねくれてるよねwそういう話を教科書に載せりゃいいのにな
完全に同意できるなぁ。
>>804 三つ目以降は、君がこちらに返答は行わなかったということだから
意味ないよね。皮肉の応酬を挟んだだけ。やっぱり返事しないんだ。
>>781は「
>>743の文意を誤解している」んだね。そうとだけ受け取っておくよ。
>>820 ちなみにこのパン屋の話は、小学生んときポピーだったか宅配学習教材のオマケ冊子で読んだお
>>1 はぁ?
これを1970年代に主張したなら意味があるが、いまさら何を?
そんな「純文学なんて言ってる文学界」なんてもう風前の灯、すぐ消えるよ。
826 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:15:47.09 ID:OzCmS4vrO
星新一はなんだっけ、極初期の作品のそうあれだ、「エキストラ」って奴が凄かったな、うん。
827 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:16:57.40 ID:oA0Ya25A0
>>7 本当に好きな人にとっては現時点でも足りないんだろ
そんなもんだ
基本的に外人にも評価されるかというのが、わかれめじゃないのかな
司馬は日本人にはすごい受けるけど、外人はどうなんだろう。
星新一は世界的にもうけるでしょ
829 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:17:40.46 ID:fhUrkWkR0
>>820 こういうブラック系の話は日本では不真面目と見られる傾向が強いよね
日本の純文学に物足りなさを感じる理由の1つだ
830 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:17:47.42 ID:HE4x8pTC0
>>814 パン屑でもパン耳でもタダでもらえよ貧乏画家
主観的だからと事実から乖離していいことになるわけじゃない
物語の中に限定するならいざ知らず。
話の最後、指がほとんど無くなった婦人が出てくるのってダールだっけ。
Oヘンリはミステリも書いてて名探偵シャムロック・ジョーンズシリーズがある。
833 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:19:46.77 ID:5yYz89U90
しかし、ジャンルとしてはSFは確かに低俗なものだったんだよ。
[世界・文明・人間……のあり方をメタレベルから疑う高IQ向け思考実験小説]
もSFの一部ではあるんだけど、発行部数の大半を占めるのは、
[架空の世界・架空のアイテムを使ったエロス&バイオレンス小説]なわけで。
現代の用語法だと、後者はライトノベルと呼ばれSFに入れられないけど、
そういう用語で分類するなら、昭和時代のSFというのは、
現代で言うSFよりもライトノベルに近い概念だったわけ。
834 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:20:20.02 ID:5ilFb4Mb0
ぼっこちゃん ナツカシス
>>830 パンの白い部分が消しゴムに適してるそうだよ
オレの思ったとおり星新一の話題で埋め尽くされているな。
親父さんを書いた小説は面白かったよ、昔も今と同じ利権を喰い争っているのがわかってさ。
>>65 『生活維持省』も、“寿命・人口を人の手でコントロールして社会を維持する世界”
を描いているように見せて、“実は公務員の本来在るべき姿勢”を描いた作品と思ってます
(そういう意味で『イキガミは生活維持省のパクリ』という見方は的外れと思う)
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/08(火) 18:22:09.44 ID:YE8MAGRM0
小学生の頃から星新一大好きだった
最近の子達が読んでも面白いと思う
>824
なんて小学生に役に立つ教材w
自分が取ってたのにはますむらひろしのファンタジー漫画が載ってたな。
>829
不真面目で、程度が低いってなっちゃうんだろうね。
ブラックユーモアは扱うのが難しい。
840 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:25:52.20 ID:qFaFYNIC0
>>595 海音寺潮五郎は司馬を評価するが、池波正太郎を酷評するんだよね。
司馬は両者とも親しいから困ったろう。
海音寺にとって低学歴の池波が歴史資料を勝手な解釈をしてると思ったのかねぇ。
池波自身も「同じ史料を採用しても私は学者たちと正反対の解釈を説明できる」
と云ってる。
海音寺も後輩の池波にじゃなく、先輩の初代国民的作家の吉川英治に云ってから
にしろよな。
>>839 ブラックジョークは教養がないと楽しめないってエゲレス人がゆってた
842 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:28:02.28 ID:YTzByamy0
>>814 こういうのが面白いってガキは基本的に育ちがいいんだろ多分
843 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:30:12.26 ID:YTzByamy0
リアルでブラックなことが多いと目から鱗でも何でもない
>841
アメジョとブラックユーモアの違いがわからなくなることがある
弟が生まれたのはいいけどママのおっぱい占領されたんで怒った子供が
おっぱいに毒を塗ったら翌日となりのおっさんが死んでた、みたいな話。
>>841 モンティ・パイソンとかか
全ての精子は神聖なりとか歴史・文化背景聞いて初めて意味分かったもんなぁ
846 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:33:06.28 ID:fhUrkWkR0
>>833 シオドア・スタージョンって作家の受け売りになるけど
普通は高レベルの作品がそのジャンルの代表格として取り上げられる
でもSFではなぜか底辺の作品がSFの代表格として取り上げられるw
高レベルの作品は少なく、底辺の作品が多いのはどのジャンルも同じなのにこれはおかしいw
>>822 だから日本語理解できないバカであるとわざわざ吹聴して楽しいの?
848 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:34:03.12 ID:jECYYluZO
ここ昔のν速かと思った
>>844 www
基本的に下品でナンセンスだよねw
ブラックユーモアは
「無教養者を徹底的に見下し笑いの種にする品の無さをジョークで粉飾する傾向」
が突出してるようにおもふ、個人的に
>>844 面白いね。ブラックジョークっても最後はにやっとできないとだめだね。
パンの話はわらえないな。
昔、酒場で別々の国の男二人の客が論争の末に殴り合っていたのを、
バーテンダーが必死に止めて、「お客さん、ここでは平和論だけはやめてください」とかっての聞いたな
851 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:35:34.13 ID:46+k9fD00
阿刀田高の原作だったと思うのだが…高すぎる電気代の話は怖かったぞ!
852 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:36:59.62 ID:nHGA06seO
中島らもはもっと評価されてしかるべし
853 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:37:07.74 ID:vQfRLqUI0
星以外の2人は過大評価されすぎ
854 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:37:47.44 ID:1OVjLQlK0
純文学がどうたらとか気にしてるのは爺さん世代だけじゃないの
>849
それはまさにエゲレス的...やっぱタチ悪いなあw
するとOヘンリは適合するわ
尤もだがニュースではない
>>850 パンの話は、アイロニーにクスッとしたな〜
滑稽な皮肉っていうか。子供の頃はアイロニーとか言葉知らんから単純に
「世の中好意や善意があってもうまくいかんもんなんだなぁ」とか思う程度だったけどさ
政府の政策や意向にあった作家が高い評価を受けるのは当然だろ。
マスコミや官僚とコネ作る努力が足りないんだよ。
阿刀田氏のギリシャ神話の本はその…エロかった…
>>851 電線たどったら冷蔵庫が埋まっててってやつか
>850
確かパンの話は、おばちゃんに恋してる無神経さが出てて、
青年が駄目にした下絵はなんかすごいコンクールに出すための絵だったと思う。
なんかもっと笑えないな。
平和論のは知恵ものの話だね、一休さんみたい。
862 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:42:31.12 ID:fhUrkWkR0
>>859 阿刀田は何を題材に書いてもエロくなるよw
眉村たく さんの映画化したやつは、
原作どおりなの?
>>855 ただ、おーへんりの作品の根底には
「おバカでどうしようもない人間だけど、そんな人間が大好き」みたいな
温かみがあるよな気がするよ。ひねくれてても、どっか優しい。
2ちゃんねるの ぱすぽーと作成中2分待てというのは
たぶん検閲なんだろうな。
検閲ででなかった戦後の小説とかないのかな。
867 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:45:51.67 ID:alhJ43M60
筒井康隆も評価してやれよ
世界的な作家だぞ
直木賞は何回も落選したけど
藤沢周平、山本周五郎、司馬遼太郎、五木寛之、井上ひさし。
このラインナップって事は、五木さんもそろそろ
>864
そうなんだ?じゃうちにあるの読み直してみよう。ミステリ系の選集しかないが。
このスレ見てるといろいろ読みたいのが増えるな。
871 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:50:14.29 ID:1OVjLQlK0
阿刀田高と星新一は読んだことあるけど司馬遼太郎と五木寛之は読んだことないな。
872 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 18:52:24.43 ID:8bjMT1qPO
やたら台詞に、を多用する作家がいたけど誰だか思い出せない
得体のしれない役者の本じゃないと読む気がしないし
>>869 「最後の一葉」もいいけと、2ちゃんでおなじみ「賢者の贈り物」とか
愚直とも呼べるまっすぐでひたむきな愛情もちゃんと分かってる人だと思う
ただ、そいつがいつもうまくいくとも限らんぜΨ(`∀´)Ψ と黒い部分を出してしまったのが
パン屋のあれとかアイキイの惚れ薬とか・・・
筒井康隆編集の「異形の白昼」に入ってた
曾野綾子の「長い暗い冬」の恐さがよくわからなかった
米の文学なら、映画になったものの原作と、映画になったような作品を書いた作家のものを選んで読むと
おおおおおおおお ぱちぱちと思うよ
>>871 結構珍しい人だね。
両者とも面白いから読んでみることをお勧めする。
879 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 19:02:17.94 ID:8bjMT1qPO
古事記や日本書紀から物語は始まる
開高健はもっと評価されるべし。
882 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 19:07:52.59 ID:5yYz89U90
http://www.e-freetext.net/mdstj.html 〈アイルランドにおける貧民の子女が、
その両親ならびに国家にとっての重荷となることを防止し、
かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案〉
ジョナサン スウィフトの この作品↑よりもブラックな文章はなかなか無い。
キリスト教徒であることを否認しないと処刑される国として、
〈ガリバー旅行記〉には日本が登場するのだが、
司祭でもあったスウィフトがそれを面白がる感覚というのも、
考えてみれば かなり黒い。
古くておもしろい小説ってあまりないところをみると、
死神の精度とかのような新しい作家のもののほうが、現代人には面白いとおもいます。
>874
賢者の贈り物、そういえば最近出た結婚式で牧師がそのストーリー使って説教してた。
「サプライズしないで先に確認しろよw」て思ってたけど見方変えないといかんな。
そういやオーヘンリーの原文が英語のテキストであったな。
以前出てきた星新一が日本語テキストになっているって話のように
わかりやすい英語なのだろう。
離婚まじかの夫婦が、互いに贈り物。
と解釈するといいとおもいます。
Oヘンリーは刑務所で作家にめざめたというのが
なんかたいへんな人生は、たいへんな作品を残すということだと・・・
星新一は、外国の名作の要約といえるものがおおいので、
外国にばかにされる原因だ。
886 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 19:13:36.61 ID:Rqp1bDHA0
あべこうぼうは?星も大好き、安部も大好き。
知らない世界に連れて行かれたと思ったら、自分ちだったみたいなあの感覚が大好き。
887 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 19:26:32.97 ID:QvsEmCJo0
星新一はいいねぇ.
小松左京はアイデアは凄いんだが,文章が残念.
筒井康隆は俺の中では完璧.
「愛のひだりがわ」とか読め.
筒井氏は予め筆が滑るところまで,計算してるぞ.
筒井の虚構船団
意味がまったくわからないが読みきってしまった
読みきってもまだよくわからない
読後感はデビルマンに似ている
評価されるべきと言ってる人は自分で言葉をつくして評価したらいいのになんで他人だのみなのさ
評価すべきといってる本人が良さを語れないのに他人が評価するはずないだろ
890 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 19:56:53.70 ID:fhUrkWkR0
>>883 >古くておもしろい小説ってあまりない
そんなことはない
ミステリなら現代の作品より1930年代の方が概して面白いし
SFなら50年代の作品が最高だよ
891 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 19:59:40.06 ID:dlF5FZVv0
ボッキちゃん
892 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:01:00.90 ID:E8Kw42+SO
若年時代に星新一を通らなかったやつの話は
総じてつまらないのは確か
つうか、純文学=私小説を異様にもてはやしてきたのは、日本の文壇にも
大きな責任がある。娯楽小説には、一瞥もくれてなかったろうに。
星新一が評価されなかった理由が良く分からない
・・・一話一話が短いから?
星新一はつまらんかった リーダースダイジェストみたいなもん
896 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:04:30.20 ID:fhUrkWkR0
海外では私小説的なものって評価低いんだよね
文学性の高いジャンルとは見なされていない
897 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:06:11.88 ID:ClslrMGb0
挙がってる人々は評価されてると思うがな
もっと、というならそうかも知れない
赤川次郎はもっと評価されるべき
>>896 高校のときの国語教師も私小説はもっともくだらないものと言ってたな
俺はこうだったああだったって面白くもなんともないと
899 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:11:00.40 ID:iQ+przIrO
思春期はじめに星から筒井へ移行というお決まりパターン
今でも主に読み返すのは筒井の方だな
900 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:13:54.49 ID:Y6zH6WehO
そんなことはどうでもいい。
まずは安部公房を評価するところから始めてみませんか、日本よ。
901 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:15:52.31 ID:y69IXW6d0
懐かしいなぁ
星新一に筒井康隆、
古本屋漁りにいこうかなぁ
漫画読むみたいに読めちゃうんだよね
902 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:15:54.97 ID:1OVjLQlK0
>>899 お決まりパターンなのか、それ。
俺は星新一からSF全般に進んだけど
筒井康隆は七瀬シリーズしか読んでないな。
阿刀田は本を読めてるつもりで読めてなかったり、
世間での評価を分かってるつもりで分かってなかったりすることが多い
星新一はともかく、司馬や五木は十分評価されてるだろ
純文学より低級だと思ってる奴なんか殆どいない
好きな作家を問われて星新一の名前は挙がらないが
星新一好き?と聞かれると即答で好きと答える
905 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:20:39.13 ID:v00Aa96VO
純文学はエロ
やれやれ射精した
906 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:21:15.65 ID:2+7QXoa40
高尚で芸術的なものと、娯楽的なものの違いだろ。
後者であるのが嫌なら前者に努力して進めばいいだけでしょ。
線引きをするなと言っても意味が無い。
線が引かれたから違いがあるのでなくて、内容の違いがあってジャンルになってる。
順序が誤っている。
907 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:22:18.04 ID:iCOSRqF40
芸術ってのは娯楽だと俺は解釈してるが・・?
908 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:23:35.97 ID:1OVjLQlK0
学生の頃に読んだな星新一。個人的には平井和正がよかった、小説は偏った人間
が書いた方が面白い。偏りすぎてあっちの世界にいってしまったが。
アーサー・コナン・ドイルもそうだったらしい。
芥川龍之介と志賀直哉の文体を極限まで昇華したのが星新一の文体。
人類に対する異様に冷めた視線が作品の隙間からちらちら見え隠れしてぞっとする。
つくづく恐ろしい人。
よく死なないで1000編以上書き続けたものだ。
夏目漱石と森鴎外と正岡子規は
東大文学部が無理して褒めてるだけ
912 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:29:06.24 ID:6XI84z2f0
>>731 ひでぇー話。
今だったらアグネスものだな。
>>900 ノーベル賞候補に何度かあがったんだよな。
しかしその後賞とったのはつまんね大江腱三郎という展開に。
914 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:30:48.75 ID:MEb24/SnO
小説などただの息抜き、娯楽である。
価値においてポンチ絵と変わりはない。
一編のボオドレエルよりも学生時代耽読した我妻民法団藤刑法刑事訴訟法兼子民事訴訟法三ヶ月民事訴訟法の方がどれほど自分の精神を事後的観点からして潤わせたことか。
文学などに現を抜かす時間があれば己の専門分野の書物を読みあさるよう若い人には助言したい。
重ねていう、文学とは逃避である、文学とは堕落である。
915 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:31:14.50 ID:buTv3IUK0
山本周五郎でさ、久々に戻って来た町で「昔ここに気だてのいい娘が
居たんだ、そいつにもう一度会いてえんだ」と酒場でクダ巻いていた男が
「その女はさっきから居るグデングデンの淫売だよ」と知らされて、
それでも「さあ、俺といっしょに暮らそう、もう苦労はさせねえ」と女を
引っ張っていく話があったっけ。純愛ていうか人間の業ていうかに泣いたの
憶えてるなあ。良いものは純文学とか大衆文学とか関係ないよね。
916 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:32:40.17 ID:1OVjLQlK0
>>773 うわあ、式貴士なつかしいw
エログロナンセンス全開のくせに、ぽろっと「Uターン病」とか「われてもすえに」とか
すげーリリカルな作品を入れてくるから油断ならんw
918 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:33:51.58 ID:FohiY9Cw0
五木寛之の推薦文。
「だが,上質な人間,となると,これはきわめてまれな存在ではあるまいか。
藤沢武夫さんは,この,きわめてまれな上質の,それも最上質の人間族の
長老のような人物だ。骨太でいながら粋で,稚気と含羞がほどよく
同居していて,本当は無口のくせに話好きで,醒めた目をもつ情熱家で,
少女の感受性を秘めた実業家で,等々,なんとも不思議な魅力の持ち主である。
経営人としての藤沢さんの真価は,私の理解を絶する。
しかし,小説や美術への批評眼の凄さには正直に脱帽せざるをえない。」
919 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:34:25.78 ID:aqJl75JyO
星新一は面白いし好きだけど
作家を聞かれてパッと出てこない
夏目だの太宰だの芥川だの出てくるのは
作家のキャラが強すぎるのと
取り上げられすぎなんだよね
こうして取り上げられるのはいいけど
イキガミの件みたいにはなってほしくないね
団鬼六には何かやらなきゃあいけないだろう。死ぬ前に。
921 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:38:50.88 ID:5yYz89U90
>>906 例えば石原慎太郎〈太陽の季節〉は内容的にはドキュン青春小説だが、
芥川賞受賞作だから、純文学として公認されていると言える。
あれが高尚な芸術と分類されることになる基準の意味を説明できる?
922 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:39:06.23 ID:sWc+t7V90
>>1 純粋なイメージの作品ってカテゴリーがあって、純粋ではない作品ってイメージのカテゴリーがあるのもいい。
でも、どうして不純な作品が、それだけで「大したことの無い作品」にされてしまうのか、その理由がまったく分からん。
おまえが純文学にコンプレックスを持っているだけの話だろ。
くだらんこと書いてないで仕事しろ。
923 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:39:49.63 ID:/UBjU/ooO
>>915 読みたくなった
タイトルなんとかわかんないかな?
あまり関係ないがNHKで「Jブンガク」という5分番組があって
外人教授ロバート・キャンベル氏の解説が素人にはわりかし面白い
925 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:40:58.28 ID:qFaFYNIC0
鴎外の舞姫のモデルは貧乏でなく祖父だかの遺産が入った俄か成金で、日本へ
鴎外を追ってきた船旅も一等船室の旅行で、帰国して結婚した後も裕福で、
家賃収入で暮らしてたと、今70代くらいの孫たちがNHK-BSで語ってた。
>>915 題名思い出したら書くよ
山本周五郎の一本筋の通った侍を描く短編もいいけど、悩みや苦しみから立ち上がる姿を描くのも深みがあるよね
927 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:42:57.18 ID:VnGCPjJu0
928 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:44:08.15 ID:2+7QXoa40
>>914 チベット侵攻で曼荼羅を蹴散らす中国軍将校が連想された。
実学に凝り固まるのも人格形成上問題があるだろう。
持つべき教養として芸術方面への造詣は尊重しなければならない。
この人エッセイ好きだな
作品は読んだことないけど
931 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:47:17.12 ID:buTv3IUK0
>>923忘れた。
タイトルだれか書いてくれないかと思ってかいたんだ。
932 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:49:21.76 ID:buTv3IUKO
司馬遼太郎かぁ…
入院して、待合室の本から入ったけど、燃えよ剣での芹沢 鴨なんかの人物表現が、新撰組血風録では「同じ作者のもの?」って位扱いが違ってたなぁ
>>930 「ものがたり風土記」だっけ、あちこち旅しながらその土地にまつわる
小説や伝説なんかを紹介する紀行エッセイが好きだった。
935 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:50:14.73 ID:XcL30rce0
今のペンクラブ会長って阿刀田高なんだ。
星新一は確かにもっと評価されるべき
日本におけるショートショートというジャンルの先駆者だし
初期から中期にかけての作品は本当に素晴らしい
初めて会った星新一は鏡の中の犬
939 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:51:43.94 ID:1OVjLQlK0
>>926>>931 タイトルわかったら教えてね。
俺さ、高校の時、図書室の司書の姉さんと付き合ってたんだよ。
その姉さんが「山本周五郎を読みなさい」ってよく言ってたんだよね。
だけど読んだことなくてさ。
司馬遼は自分の嫌いなキャラは扱い酷くするとか言う奴いるけど
これは違うと思うわ
但し坂の上の乃木の参謀の伊地知は除く
星新一が出てくるなら、彼が模範とした杉村楚人冠だろうに
結局なんだ、新聞の文芸時評で、純文学しかとりあげないのはおかしい、って
そういうことか。 でも新聞の文芸時評とか、いまどきどれだけの影響力が
あるのか。
944 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 20:57:13.64 ID:qFaFYNIC0
>>933 その本で戊辰戦争の初期に脱走した新撰組隊士が、いつの間にか復帰して戦争
末期に戦死してたりする。
大久保利通の性格も本によってかなり違う。
>>923 「ぼろと釵」か「夜の蝶」かな?新潮文庫の「松風の門」に入ってると思う。
五木寛之の小説って、なんか文化人的気取りがあってあんまり好きじゃないが、青春の門だけは面白い。
>>945 ありがとう!
タイトル的には後者かな。
読むよー。
948 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 21:02:46.43 ID:ssg87ufzO
誰に向かって評価しろ て言ってるの?
賞の審査員?
一般読者?
芸術 文学…好き嫌いがあるからなぁ
星新一 「ある夜の物語」というタイトルだったかな。
あるクリスマスの夜、真面目で優しいだけがとりえの青年が寂しいクリスマスをひとり
過ごしていた。そこに、本物のサンタクロースが現れ、「どんな願いでも叶えてあげよう」
と言った。
相手が、本当に本物のサンタクロースであることを知った青年は、願いについて、悩みに
悩んだ末に「どんな願いでもというなら、いくらでもあります。ですが、僕にその資格が
あるかどうか分かりません。叶えてもらったとしても、後悔しそうな気がします。
この町には、長年病気で苦しんでる女の子がいます。その子のもとへ行って、願いを
叶えてやってもらえませんか?僕から言われて行ったというのは、言わないで下さい」
サンタクロースは青年の頼みのとおり、女の子のもとに行くが……。
講談社青い鳥文庫の星新一ショート・ショート集「おーい、でてこーい」に収録されていた。
>>948 星雲賞みたく、ファン投票で決める賞があればいいのにね。
時代小説のファンもSF大会みたいの、やればいいのに。当然、参加者は全員コスプレ。
951 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 21:12:18.26 ID:A8c69Yzn0
952 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 21:14:27.35 ID:jj09AgJrO
司馬遼太郎は過大評価されてる気がするがなぁ
2ch的には
司馬過小評価
星過大評価
五木妥当
司馬は「国民作家」というのが、一般的な定評だったんだから、これ以上
高い評価しようがないんのでは?
955 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 21:21:37.85 ID:1OVjLQlK0
小松左京はもっと評価されるべき
956 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 21:23:43.25 ID:/lmgyBkI0
3月12日13:00〜14:00 NHK教育
TVシンポジウム 「司馬遼太郎が伝えた緒方洪庵の”無私”の精神」
〜NHK大阪ホール収録〜
これ?全国放送かな
>>955 2chじゃ評価高いと思うぞ。
インフルエンザネタのときの「復活の日」と、地震ネタのときの「日本沈没」しかないけどw
司馬はフィクションだときちんと認識した上で読まないとダメ
あれは史観ではない
959 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 21:29:24.44 ID:qFaFYNIC0
司馬さん子どもいなかったね、奥さん亡くなったら遺産はどうなるの、山路が
福田になれるチャンスはそう長くない。
960 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 21:30:18.37 ID:JTHQpunu0
仮面の告白のあとはなに読めばいい?
盗賊はだるすぎで飛ばした
軽佻浮薄たらざる乎、な惑いそ
などて夢に語るも空しきを
五木寛之だったと思うけど、
日本のイケてる若者らが北欧のどっかの世界青年大会みたいなもんに日本代表で参加して
でも日本ではイケてたはずが白人らに囲まれて萎縮していって
最終日のヌーディストパーティに思い切って参加したら周りの男根のでかさに意気消沈して
でも北欧ガールに「あなた可愛いわ…」って話しかけられて幸せ、みたいな話を読んだ記憶がある。
963 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 21:46:52.14 ID:1OVjLQlK0
>>957 その二つは読んだことないな。日本沈没は最近の映画で見たけど。
小松左京の短編SFが好きなんだよな。
俺的には純文学を読んでも一向に哲学的思索に繋がらないけど
小松左京を読んだときはめちゃくちゃ哲学的思索に耽りまくった。
964 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 21:51:39.45 ID:3wIsksJj0
司馬の歴史観が今の日本の歴史観だから、読んでおいて損はない
他の作家と影響力が違いすぎる、見識の広さは日本一だろうな
星新一は,お父さんのために文壇にはいったわけだし,星一ももっと評価されるべきだと思うなぁ.星製薬を一代で築いて,
賠償金にあえぐ第1次大戦後のドイツ復興を助けり,色々とすごい人だった.
967 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 21:53:53.16 ID:os0e0n9EO
俺は岬兄悟を支持する
>>777 亀でスマソ!発見しました「萌え絵虚航船団」、面白いもんが有るんですねえ。
じっくり酒の肴に読んで見ます。原作の場合この冒頭延々の「狂っている乗員の紹介」で
先が見えず撃沈されてましたw実際長いんですよね。
>>963 ああ、俺もすきだなあ。「くだんのはは」とか。人肉食ものの悪趣味ぶりもなかなか。
未来の男性が退化して、男性器だけになる話とか、無限にむけるらっきょうの話とか
紙をすべて溶かすウイルスの話とか。
970 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 21:58:37.46 ID:9rtFG2Xk0
筒井の「驚愕の曠野」読んだ人いる?
あれ凄くないか
>>962 俺も読んだ記憶ある。アンソロジーで。
「スオミのなんとか」みたいなタイトルじゃなかったかな?
志茂田景樹の、北欧もの短編も読んだこと思い出したわ。
>>811 片輪になった木猿のその後を案じてます。
十分評価されとる
>>970 読んだ。てか大好き。
このスレにも書いたけど漢字間違えちゃった。
あれはすごいな。
二度目だが、貴志祐介「ダークゾーン」読んだら、筒井康隆「九死虫」読んでほしい。
「ヨッパ谷への降下」とかと同じ短編集に入ってるよ。
975 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 22:07:02.59 ID:1OVjLQlK0
小松のホラー短編なら「保護鳥」もいい。
明治美化の捏造司馬
暇つぶしにもならないくだらない駄文の星
五木はしらないが、日本の活字離れの戦犯どもだろ
>968
おおー興味持たれたようでよかったです、私も初期撃沈派なのでこのサイトで救われました。
>971
そうそう「素晴らしきスオミの夏」とかそういう感じだ。ちょっと変わった雰囲気だなと思った。
ごめん、筒井の小説なんか読んだことないし、興味も無い^^;
>>902 七瀬は面白いね。
筒井氏の他作品では「魚濫観音記」とか「銀齢の果て」のような、
エロ・狂気ものも一読あれ。
石原慎太郎と田中康夫こそ評価されるべきだと思う。
「敵」で妻の幻を見るシーンとか「ヘル」で凍死する夫婦とか、
筒井康隆の昨今の中長編は一カ所泣かしどころがあるな。
>>982 それとプラス村上龍、あと庄司薫あたりか。
後の時代から見ると単なる風俗小説になってしまうんだけど
純文学の役割として、時代の感性を先取りして形にするというのはあるよな。
NOといえる日本、なんて低脳本を書いた石原w
まぁ他も似たりよったりか
司馬遼太郎、五木寛之、星新一はみんな評価されているだろう。
むしろ自分の評価のほうを心配したほうがいいんじゃないのか。
みんな筒井筒井って褒めそやすけど・・・
正直、筒井の作品で読んで良かったと思えたのは
唯野教授しかない。
あの狂騒的な笑いにはついて行けない。
つーか、向いていない。
うちにはなぜかボッコちゃんが2冊、ショートショートの広場1も2冊ある。
そういうひと結構いると思う。
>>987 大抵の人は筒井の小説なんか相手にしてないからね、読んでないっていうw
程度の低い連中が「褒めそや」しているだけ
990 :
魚濫観音記:2011/03/08(火) 22:28:48.42 ID:bURjIoKc0
>>979 わははw萌え絵でも読み進めるとあの締め付けられる感覚ですね。
しかし視覚的には追い易いです。人生で蔵書中唯一読了できなかった小説なので、
今回は喰らい付いてみます。
991 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 22:31:29.39 ID:N69LLBTw0
>>140 ロアルト・ダールみたいに
シンイチ・ホシ劇場が放送されてたかも。
>990
私もどうにか第三部まできております。お互いがんばりましょう。
自分の手元に阿刀田高のブラックユーモア紹介本があるけど
それに「黒いユーモアの名作」として
漱石の夢十夜第三夜、宮沢賢治の注文の多い料理店、中島敦の狐憑、カミュの誤解などが揚げてあった。
筒井がいつごろからかメタフィクションとか魔術的リアリズムに近づき始めたのは
文壇コンプレックスも関係あるんだろうけど、
正直ナンセンスだと思う。もともと当人のほうが器が大きかった。
994 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 22:44:05.04 ID:2KJIPrxT0
五木は元左翼で仏教を勉強して転向に成功
司馬は国民的作家で問題なし
星はほしは後の横綱
井上は世界平和をとなえながら身内に暴力で左の典型をみるのだが
あとうだしらね、筒井は天才だが大江を高く評価してたな
ノーベル賞をとったから迎合してたのか、いずれにしても
このスレで勉強させていただく
ついでに『青春の門』てどうなってるの?
995 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 22:45:24.90 ID:1OVjLQlK0
例えばニュー即+でも宇宙の話になるとやたら盛り上がるだろ?
科学的にはほとんどでたらめだけど。中二病かもしれないけど。
純文学を読んでも絶対そういうスケールのでかい
哲学的思索にはつながらないよな。
なんかせこい人生哲学だけだろ?
996 :
魚濫観音記:2011/03/08(火) 22:48:11.71 ID:bURjIoKc0
>>992 阿刀田高氏作はここ暫く遠ざかってたんですよね。
タイトルは失念しましたが、ポーリーでしたっけ、女性のパーツだけを、
呼び出すようなストーリー。ああいうシュールなイメージがあります。
>>976 あと「夜が明けたら」。逆にギャグ満載の「タイム・ジャック」。
>>995 ミレーが落穂ひろいしてるせこい農民を描いたように
純文学はせこい人生哲学を芸術として描いてるんだよ
>996
「ポーリー」それは初耳です。
ちょっと調べましたら星新一「かわいいポーリー」が出てきましたがこちらでしょうか?
>女性のパーツだけを、 呼び出す
ドラえもんに出てきた、身体を分裂させるトンカチ思い出しました。
例えば尻部分をトンカチでひっぱたくと尻だけ輪切りになってコロコロ転がってしまう道具です。
1000 :
名無しさん@十一周年:2011/03/08(火) 23:00:05.91 ID:h/2wKbo50
大衆歴史とは物語なり
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。