鹿児島県阿久根市議会は16日の臨時議会で、竹原信一前市長が議会を招集せずに専決処分した
議員報酬の日当制を月額制に戻す条例案を、8対7の賛成多数で可決した。
議員報酬の日当制は昨年7月に導入され、本会議や委員会に出席した際に1日1万円を支給した。
月額制では月に議長が37万1千円、一般議員が26万3千円となる。西平良将市長は、提案した
理由を「日当制が悪いとは思わないが、不適切な専決処分は一度白紙に戻してから議論し直すべきだ」
と説明した。
4割減となっている市長と副市長の給与をそれぞれ2割減、1割減に緩和する条例案や、県の
地域政策課長補佐を副市長に起用する人事案も賛成多数で可決した。
▽産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110216/lcl11021617410002-n1.htm