政府は、23日午後「国際緊急援助隊」を政府専用機で現地に派遣しますが、
22日、前原外務大臣が言及した被災者の家族を同乗させることは見送られました。
政府は23日朝、国際緊急援助隊およそ70人を政府専用機で派遣する方針を確認しました。
ところで、前原外務大臣は22日夜、政府専用機に被災者の家族を同乗させる考えを示しましたが、
防衛省など関係省庁と調整しないまま発言していたことがわかり、家族の同乗は見送られることになりました。
「政府専用機に乗っていただける方については、乗っていただくように領事局で手配をするという段取り」(前原誠司外相)
「聞いておりません」(北澤俊美防衛相)
前原氏の発言は、家族に期待感を抱かせることにもなり、外務省内からも「なぜ発言したのかわからない」と
戸惑いの声が聞かれます。一方、現地から日本人の被災者を政府専用機で輸送することは、
今後検討されるということです。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4657227.html