【選挙】 「統一選挙への影響はない」 予想された結果として、愛知県民、名古屋市民の下した判断に岐阜県内の政党関係者は冷静な受け止め

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1うしうしタイフーンφ ★
 
★大村・愛知県知事誕生で古田知事「中京都構想」に関心 「冷静な」県内各党

 愛知の県知事選で、民主、自民の2大政党の支援を受けずに戦った前衆院議員の大村秀章氏が初当選を果たした。
名古屋市長選で再選した河村たかし氏とタッグを組む大村氏だけに、これまでの県政が大きく変わる可能性がある。
「『中京都構想』など、隣県として関心が高い公約もあり、どう実行していくのか率直に意見交換をしていきたい」
(古田肇知事)との声が上がる一方、両選挙で敗北した民主、自民、共産を中心に県内の政党組織は、
4月の統一選に向けて選挙戦術の再点検を迫られそうだ。

 「愛知県民、名古屋市民の下した判断を冷静に受け止める。この結果がどのように影響するのか見極めたい」と古田知事。
河村氏が負担金拒否を表明している徳山ダム(揖斐川町)の水を愛知県と名古屋市に流す木曽川水系連絡導水路問題について、
「万が一、大村氏が同様に負担金を拒否した場合、岐阜も追加の負担はしない」とけん制した。

 岐阜市の細江茂光市長は、「これからの地方行政は広域的な観点に立った政策を進めていかなければならない。
その意味で(中京都構想について)岐阜市としても注目していきたい」とした上で、
既存政党の支援を前面に押し出した候補者が票を伸ばせなかった結果について
「地方選挙というのは政党より、その候補者の政策で選ぶということが定着してきたと感じる」と分析した。

 多治見市の古川雅典市長は「市民の手による地方自治の変化が起こった選挙」と感想を述べた。
各務原市の森真市長は、選挙結果について「多様性を認める時代が来た。
組織に強要されず、個人の考えが重視されるようになった。圧倒的な勝利で再選したのだからこそ、
今後は市議会に対し、腰を低くして、政策を実行していくことが責務では」と語った。(続く)

讀賣新聞 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20110207-OYT8T00093.htm

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