【経済】資源にとぼしい日本がいつの間にか「資源大国」に=中国メディア

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【経済】資源にとぼしい日本がいつの間にか「資源大国」に=中国メディア

 中国網(チャイナネット)日本語版は10日、「国土が小さく、資源にとぼしい日本で、
資源大国と自称する報道が増えている」と報じた。以下は同記事より。

 最近、日本の最東端に位置する南鳥島が資源大国という夢に新たな翼を与えた。
南鳥島は太平洋に浮かぶ火山島で、東京から約2000キロメートル離れている。
日本経済新聞によると、石油、天然ガス、金属の採掘を行っている日本の企業が調査
したところ、南鳥島近海の鉱床にハイテク産業に欠かせないレアアース(希土類)や
マンガン、コバルト、ニッケル、プラチナ、ネオジムといった鉱物の埋蔵が確認されたのだ。

 調査と採掘を急ぐため、日本政府が事業を直轄し、2011年から政府予算案に組み入れる
とともに、6億6000万円の予算を追加し、商業開発を目的とした本格調査に乗り出す方針だ。

 南鳥島近海で見つかった鉱床は範囲が広いため、日本政府は近海資源の開発のほかに、
公海区域にある鉱区の開発権取得など長期計画も整えている。公海区域における国際的な
採掘ルールが2011年7月に決まる可能性があるため、日本は採掘権を申請する準備をすみ
やかに整え、中国や韓国など周辺国との排他的経済水域(EEZ)外での開発争いを有利に
進める方針だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110111-00000071-scn-bus_all