【政治】 横路衆院議長 自民党に円滑審議要請→自民党の逢沢国対委員長「いたずらに問責決議案を乱発するのはよいことではない」
★衆院議長 自民に円滑審議要請
横路衆議院議長は、自民党の逢沢国会対策委員長と会談し、
今月下旬に召集される通常国会での円滑な審議に協力を求めたのに対し、
逢沢氏は、問責決議が可決された仙谷官房長官らが辞任しなければ、
審議には応じられないという考えを伝えました。
会談は、横路衆議院議長の呼びかけで衆議院議長公邸で行われ、この中で、
横路議長は、今月下旬に召集される通常国会について、
「よい形で審議に入らなければ、国会としての責任を果たせない」と述べ、
円滑な審議に協力を求めました。
これに対して、逢沢国会対策委員長は「西岡参議院議長は、問責決議が可決された
仙谷官房長官らの辞任を求めている。衆参の議長の見解が異なるのであれば、混乱するのではないか。
仙谷長官らが辞任しなければ、審議には応じることはできない」と述べました。
このあと、逢沢氏は記者会見で、「いたずらに問責決議案を乱発するのはよいことではないが、
今後も、問責決議が可決された閣僚は辞めなければならないし、そうでなければ参議院における
議決の意義や効力が問われてしまう」と述べました。
また、逢沢氏は「国民の理解や共感が必要だが、政治状況がさらに大きく悪化すれば、
菅総理大臣への問責決議案の提出という政治決断もあり得る」と述べました。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110111/k10013332181000.html