【国際】カダフィ大佐は「ヒトラーのように自殺」…リビア前法相が予測

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148名無しさん@十一周年
>>130
カストロ兄弟が別々に居住している住居は、警備こそ厳重であるが、通常の住宅である。
旧ソ連・東欧諸国の指導者の贅沢とは比較すべくもない。
カストロ首相こそ数十年前に寄贈されたベンツを使用しているが、
他の党・政府高官は一般国民と同様、クーラーもないソ連車ラーダを使用している。
ラヘ官房長官は、日曜日など、子息といっしょに自転車で工場現場を視察に訪れる。
ロバイナ外相は外務省まで通常自転車通勤である。
ましてや某国のように、黒塗りのベンツが走ってきたら立ち止まって最敬礼をするように教育をされたりはしない。(中略)

 食料品についても同じことがいえる。大使館公邸に来る政治局員や閣僚に対して著者は
「失礼ですが、閣下のお宅では食料品をどこで購入されますか」と聞くことにしていた。
「一般の人たちと同じ場所で、配給手帳で買います。近所の人たちが証人です」との答えが返ってくる。】
(宮本信生『カストロ』1996、中公新書。氏は元駐キューバ大使)

 ふつう独裁者とは自分の私的な意志のために国民を犠牲にする者のことだが、
カストロは理想主義者ではあってもそういう意味の独裁者ではない。
かれは全国民の教育費無料、医療費無料という理想の1部を実現したが、米国の不当な経済制裁によって、豊かな理想的平等社会の実現ができないのを怒っている。