東京都の青少年健全育成条例案改正について断固反対の意思を表明します。改正案を推進してきた都議などによると、有害図書による青少年への悪影響をより少なくするためのものであり、「表現規制ではない」 と主張しているようです。
しかし、すでに一部の作家からは「編集側から自主規制を求められた」 という証言もでており、都側が意図しようとしまいとに関わらず改正案施行前から「表現規制」 は自主的に始まっているのです。
とくにこの問題は児童ポルノと関連付けて提起されることが多いのですが(都側の改正案説明ページでも児童ポルノとの関連について見解を示しています) 、実際のデータをみれば一目瞭然となっています。
創価学会の依頼を受けてアグネス・チャンなどが吹聴してまわっている児童ポルノ大国日本がデタラメであり、実際は日本の児童対象の性犯罪は激減しているだけではなく、児童ポルノサイトの件数も先進諸国でもっとも少ない数字になっています。
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ttp://ameblo.jp/doronpa01/entry-10289750279.html ) をご一読ください。
〜中略〜
東京だけではなく大阪でも同様の動きがでており、「子どものため」 という大義名分を掲げて憲法が保障する権利を規制・統制しようとしているのです。その中心にいるのが各地方議会の公明党議員であり、
アニメやマンガの規制は彼らの政治的野望のダシに使われているだけなのです。
この事実関係が分かっているからこそ、私は東京都の青少年健全育成条例改正に断固反対します。行き過ぎた描写に規制が必要であるとは思いますが、それは自主規制の範疇で行われるべきであり、
公権力が表現規制に介入することは憲法違反である以前に自由主義の精神を自ら放棄する所業に等しいものです。
100年先、否数十年先の禍根を断ち切るために断固反対の意思を示さなければなりません。
>>アニメやマンガへの規制断固反対を主張するデモ行進を来年1月中旬に予定しています。また、可能であればデモ前に今回の規制問題についてのパネルディスカッションを開けないか調整中です。
詳細は年明け以降に発表する予定ですが、日本のアニメ・マンガ文化を守るために一人でも多くの皆さまが参加されますことをお願い申し上げます。
ttp://ameblo.jp/doronpa01/ 在特会会長:桜井誠