★「菅政権は持たない」 鳩山、亀井、森氏が一致
民主党の鳩山由紀夫前首相と国民新党の亀井静香代表、自民党の森喜朗元首相が1月下旬に会談した際、
ねじれ国会で2011年度予算関連法案成立のめどが立たないため「菅政権は長くは持たない」との認識で一致
していたことが分かった。関係者が5日、明らかにした。
予算関連法案の成否をめぐり菅直人首相の政権運営が行き詰まる「3月危機」説や、事態打開へ首相が
衆院解散に踏み切る可能性が取りざたされているだけに、与野党有力者による政局分析は波紋を広げそうだ。
会談は亀井氏の呼び掛けで1月28日夜に都内の料亭で開かれた。亀井氏は公明党が政権への対決姿勢を
強めたことなどを根拠に3月以降、政権は立ち行かなくなると予測し、鳩山、森両氏もこの見方に同調した。
さらに亀井氏は強制起訴された小沢一郎民主党元代表について「政治力の低下は避けられない」と指摘した。
森氏も同様の認識を示した。
3者は「菅・小沢抜き政局」について意見交換。亀井氏は、小沢氏に近い鳩山氏に「影響力が低下する小沢氏に
付くのはやめて、若い政治家の指導に当たるべきだ」と働き掛け、党派を超えた「救国内閣」の実現を提案した。
鳩山氏は「それは難しい」とした。
2011/02/06 02:02 【共同通信】
▽ソース (47NEWS)
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020501000466.html