【社会】岩手県、自殺率全国ワーストに…県が対策本部設置

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1ウワサの刑事利家とマツφ ★:2011/02/11(金) 04:50:33 ID:???0
県は2011年度、自殺の総合対策本部を設置し、自殺防止対策を強化する方針だ。
本県の自殺死亡率は全国でも上位にあるが、10年の厚生労働省の統計では全国
ワーストになる可能性が高い。県は自殺対策を専門に担当する特命課長のポストを
新設し、一般医と精神科医の連携や自殺未遂者らハイリスク者の見守り態勢構築
などに全県で取り組む。

盛岡市内で9日開かれた県精神保健福祉審議会(会長・酒井明夫岩手医大神経
精神科学講座教授)で、県が11年度の対策を説明。千葉茂樹県保健福祉部長は
「本県の10年の自殺死亡率が全国ワーストになる可能性がある」と述べ、
取り組みを強化する考えを示した。

厚労省の統計によると09年の本県の自殺死亡率(人口10万人当たり)は34・4人。
秋田、青森両県に次いで全国で3番目に高い。だが、秋田、青森両県は10年に自殺者を
大幅に減らしており、今夏発表する統計で本県の自殺率が最も高くなる可能性があるという。

そのため県は11年度に知事を本部長とする対策本部を設置して庁内の連携を強化、
障がい保健福祉課に自殺対策の特命課長も配置する。

11年度当初予算案には自殺対策緊急強化事業費8100万円を計上。うつ病患者の
早期治療に向けて岩手中部保健医療圏で取り組んでいる一般医と精神科医の連携を
他地域にも広げたり、自殺未遂者や多重債務者らリスクが高い人を地域で見守る
ネットワークの構築などに力を入れる。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110210_7