★自民、演説の手ほどき 学者招き会合 早期解散を意識か 谷垣氏演説は酷評も
・自民党の党改革委員会は18日午前、党本部で「歴代首相の言語力を診断する」
(研究社)などの著書がある言語学者の東照二立命館大教授を招き、選挙演説の
“手ほどき”を受けた。参加した議員は、早期の衆院解散・総選挙を意識してか
熱心に耳を傾けた。
東氏は、演説のポイントとして「聞き手の情緒の扉を開かなくてはいけない」と指摘。
先の衆院選の街頭演説を例に「数字やデータ、論理では聴衆はひかれない。
一生懸命話しているのは本人だけ。人は政策をもとに投票するという考えは
(政治家が陥りやすい)わなだ」と述べ、具体例やユーモアが必要だとアドバイスした。
良い演説として石破茂政調会長や小泉進次郎衆院議員らを挙げたが、谷垣禎一総裁に
ついては「一生懸命やっているが、(出身の)京都の言葉も使わず人間味がない」と
評価は低かった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110218/stt11021811040008-n1.htm