グリーは26日、中国でのモバイルコンテンツ展開の足掛かりとして、中国最大級のインターネットサービス企業である
騰訊控股有限公司(以下Tencent)と業務提携を締結したことを明らかにした。
これにより、昨年から公開している「GREE Platform for smartphone」と、Tencentの
「Tencent Wireless Services Division」の仕様を共通化。ローカライズも支援することで、
相互のSNS上でソーシャルアプリを展開できるようにする。
グリーは今回の件について「急成長する中国のモバイルサービスにおいて、
最も適したパートナー。弊社だけでなく、相互にメリットを享受できる」と語った。
10億ユーザーが利用するインスタントメッセンジャー「Tencent QQ」で知られる
Tencent(テンセント)とは、1998年11月に深センで設立された中国最大級の
インターネットサービス企業。ポータルサイトの「QQ.com」や「QQゲーム」、
億単位のユーザーを抱えるSNS「Qzone」などを運営している。
なお、2010年9月時点の中国のモバイルゲームユーザーは1億2,000万人超(易観国際社調べ)。
グリーは昨年から、新興国で携帯向けSNS「mig33」を展開する米Project Goth,Inc に対する
数億規模の資本提携を締結するなど、積極的な海外展開を推進。今後も国内外の有力な
パートナーとの連携により、中期目標である1億ユーザーの獲得を目指す。
ソースロワイヤル
http://www.venturenow.jp/news/2011/01/26/1635_009643.html