家電・IT製品の情報サイト「中関村在線」が設けた消費者向け製品のトラブルの紹介ページ「ZOL信訪弁」は23日、美菱公司製冷蔵庫の問題を紹介した。
使用者から20日に寄せられた、「修理を繰り返しても故障続き」との訴えに対応して論評し、過去の爆発事例などを紹介した。これまでに、
修理中に主要部品である圧縮機が爆発して、作業員が負傷したこともあるという。
ZOL信訪弁が取り上げた訴えによると、美菱公司製の冷蔵庫が故障し、修理を受けたが数日後にまた故障。改めて修理を以来したが2カ月後に再び故障した。
そのたびに修理費を取られたという。アフターサービス担当に抗議したところ、「前とは別の場所が故障した」、「ワケの分からないことを言うな」などと、
極めて野蛮な口調でののしられたという。
記事は、現行の規則によれば「修理後3カ月内に同一の個所が故障した場合には無料で再修理」と定められていると紹介。
また、別の個所の故障であるため修理費を請求できる場合であっても、アフターサービス担当者が消費者に対して「野蛮な態度」を示すようでは、
ブランドへの信頼を得られるはずはないと批判した。
ZOL信訪弁によると、美菱公司製の冷蔵庫のトラブルを訴える消費者が多いと紹介。「修理後にすぐ故障」との訴えも目立つという。
人身に危害が及ぶ事故の例としては、2009年9月21日に修理中の美菱公司製の冷蔵庫の圧縮機が爆発して作業員が顔などに負傷。
作業員は美菱公司などに損賠賠償を求めたが美菱側が拒絶したため、作業員は2010年7月、訴訟を起こした。
また、購入後半年の美菱製冷蔵庫が爆発した例もある。購入して届けられた製品を「据えつけてみたら、どうしても傾く」ために
交換を要求したところ「出荷時の検査に合格している。傾いていても実用面に問題はない」と拒否された例もあるという。
ソース サーチナ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110223-00000011-scn-cn (続)