★現場運転社員が出廷「ブレーキ遅れで脱線」
JR福知山線脱線事故で、事故防止のための自動列車停止装置(ATS)設置を怠っ
たとして、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長、山崎正夫被告(67)の
第4回公判が20日、神戸地裁(岡田信裁判長)で開かれた。
現場カーブの運転経験があり、運転士の乗務指導を担当したJR西の男性社員が証人
として出廷、検察官の尋問に「カーブ手前のブレーキをかけるポイントが遅くなると最
悪の場合、脱線事故になるかもしれないと思っていた」と証言した。
社員は検察側、弁護側の双方が証人申請。まず検察側の尋問が行われ、「ブレーキが
遅れると(現場付近の)マンションに突っ込んでしまうかもしれないためポイントを見
逃さないように見習運転士に指導していた」と説明した。
■ソース(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110120/trl11012012210035-n1.htm