【国際】英誌エコノミストが菅首相を高く評価…消費税上げとＴＰＰ参加

当該記事の一つ
Naoto Kan is proposing the boldest reforms to Japan in decades
Japanese politics
Feb 3rd 2011 | from PRINT EDITION
http://www.economist.com/node/18070180
は2/5の日本語版に掲載される（た）ようだが↓
http://www.eis-world.com/template/eiscolum/yokoku/yokoku110205.html

ちょい簡略に訳してみた：

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日本ﾔﾊﾞｽの尺度の一つとして、力量のない政治家をトップに立てては
唾棄して叩き出し、次にまたよくわからんヤシを担ぎ上げる、というシステムがある。
昨年６月までの４代の首相はいずれもその類で短命だった。
ナオトカンもこの鋳型でポンとつくられたようで、着任後ほとんど何もせず、
メディアも対抗勢力も、民主党ですら大半が、引きずり降ろそうと躍起になっている。

だが歴史のゴミ箱に同じように葬られようとしたそのとき、ﾅｵﾄｶﾝは過去20年で
最もラジカルな政策を出してきた。2001〜2006年に首相を務め、外野を黙らせ
頂点で引退したｼﾞｭﾝｲﾁﾛｰｺｲｽﾞﾐですら、これほど大胆な試みは企てていない。

その政策案はほとんど無謀といえるほど挑戦的であり（別記事）、社会保障制度の
改革と、財政安定化のための消費税率の引き上げを企図する。
既に問題山積の経済情勢をさらに悪化させるという批判もあるが、重要な点は、
これが財政の強化と経済の活性化を目的とすることだ。Mr.ｶﾝは米国を含めた
ラジカルな自由貿易領域であるところのTPPに日本を参加させようとしている。
これは農業団体の反対を退け、世界的にも最も保護されているコメを自由化する
ことも意味する。米国との関係改善策の一環である。このような国際的なビジョンを
明言するのはMr.ｺｲｽﾞﾐ以来であり、興隆している中国への対応でもある。

（続き）
そろばん勘定が合っていることも日本の政策としては斬新だ。
しかし母体の民主党は労働組合がバックにあり、内部には反対の声も強い。
対抗する自民党も現政府の打倒を狙う。今春の予算案を通過させることが
できれば、Mr.ｶﾝもその政策案も、歴史に残ることになるだろう。

Mr.ｶﾝは懸命な政治家だが話し下手で、Mr.ｺｲｽﾞﾐの派手さはない。
だが彼は一枚のカードを持っている。
それは従来の政治に対する国民の不満だ。

政治家の支援が得られなければ、Mr.ｺｲｽﾞﾐと同様に、
農業の過保護にうんざりしている都会の市民に訴えることだ。
現時点では大衆は判断を決めていない。
世論調査によれば、自由貿易にも消費税にも複雑な思いが現れている。
しかしﾌﾞﾁﾞﾈｽﾒﾝやﾖﾐｳﾘｼﾝﾌﾞﾝなどの新聞は当初示した敵意を抑えて
支持に回っており、自民党の反対も、詰まるところ自民党には
２つの建設的な案を摺り合わせできないことを示すだけだろう。

Mr.ｶﾝは自らの職と党の命運を賭した抜き打ち選挙の実施が
必要になるかも知れない。
有権者は現状以上の国際協定には乗り気ではなかろう。
しかし改革案は無謀ではなく確信に基づくものであることを示すため、
Mr.ｶﾝは勇気をもってリーダーシップを発揮すべきだ。
これに成功すれば、Mr.ｶﾝは、日本は、あるコメントにあるところの
「風防を待つ一匹のハエ (a fly waiting for a windscreen)（注）」
などではないことを世界に示すことになる。

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（注）”a fly waiting for a windscreen”はピンと来なくてｽﾏｿ。
出典はこれか？↓
http://www.housepricecrash.co.uk/forum/index.php?showtopic=148690

Economistってｺﾞﾐｳﾘと提携してんのな。
確かにｺﾞﾐｳﾘの社説を読んでるようだｗ

んで、「高く評価」じゃなくて「煽り」だこれｗｗｗ

４月の首長選に向けてｶﾝと国民を煽れるだけ煽り、
結果がよければ国政も選挙に持ち込む。。。
という企み、つー単純な解釈でOK?

エコノミストほど役に立たん人種はいない