【国際】アメリカで中国語を学ぶ人が急増 「中国語は将来、“世界語”になる」の声も

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1月曜の朝φ ★
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110126/amr11012614440083-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110126/amr11012614440083-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110126/amr11012614440083-n3.htm

 中国の胡錦濤(こ・きんとう)国家主席(68)が先週、米国を訪問し、中国が米国と並ぶ
大国であることをアピールした。中国への関心の高まりを受け、米国では中国語を学ぶ
若者、子供たちが急増しているという。中国政府は中国語学習を補助しており、教育を
通じた中国の浸透を警戒する声もある。

 今月(1月)19日、米中首脳会談を前に、ホワイトハウス南庭で、バラク・オバマ米
大統領(49)が主催する胡主席の歓迎式典が開かれた。ワシントンのチャータースクール、
ユーイン小学校・幼稚園のウェブサイトには、「式典にはわが校から21人の児童が参加
しました」と記されている。

 「チャータースクール」は保護者や地域住民らが自ら学校の特色を決め、認可を受けて
公的資金で運営する学校で、ユーイン小の最大の特色は、授業の半分が中国語で行わ
れることだ。

 歓迎式典では、胡主席とオバマ大統領が一般参加者らのもとに駆けより、握手を交わす
場面があった。米国のちびっ子たちに中国語で声を掛けられた胡主席はなごんだに違い
ない。

小学校で集中教育

 米公共ラジオ(NPR)によると、ユーイン小は、事務長のメアリー・シャフナーさんら
保護者が3年前に創設した。ユーインは漢字では「育英」。4歳児から小3までの240人が
学んでいる。半数は黒人(アフリカ系)、4分の1が白人、あとはアジア系が多い。ある日の
授業はすべて英語、次の日はすべて中国語で行う。英語のABCと並行して、中国語の
漢字を教えるのである。

つづく