大阪の街をにおいで色分けする「OSAKAにおいかおりマップ」の作成に、
分析化学を学ぶ専門学校生が取り組んでいる。「焼き肉」「粉もん」「串カツ」など
大阪の代表的な8種類のにおいを基準臭に設定し、地域ごとにその強弱を科学的に分析。
においで街を“性格”分けする。今年秋の完成を目指しており、同校は
「においを生かした街づくりに結びつけたい」としている。
研究を進めているのは、食品や医薬品などの分析技術の担い手を育てる日本分析化学専門学校(大阪市北区)。
今年の創立30周年に合わせて昨年秋、マップ作りに着手した。
同校の学生や府内の高校生ら約1500人を対象に「大阪のにおい」をアンケートし、
回答の多かった、粉もん▽都会▽川▽排ガス▽焼き肉▽串カツ▽工場▽自然−の
8種類を基準臭に決定。道頓堀川(川)や、大阪を代表するお好み焼き店(粉もん)、
大阪城公園の梅林周辺(自然)などでサンプルを採取し、学生が実際ににおいをかいで基準サンプルを定めた。
地図の範囲は主に大阪市域で、今後は地図に盛り込む場所で空気を採取し、
そのにおいを基準臭の強弱で分析。数値をグラフ化し、地図に落とし込む。
グラフの形の相似により色分けするなどして、においの分布を視覚化する。
以下ソースやでしかし
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110127/bsd1101271337011-n1.htm