【福岡】「お仕置き」 5歳女児を洗濯機に入れて回したり、目と口に粘着テープを貼って手足を縛るなどの虐待死、母親に懲役10年求刑

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福岡県久留米市で昨年6月、長女の萌音(もね)ちゃん(当時5歳)に虐待を重ねて死亡させたとして、傷害致死罪に問われた住所不定、
無職江頭順子被告(34)の裁判員裁判の公判が19日、福岡地裁であった。検察側は「子供の人格を無視した身勝手な犯行。
わずか5歳の命を奪った結果は極めて重大」として懲役10年を求刑し、結審した。判決は21日。

検察側は論告で「萌音ちゃんは頼るべき存在の母親から、長期間にわたって虐待を受け続けた。
思うように育たないとの理由で行った暴行を『しつけ』と称しているが、単なる虐待にすぎない」と主張した。

弁護側は弁論で「被告は起訴事実を全面的に認めて反省している」とし、
江頭被告は最終意見陳述で「申し訳ない気持ちでいっぱいです」と涙ながらに謝罪した。

ソース(2011年1月20日 読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110120-OYS1T00169.htm

5歳長女虐待死、母認める=6キロ背負わせ縛る−福岡地裁

 長女=当時(5)=に水入りボトルが入った重さ約6.8キロのリュックサックを背負わせた上、
棚に縛り付ける虐待を加え死なせたなどとして、
傷害致死罪に問われた無職江頭順子被告(34)の裁判員裁判の初公判が17日、
福岡地裁(野島秀夫裁判長)であり、被告は起訴内容を認めた。

冒頭陳述で検察側は、長女の発達に不安を感じた江頭被告が離婚後、3歳ごろからしつけと称してたたくようになり、
洗濯機に入れて回したり、「お仕置き」として水などが入ったバケツを数時間持たせたりするなど、
次第にエスカレートさせた経過を説明した。

弁護側は「育児について相談していた友人の言動に影響された」と主張した。

起訴状によると、江頭被告は昨年6月、福岡県久留米市内の当時の自宅で、
長女に水入りペットボトルなどを入れたリュックサック2個とバケツを持たせた上、
両手首などを棚に縛り付け、目や口に粘着テープを張るなどして放置。
苦しんだ長女は体を棚に打ち付けるなどして、心臓挫傷で死亡したとされる。(2011/01/17-19:52)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011011700800