★10日に局長級安保協議=日米、共通戦略目標で本格議論へ
【ワシントン時事】日米両国は、外務・防衛担当局長らによる安全保障高級事務レベル
協議(SSC)を10日にワシントンで開く。日米同盟深化に向け、安全保障問題につ
いて幅広く議論する。日米関係筋が3日、明らかにした。
日米は今年1月、ワシントンで同盟深化に関する外務・防衛当局の審議官級協議を開
き、安保分野での日米協力の指針となる新たな「共通戦略目標」に関し意見交換した。
今春にも開かれる外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)での策
定に向け、局長級協議で本格的な議論を行う。
協議ではまた、米軍普天間飛行場移設問題のほか中国の動向や北朝鮮核問題、サイバ
ー攻撃への対処、核の拡大抑止などに関しても意見交換する。
SSCの開催は昨年2月以来。協議には日本側から、梅本和義外務省北米局長、高見
沢将林防衛省防衛政策局長、米側からはキャンベル国務次官補、グレグソン国防次官補
が出席する予定。
■ソース(時事通信)(2011/02/04-16:16)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011020400597