中国共産党機関紙の人民日報系ポータルサイト「人民網」はこのほど、「液晶テレビの爆発を防ぐための3つの方法」との文章を掲載した。
「注意その1」として、テレビを熱源の近くや湿った場所に置かないよう忠告。テレビ内部には高電圧の部分があり、出火する恐れが高まると説明した。
さらに、爆発物や燃えやすい物の近くにテレビを置くべきでないと紹介。スイッチ開閉時にテレビ内部で火花が発生する場合があるからという。
「注意その2」では、異臭や煙、機械内部に異常な光や出火が見られた場合には、テレビをすぐに修理すべきと忠告。
その際には、正規の部品で修理する業者を選ぶことが大切と紹介した。劣悪な部品を使って修理した場合、
テレビは爆発や炎上の「リスクを内蔵することになる」と強調した。
「注意その3」では、「雷雨の際にはコンセントを抜くように」などと忠告。落雷により送電線に高電圧が発生する場合があると説明した。
「長時間見ない場合にも、コンセントを抜く方がよい」と紹介し、「なぜなら、わが国の大多数の地域では電力供給が不安定で、
電源電圧の上下動がテレビ本来の設定を超えた場合、危険な現象が容易に発生するからだ」と、スイッチを入れていない時も、
テレビには爆発・炎上の可能性があると警告した。
その他の注意として、「ほこりを防ぐ目的でテレビを見ないときにはカバーをかける人がいるが、注意が必要」と紹介した。
テレビの使用中には内部で大量の熱が発生しており、切った直後にカバーをかけてのでは、温度が上昇して、
テレビによくない影響を与える場合があると説明し「できたら、テレビを切って20分程度はカバーをかけない方がよい」と忠告した。
文章は最後の部分で、「多くの企業家の頭にあるのは、安全性ではなくて利潤」と、中国の現状を批判。
「最後にツケが回されるのは善良な市民だ。心から、この文章をよく読んで、しっかりと覚えておくことを、
心からお勧めする」と訴えた。(編集担当:如月隼人)
ソース サーチナ 2月28日(月)15時16分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110228-00000084-scn-cn