【民主党】小沢一郎元代表、私邸新年会の参加人数にヤキモキ 故田中角栄元首相のケースのようにはいかないと毎日新聞

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238名無しさん@十一周年
難しい面はあります。水谷建設がプールしていた裏金は十五億といわれていますが、
そのうちの一億をはたして、当時野党であった小沢に渡すのか。しかも胆沢ダムだけのために。
当時は自公政権であり、国家事業であるダム建設に、小沢がどれだけの影響力を持っていたのか
不明です。僕自身は、地元岩手のダムならば、国交省大臣より大きな力を有していた可能性も
あると思っていますが。
ただ、水谷建設の裏金資金をプールしていた口座から、該当時期に出金がなく、他の幹部は
まったく知らない。ここは追求できないでしょう。

そこで焦点は、資金の記載時期に移ります。土地売買に関し、不明瞭なお金のやり取りがあり、
実際のお金のやり取りがあった時期と、終始報告書に書かれていた時期がずれています。
これに関して、小沢サイドは、ただの期ズレだと主張しています。土地売買の場合、いつをもって、
取引の完了とするのか、明確な指針はありません。
お金を渡した時期が契約の完了ではなく、登記が終わった時点が契約の完了なので、
その時期に記載したという主張です。

マンションの購入にたとえるとわかりやすいですね。契約した日が期日なのか、ローンの決済が
おlりた日が期日なのか、受け渡し日が期日なのか。
どれを記載するべきなのか、政治資金収支報告書関連の法律にはいっさい、規程がありません。

検察審査会を経ての起訴なので、検察官はこの裁判に関わりません。弁護士が検察官役を
勤めます。そもそも検察は起訴を諦めていたわけです。したがって、一審で無罪判決が出れば、
検察は控訴しないでしょう。有罪判決が出れば、もちろん小沢は控訴します。

整理手続き後、裁判に入りますが、早ければ来年、遅くとも再来年には一審の判決が出ると
見られています。法学関係の人間で、有罪になると思っている人間は、ほとんどいません。
なにしろ素人の弁護士が検察官を勤めます。本職の検察官が諦めた事例を、彼らが有罪に
持ち込めるわけがない。それは素人がウィンブルドンで優勝するようなものです。
それで小沢復権かといえば、そう簡単ではありません。ちょうどそのころ、衆議院の任期が切れます。
総選挙です。民主党はもちろん、大敗するでしょう。小沢はすでに68歳。選挙時は70歳。
遅すぎますね。選挙も負けるし。