【政治】 民主党議員 「首相のクビのすげ替えで世論の支持が得られるかどうかは不安だ」

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1影の軍団ρ ★
民主党内で小沢一郎元代表支持グループや鳩山前首相グループの議員が「倒閣」に向けた動きを活発化させている。

2011年度予算案の衆院本会議採決を欠席し、「厳重注意」を言い渡された
渡辺義彦衆院議員は3日、国会内で記者団に「党運営に不満の議員はたくさんいる」と強調した。

元代表に近い山岡賢次副代表は、2011年度予算案の組み替えによる政権公約(マニフェスト)の
財源捻出などを検討する議員連盟を近く発足させる考えだ。菅政権に批判的な議員が集まるとみられる。

両院議員総会で菅首相に退陣要求を突きつける案も浮上している。

鳩山グループ幹部の平野博文元官房長官は1日、若手議員との会合で「両院議員総会でルールを変えて
代表を解任する方法はある。しかし、本会議で内閣不信任決議案に賛成すべきではない。衆院解散につながる」と語ったという。
実際、両院議員総会開催に必要な党所属国会議員3分の1の署名集めを始めようとの声も出ている。

比例選出衆院議員16人の会派離脱願提出、松木謙公前農林水産政務官の辞表提出、佐藤夕子衆院議員の
離党届提出が、いずれも木曜日だったことから、党内では「魔の木曜日」と冗談交じりに語られ始めた。

ただ、倒閣を目指す議員にも、「首相のクビのすげ替えで世論の支持が得られるかどうかは不安だ」
との声があり、こうした動きが強まるかどうかは不透明だ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110304-OYT1T00224.htm