与謝野馨経済財政担当相は18日夜、BSフジの報道番組に出演し、
「マニフェスト(政権公約)通りやれというのは現実からの逃避だ。
要するに(現実的な見直しをせずに)楽な道を行こうということだ」と語り、
マニフェスト至上主義にこだわる民主党内の一部を批判した。
一方、社会保障と税の一体改革の関連では「どこの国でも給付をいじったとたんに
大衆の反乱がある。給付に切り込もうという話は恐れ多くてできない」と述べ、
財源確保の議論はしても給付の削減までは考えないとの姿勢を示した。
また、経済同友会が2017年度までに消費税を段階的に17%に引き上げ、
10%程度を税方式の基礎年金に充てる構想を打ち出していることについて
「(税率が)高過ぎるというか、企業としての責任から逃げている感じがする」と批判した。
*+*+ jiji.com 2011/02/19[00:40:34] +*+*
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011021900002