郵便事業会社久里浜支店(神奈川県横須賀市)の20代の男性契約社員が、配達が
必要な郵便物約4000通を自宅などに放置していたことが10日、分かった。男性社員は
行方が分からなくなっており、神奈川県警浦賀署は郵便法違反の疑いで捜査している。
同署によると、郵便物は横須賀市内の男性社員宅や車の中に放置されていたという。
破ったり、焼いたりした形跡はなかった。昨年10月下旬ごろからの郵便物が残っていたという。
男性社員は今年1月中旬ごろから行方が分からなくなり、同24日に同社社員が浦賀署に
相談した。同署は郵便物を押収して同社に還付したという。
同社南関東支社によると、1通ずつ差出人や受取人を確認し、謝罪しているという。同社は
「隠匿の疑いはあったが、警察が捜査しており、回答は控えさせていただく」としている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110210/crm11021014000024-n1.htm