【政治】 「自民党政権当時と比べれば菅首相は、まだ控えめと言えそうだが」 〜庶民派首相、グルメざんまい? 夫人同伴も頻繁…朝日新聞

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1有明省吾 ◆BAKA1DJoEI @有明省吾ρ ★

菅直人首相が夜の会食場所として、最近、都内の高級料理店を利用することが目立っている。政治家との会合に伸子夫人が同席するケースも少なくない。

首相はこれまで、ことあるごとに「私はサラリーマン家庭に生まれた普通の庶民」とアピールしてきた。ただ、朝日新聞の首相動静を確認すると、
首相は年明け以降、3月2日までに計26回の夜会合があった。そのほとんどが、都心の高級ホテルにある料理店や料亭だ。

枝野幸男官房長官は3日午前の記者会見で、首相の会食費用の負担先を問われると「改めて確認して報告しますが、基本的には公費ではない」と説明。
夕方の会見で「確認したところ、公費は支出されていなかった」と語った。枝野氏が言う「公費」とは、首相官邸の予算支出ではなく、
首相の「ポケットマネー」から賄っているという意味合いのようだ。

高級店での会合が多くなることについて、官邸スタッフは「警備上の理由」をあげる。首相の外出には数多くのSPが張りつく。
客層の限られる高級店であれば警備がしやすいというわけだ。

歴代首相の夜の会食をめぐっては、自民党の小泉純一郎元首相が在任当時に記者団から「支払いは官房機密費から出しているのか」と問われて
「いや、関係ありません。公私の別ははっきりしないとね」と返答。麻生太郎元首相も在任中に高級ホテルのバーを時々訪れることを批判されるなど、
自民党政権時代から首相の高級店利用には疑問が持たれてきた。

自民党政権当時と比べれば菅首相は、まだ控えめと言えそうだが、「自民党の首相とそう変わらないのではないか」との見方もある。

また、会合には、首相の「指南役」ともいわれる伸子夫人も政治家らに交じって頻繁に登場。首相と寺田学、加藤公一両首相補佐官ら側近議員との会食のほか、
五十嵐敬喜・法政大教授ら首相ブレーンを招く際にも席につく。
最近では1日夜、東京・赤坂の料亭「口悦」で首相が馬淵澄夫・党広報委員長らと会食した際も同席した。 (>>2へ続く)

asahi.com 2011年3月4日9時31分
http://www.asahi.com/politics/update/0303/TKY201103030517.html