遼寧省瀋陽市皇姑区で28日、信号待ちをしていたタクシーが突然爆発する事故が発生した。目撃者は、
「突然、ドーン!という音がしてその方向を見ると、タクシーのトランクが吹き飛び、
リヤガラスが粉々になっていた」と語った。遼寧新聞社が報じた。
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当時、タクシー内には運転手のほか、乗客が1人乗っていた。2人は爆発する直前に火に包まれた車から脱出したが、
服や髪の毛が燃え、やけどを負ったという。
目撃者は、「爆発直前に車が発火し、その後爆発した」と証言した。近くの車も爆発の影響でサイドガラスが割れ、
割れたガラスは3メートル先の歩道まで飛び散った。
爆発したタクシーは、LPガスとガソリンの2つを動力源とするタイプのタクシー車両で、事故の2カ月ほど前に中古で
購入した車両であることが分かっている。ガスタンクからは問題は見つかっておらず、ガス管に問題があったと見られる。
あるタクシー運転手は、「爆発したタイプの車両はメンテナンスしてくれる場所がなく、
メンテナンスなしで長く乗っていれば事故が起こるのは当然だ」と語った。(編集担当:畠山栄)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1230&f=national_1230_102.shtml