>>161 >国民への福利厚生なら人口の少ない油田王国の圧勝。
その反面、オイルマネーに国民が依存しすぎて産業が育たないという、両刃の刃的な側面を産油国は持っているわけだけど、
一部の砂漠緑化に成功して、欧州からの観光客で賑わうリビアを作り上げたカダフィの手腕は讃えられるべきところを数多く持っているよ。
>では公平だったかと言うと、あの傭兵軍団の賃金をどう貯めたか考えてみれば分かる。
無血革命を行ったせいで、皮肉にもカダフィ体制に不満を持つ有力部族が温存されてしまった以上
これらの反乱に常に備えざるを得なかったことは致し方ないだろうね。
そもそもアラビアの部族国家と日本の事情を単純比較するほど愚かなことはないと思うよ。
また、王党派諸部族には当然配慮もしていて、有力東部部族から高級幹部(軍人・文官)に登用されることもかなり多いらしい。
>>159 いえいえ、ご丁寧にありがとうございます^^;
(
ttp://togetter.com/li/104873)はリビア事情を理解するひとつの手がかりになると思いますので、良かったらご覧になってみて下さい。
※1962年、在リビア米国大使館からケネディ大統領宛に秘密メモが届けられている。
〜石油による巨額な収入が見込まれているにもかかわらず、王族たちは、行き当たりばったりの大浪費と
公金横領に目がくらんで、たちまち現金不足に陥り、結局、我々のところに泣きついてくることになる(上記サイトより抜粋)