PTA積立金171万円流用で私的ゲームや日用品購入、教頭を懲戒免 大阪
大阪市教委は10日、PTA会計の積立金約171万円を私的に流用したとして、
市立塚本小学校(淀川区)の遠藤徹教頭(50)を懲戒免職処分にした。
教職員に配る菓子の購入費などに充てており、「教職員の機嫌を取りたかった」と話しているという。
市教委によると、遠藤教頭は前任の市立茨田東小学校(鶴見区)で教頭をしていた
平成20年2月〜22年1月、PTA会員から集めた積立金を入金しなかったり、
積立金会計の通帳から無断で引き出したりしていた。
教諭や給食調理員らに配る菓子の購入や飲食代をおごる費用などに充てたほか、
自分用にゲームソフトなどの玩具(がんぐ)やシャンプーなどの日用品の購入に使ったという。
積立金以外のPTA会計にも、目的外使用が疑われる不適正な会計処理が判明しており、市教委が調査を進めている。
22年12月にPTA会長が「積立金の通帳が所在不明のようだ」と学校側に相談し、発覚した。
産経新聞 2011.2.10 11:54
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110210/crm11021011550011-n1.htm