東証2部に上場していた制御機器メーカー「春日電機」
(旧本社・東京都三鷹市)をめぐる特別背任事件で、元社長の
篠原猛容疑者(53)が別会社の株でインサイダー取引をしていた
疑いがあるとして、東京地検立川支部が近く、金融商品取引法違反の
容疑で立件する方針を固めたことが1日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、篠原容疑者は平成18年8月ごろ、自らが
設立したソフトウエア開発会社「オックスホールディングス」(港区)が
損失を計上するとの内部情報を基に、公表前に同社などの株を売り抜け、
損失を回避した疑いがある。
さらに株価が下がった後に買い戻すなどして、1000万円近くの
利益を得ていたとされる。
篠原容疑者は11年に同社を設立、取引当時は社長を退任していた。
取引には篠原容疑者と知人名義の口座を使ったとみられる。
証券取引等監視委員会が昨年12月に自宅などの強制調査に
乗り出していた。
*+*+ 産経ニュース 2011/02/02[06:55:40] +*+*
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110202/crm11020202000002-n1.htm