【社会】「こんなドカ灰、生まれて初めて」続く降灰、煙る町 - 新燃岳噴火

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1 ◆SCHearTCPU @胸のときめきφ ★
宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳(しんもえだけ、1421メートル)は
29日も噴煙を上げ、活発な噴火活動が続いている。福岡管区気象台などに
よると、同日午前6時40分ごろ、高さ約500メートルまで噴煙が
上がったことが確認された。それ以降、山は雲に覆われたが、火山性微動は
継続。気象台は降灰や噴石への注意を引き続き呼びかけている。

29日は冬型の気圧配置が強まり、上空の風も強くなる見込みで、
広範囲で降灰の恐れがある。山間部では雪も降る見通しで、気象台は
降り積もった火山灰や噴石による泥流や土石流への注意も呼びかけている。
新燃岳のふもとの宮崎県高原町では29日も降灰が続いた。積もった灰が
強い風で巻き上げられ、町じゅうが煙っている状態。この日午前、
視察に訪れた大畠章宏国土交通相は町役場の玄関前で日高光浩町長と
握手し、「少しも先が見えない状況がわかりました」と話した。

火口の南東にある同県都城市の一部では28日夜に降った雨で
道路に積もった灰が水分を含み、車による灰の巻き上げが和らいだが、
上空は一面、灰色に覆われていた。市中心部で衣料品店を営む
女性(57)は「こんなドカ灰は生まれて初めて。
大変なんてものじゃない」。早朝までは西の風が吹き、一時は
青空ものぞいたが、昼にかけて次第に北西の風に変化。風も
強まる見込みで、都城市はまた降灰に見舞われそうだ。

*+*+ asahi.com 2011/01/29[20:42:43] +*+*
http://www.asahi.com/national/update/0129/SEB201101290007.html