【東川】戦時下の朝鮮人強制動員を調べている町民有志の「江卸(えおろし)発電所・
忠別川遊水池 朝鮮人強制連行・動員の歴史を掘る会」の5人が16日、東川町内の
遊水池建設に動員された生存者を調査するため旭川空港から韓国に出発した。
同日はソウルに泊まり、強制動員を調査する韓国政府の委員会と合流。17日に釜山市、
18日に蔚山市でそれぞれ90歳の男性2人に聞き取りを行う。
掘る会の近藤伸生代表は出発前、今回会う2人を東川に招待する計画を明かした。
了承を得られれば夏前にも報告集会を開き、強制動員の実態を語ってもらう。
また、2人が建設に携わった遊水池が今も稲作など農業に貢献している様子も見てもらうという。
近藤代表は「遊水池の現場で死者が出たことが確認されれば慰霊祭も計画したい。
将来は現場に案内板を立てて、生の歴史観光にもつなげたい」などと語った。
ソース:
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/273429.html