【朝日新聞】論説主幹「民主党に甘いという批判も受けるが、政権を壊すためではなく、政治をどうすればいいかを考えることが重要だ」★2
社説
2007/7/31の朝日新聞(安倍政権)
首相の続投― 国民はあぜんとしている。
政治は結果責任だ。政治家は進退によって責任を明らかにする。今回、結果に対して潔く責任を負おうとしない指導者に国民は失望するだろう。
政策を展開するために欠かせない国民の信任を、首相はまだ一度も得ていない。
続投するというなら、できるだけ早く衆院の解散・総選挙で有権者の審判を受けるのが筋だ。
2010/7/12の朝日新聞 (菅政権)
日本では、「第二院」である参院選の敗北により首相が交代させられる事態がしばしば起こってきた。
よほどの惨敗ならやむを得ないとしても、短命政権が相次いだ大きな要因だ。
それは腰を据えた政策の遂行を妨げ、国際社会での存在感を著しく損なってきた。もう卒業すべきだろう。
そもそも参院選は「政権選択選挙」ではない